「銀座能楽堂」
1973年竣工
雑誌「新建築、建築文化、近代建築」に掲載
場所:東京都中央区銀座6−5−15

 東京銀座のド真中。ビルの7、8階に建てられたこの能舞台は各流派に拘ることなく使用され”能”の普遍化に役立っている。
 交通の便、場所柄共に良く特に女性に人気があり、能を鑑賞してから食事というコースが定着したようである。
 総合舞台芸術として世界でも類を見ない能は室町時代、観阿弥、世阿弥によって集大成され、祭儀性と呪術性の二面性を持ち今日に至っている。

中原照雄(高12回)
 横浜国立大学卒業後、芸術院会員建築家大江宏に師事、日本建築の伝統空間の精神を学ぶ。
 1977年中原建築研究所を設立、現在に至る。
 伝統空間の精神を現在に生かしながら、環境との調和を考慮、
 建築全般、インテリア、店舗、造園、地域計画などのコンサルタント、企画、設計及び工事管理を業務とする。
 雅楽堂、住宅、集合住宅、店舗など、その他多数。
 銀座能楽堂は大江宏建築事務所にて担当。

 神奈川県津久井郡城山町町屋4−18−20
 TEL042(782)0266 FAX042(782)0275


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