中村久三君の講演会が開かれました

東証一部上場の株式会社「アルバック」の代表取締役会長、中村久三君(C組)の講演会(八十二銀行、八青会など主催)が平成22年2月3日、飯田市のシルクホテルで開かれました。

 中村君は「アルバックの経営戦略」と題して講演。アルバックは6年前に「世界の製造業の中心は中国になる」と予測し、これまでに中国に16社を設立、中国での売上高が昨年212億円だったのが、今年は460億円、2014年には680億円になることなどを紹介しました。
 そのうえで「世界経済の中心はアメリカから中国に移っていく。日本では円高ドル安、デフレが長期にわたって進行する」「世界経済の構造変化を予測し、独創的な最先端技術と新商品を開発することが重要」「経営者がリスクをとり、従業員の力を最大限に引き出すことが成功のシナリオ」などと熱く語り、聴講した飯田下伊那地区の若手経営者たちに深い感銘を与えました。
 17回生は約10人が聴講。また、講演会終了後、8人が中島憲治君(C組)の経営するホテルオオハシのレストランで、中村君を囲んでささやかな歓迎会をもちました。

 なお、中村君は地元との関係では飯田市企業立地推進員も務めています。
講演する中村久三君(写真・南信州新聞社提供)

講演会終了後、地元組がささやかに中村君の歓迎会

南信州新聞に記事も掲載