九州・山口支部 便り
- At 6月 09, 2019
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九州・山口支部は、六月八日令和ゆかりの地、太宰府市の九州国立博物館にて第十四回総会を開催しました。
当館主任研究員の小澤佳憲さん(高44)による解説付き展示見学という大変貴重な経験をすることができました。
例えば『弥生時代前期の文様付き弥生式土器は、遠賀川式土器と呼ばれ、九州から西日本に広く分布しています。その北限は長野県飯田市です。かつて飯田は西日本文化圏に属していたのです』。
『立像彫刻は、前面からだけではなく側面から見ることが大切』。特別展「京都大報恩寺」快慶の傑作、十大弟子立像の一つ、目揵連立像の側面に立つと、老人の腰つきが見事に表現されているのが判ります。
記念講演「文化財を守る―九博の紹介」、普段見ることができないバックヤード見学等、好天に恵まれて、素晴しいひと時でした。
当支部登録会員は現在六〇名です。山口県から沖縄県まで九県にわたって、様々な分野でわが飯高同窓生は八面六臂の活躍をしています。沖縄の水草ファーム店主、阿蘇山麓の農業従事者、名刹の管長、牧師、医師・歯科医、教師、そして会社員。
とりわけ大学では、名誉教授、現役の学長、教授と、赤石山脈に聳える高峰のように各地に飯高人脈を築いています。その一例を挙げれば、九州大学医学系大学院の教授陣に、何と現役が三名、飯高人口密度の高さを誇ります。まさに「精華を揚げん美をなさん」を地で行っています。
記 市澤安雄(高16)
九州支部総会が開催されました
- At 7月 05, 2016
- By dousoukaiadmin
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6月11日(土)九州支部総会を予定通り開催いたしました。
総会に先立ち、九州大学医学研究院・山田純さん(高53回)の案内で
「九州大学医学歴史館」の見学を行いました。明治36年、大学創立当時
建てられました解剖学教室を復元したもので、百有余年の医学部の歴史を
時代順に展示、世界的な研究業績や治療実績等をかいま見ることができました。
日進月歩の医学においても、歴史を知ることはまた意義深いことだと思いました。
そのあと千利休の記念碑、松尾芭蕉の墓などを訪れ、会場に向いました。
総会は、博多サンヒルズホテルにて、15時から、出席者10名で開催。
今年の記念講演は、微生物ゲノム解析の第一人者・九州大学医学研究院の
林 哲也さん(高29回)によって、「病原細菌の進化をゲノム解析から見る」という
興味深いテーマで行われました。病原菌O157などの具体例をひきながら、最先端研究の
一端を教えていただきました。そのあと懇親会にうつり、高校時代の話、近況報告など
和気藹々のうちに楽しいひと時を共有し、校歌合唱して無事総会を終了しました。
九州支部 市澤 安雄
第9回九州支部総会開催される6/21
- At 7月 01, 2014
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