飯田高校同窓会高森支部

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飯田高校同窓会高森支部総会

8月29日午後4時より下市田の積善会館にて飯田高校同窓会高森支部総会が開催されました。今回は高森町上市田出身で元県内小中学校の校長・信濃教育会主任を歴任された塩沢茂美さんによる講演会を、社会貢献一環として一般公開で行いました。出席者は40人程でした。演題は「戦後70年の記憶 ~ 生かされて生きる」で先生の昭和18年旧制飯田中学入学から予科練に入隊、終戦後飯田中学に復学、第1回飯田高校卒業後教員として県内で教育にたずさわった中で、大戦の惨禍を受け戦後の厳しい生活の中で懸命に生きている中国帰国子女の姿を伝えることが、そして又戦争の悲惨さ・あの戦いで命を失っていった仲間の悲しみを訴えていくことが、戦後70年を生かされ生きてきた者としての、せめてもの償いであり責務であると話された。戦争を経験したことの無い私達にとって、平和のありがたさを痛感させられました。

総会に入り山田支部長さんの挨拶、宮島八束同窓会長さんの挨拶、本会総会報告、支部事業報告、会計報告がありました。

役員改選では山田支部長さんが再選され、懸案となっていた役員担当地域が一部分化され、通知等連絡が楽になりました。総会の後懇親会に入り、和気あいあいの中で親睦がはかられ最後に校歌を大合唱し散会となりました。