9/29 に総委員会が開催されました。今回の当番委員は社会貢献委員会(下平薫委員長 高19回)。恒例のあかいし学游会共催の歴史探訪は、上郷の考古博物館見学でした。館長の市澤英利さん(高22回)が館内の説明に熱弁をふるいました!

先ずは博物館のシンボル野底山のヒノキです。館内の正面入り口を入った所に展示してあります。

昭和62年に、野底山の整備工事中 水路を掘っていて出て来た物。年輪年代法で調べた結果、紀元前317年から西暦93年に成長した弥生時代の物と分かりました。つまり弥生時代にこの地で山崩れか何かが起き、埋まったという事です。私は、たまたま以前その出土場所を見ていたので写真も載せておきます。埋まった状況がとても良く昔の姿そのままで出て来たので、今でもヒノキの香りがします。

次は石器群です。山本の遺跡から発掘された物で、日本最古級の石器。日本列島の人類の起源を物語る物かもしれないと熱弁。

日本に人が現れたのはいつか?定かにはなっていないが、4万年前頃と言われています。これ等の石器は3万年前の火山灰の下の地層から出ている。日本の人類史解明のカギと期待されている石器群との事です。(写真はクリックで拡大され、文字も読みやすくなります)

次は土器です。土器の出現で、人は初めて煮炊きが出来る様になったとの事。言われてみれば確かに^^

続いて道具の移り変わり。古代から現代までの道具が並べられています。

稲作、農耕社会の道具。こういう物をこう使った・・・と力説。

こちらは馬の化石。飯田下伊那では多く出ている様です。

隣の秀水美人画美術館も見学。

上郷出身の日本画家・浅井秀水さん(1919~2014)の美人画を展示しています。

数ある作品の中から、今は日本髪をテーマにした作品を展示しているとの事。各自思い思いに鑑賞。

生前使っていた絵の道具類も展示されています。

未だ行った事が無いという方は、一度訪問してみては如何でしょう!日頃の見学者は少ないとの事なので、ゆっくり見る事が出来ます。料金は考古博物館と美術館のセットで200円。詳細はこちら⇒ご利用案内

 

この後は会場を今宮半平に移し会議。社会貢献委員会の活動紹介、各委員会の活動報告が行われました。

続いて部屋を変え懇親会。副会長の坂巻道弘さん(高18回)がカンパ~イ!

この日の料理(一部です)

そして歓談。

懇親!

宴たけなわとなった処で、あかいし学游会長の中島正韶さん(高11回)の音頭で応援歌を数曲。

更に上着を脱いで、校歌~~1番・2番・4番~!

良く通る声で、振りもお見事でした。

最後は次回の当番委員会 ユリノキ会会長の神崎あさ子さん(高22回)が、一丁締め(関東一本締め)を!

19:30頃予定通り無事終了、お開きとなりました。

(9/29 撮 高18回 高田)