郭公の鳴き声/季節の鳥/飯田子供祭り 他
- At 6月 30, 1998
- By admin
- In ふるさと情報便
0
郭公の鳴き声
私の家の近くに小さな森があり、毎年5月中旬になるとカッコウの声が聞かれる。朝の清澄な空気にマッチして心地好い。今年も、そろそろかなと心待ちしていたが、とうとう聞かれず終いになりそうだ。そういえば、庭のホトトギス(植物)に花芽のつく頃は、何処からともなく毛虫が現れていたずらをするが、今年はまだ一匹も姿を見せない。エルニーニョのせいだろうと友人は言うが…。
今朝の新聞は、貴重な動物の宝庫として知られる南米エクアドルのガラパゴス諸島に生息するガラパゴスペンギンが、エサの魚の不足で絶滅する可能性を報じている。
(原)
熱い夏になりそうです(人形劇カーニバル)
“リンゴ並木の街・いいだ”と共に、“人形劇の街”のキャッチフレーズもすっかり定着し、今や国内はもとより世界的にも注目され、多くの劇人とファンを集める夏のイベント“人形劇カーニバル”。今年は折しも20回目という大きな節目を迎え、世界人形劇カーニバルも同時開催されるので、今から準備に余念のないところ。真っ黒に肌を焦がした子供たちが、眼を輝かせて歓声を上げる熱い(暑い)夏が直ぐそこまでやってきている。
人形劇カーニバル’98飯田、1998世界人形劇フェスティバル飯田の詳細は次のHPを参照下さい。
http://www.valley.ne.jp/ibunka/puppet/top.html
(槙原)
季節の鳥
五月に入って、遠くの田んぼから蛙の声が聞こえてくるようになりました。
つい先日までは裏の竹やぶで鶯の鳴き声が聞こえていたのに。私の家は市街地のはずれなので、段丘下の松川の水辺や竹やぶをねぐらにする多くの鳥を観測できます。
(鴨・鷺・もず・雀・蝙蝠なども)
また数種の渡り鳥の休憩所もあるようです。
(鶯・燕・むく鳥など)
居ながらにして季節を感じられるのは、まだまだ田舎で良いですね。
(西尾)
高松祭にお出かけを
今年度の高松祭は7月11日(土)~7月12日(日)の一般公開を中心に、前後一週間弱かけて行われます。今年のテーマは「Taka Matu Revolution~高松革命~」と言うもので、生徒による高松祭大綱の中には「はっきり言おう。『高松祭は風化して来ている。』下品なネタだけが下卑た笑いを誘い、自由という盾に隠れて参加に背をむける。」という言葉が投げかけられています。深い問題意識を持つ生徒ほど、この時期大いに成長するのでしょう。どんな成果が出るか、是非お出かけ下さい。先輩としての叱咤激励をお願いします。
(位高)
飯田子供祭り
飯田動物園の下にある四季の広場で、子供祭りが行われた。好天に恵まれ、日頃できない遊びを体験することができた。竹の先にパン生地を巻き付けて、それを炭火で焼くコーナーでは、火に近づけ過ぎないようにしてじっくり焼くのがこつなのだが、子供にとってはそれが一番難しいらしい。焦がしては食べられないので、親もつい真剣になる。竹細工のコーナーでは、子供に竹鉄砲を作ってとせがまれた。ナタにノコギリ、切り出しナイフなど、小学校の工作以来、手にしたことのない道具を使い、指導員の方に教えを請いながら作り上げた。竹を割るときの感触、ノコギリを引くときの手ごたえが忘れられない。来年もまた行きたいと、子供よりも親が楽しみにしている。
(塩沢)
谷あいの学校/飯田の珍味/クラス旅行 他
- At 4月 30, 1998
- By admin
- In ふるさと情報便
0
パラリンピック
パラリンピックの観戦に志賀高原へ行った。会場はすでに4000人の観衆の熱気に包まれ、あちこちで子供や身障者たちが外国選手と交流している。
女子滑降競技を応援した。黒い影が急斜面を音を立てて降りてくると思うと、もう、片足の選手が目の前に立っている。全盲の選手は前を滑る伴走者の背中のスピーカーが頼りだ。途中で旗門に当たって転倒し、立ち上がれない。地元ボランティアの青年たちが駆け寄って抱き上げている。私は年のせいか、カメラのファインダーが何度も曇ってしまった。
(原)
谷あいの学校
飯田は文化程度の高いところと評され、地元人としては大変誇らしく思うことのひとつだが、事実書店の「郷土コーナー」を覗いても、数々の詩歌やエッセイ、郷土史、研究書などがその座を占めている。
そんな中に、昨秋発刊された井原留吉先生の”谷の賦”という写真・エッセイ集がある。
ここ飯田下伊那の39の分校を訪ねて綴られた書で、教育への熱い思いや伊那の谷への感慨がそこに溢れ、まさにずっしりと、手にそして心に重たい大作である。
谷あいのやがて消え入らんとしている小さな学校から、志を高く飯中、高松そして飯高へと進んでいった多く先輩や同窓の徒に思いを馳せながら拝読した。因みに、「谷の会」発行の同書は定価3,800円。
(槙原)
飯田の珍味
先日、久しぶりにいなごの佃煮を見ました。幼い頃、昆虫や雑草をよくおやつがわりに食べた事を思い出し、今手に入るのか(卸値で幾らくらいするのか)調べてみました。
(昆虫のみ)
・すずめ蜂の子(生) k 4,000
・赤蜂の子(生) k 6,000
・地蜂の子(生) k 8,000
・蜂の子(地蜂)の佃煮 k10,000
・いなごの佃煮 k 2,800
・ひび(かいこの幼虫の佃煮) k 1,050
・ざざ虫の佃煮 k23,000
・ごとう虫(かみきり虫の幼虫 生) 売っていません
注)
ひびは生糸の生産が無くなってきたので手に入り難くなってきました。
ざざ虫は注文でしてもなかなか入手し難い。
ごとう虫は成虫の減少と、薪が少ないのでめったにみかけません。
他地域では考えられない物を食べてたんですね。でも今では高級品です。
(西尾)
クラス旅行
飯田高校2年生の担任をしています。2年で行うクラス旅行で、3月24日~25日に大阪へ行ってきました。修学旅行ならぬ親睦旅行でした。実施するもしないも自由、もし実施するなら2年次で、ということしか決まっていないこの旅行。自分のときは確か「男だけのクラスで面白くない」とかいう(うわべの)理由で、実施されなかったと記憶しています。今は男女比も半々近く、我々や先輩のいた時期とは雰囲気もちがう面があると思います。
また高松祭などの折に是非お出かけ下さい。