集い,語ることが最大の厄払い

一六会東京支部長   中島 直樹

一ヶ月ぶりに出社して,この原稿に向かっています。(6月17日)5月18日に左背中の肩甲骨付近の神経にナイフで刺された様な激痛がはしり、23日入院、頭書1~2週間と云うのが結局3週間入院し、その後自宅療養を経て本日に至りました。病名は「頚椎症性神経根症」とのことですが,簡単に言えば神経痛の激しいもので,原因は特定できず,要するに加齢による老化現象に何らかの外力が加わって痛みが発生するようです。昨年の12月にもほぼ同じ幹部の痛みを経験し、過去には通風やりましたが、こんな痛い目に長時間遭ったことも,入院したことも生まれて始めての経験でした。小生にとっては,42歳の時通風をやり,還暦を前に,昨年12月の背中痛,3月には交通事故に遭っての右肘関節の骨折、そして今回の激痛と厄年があまりにもピッタリあてはまり,恐ろしくなる思いです。或る人に聞いた話ですが,人生には「九(く)の坂」が有り,大台に乗る前の五九,六九・・・は急勾配の坂で超えるのが大変で,越えてしまうと次の九までは大丈夫とのことでした。「苦の坂」に通じるのでしょうか。一六会の皆さん、何も無く健康に過ごされている人も、「苦の坂」を越えている人も、何はともあれ,干支は一回りして還暦を迎えました。伊佐委員長には申し訳ないですが,寺院での厄払が効くかどうかは別として、同期の仲間が集い,語ることが最大の厄払になると思います。皆さん,2~3ヶ月倹約して京都に集合しようではありませんか。

飯田高校一六会会長  市瀬武彦

皆さんお変わりありませんか?我々一六会も来年は60歳の還暦を迎えます。男女一緒の最後の厄年です。一六会では京都の紅葉の中で還暦を祝い、真言宗・智積院で厄払いを計画しています伊佐栄豊君は京都智積院で修業されました。彼の案内で「来年の練習をしよう」と5月15日京都葵祭りを見て、翌日智積院で前厄払いをしました。東京からの出席は奥村方敏、塩沢敏行、中島直樹君、田中昭次君、前田由理さんと大津在住・小松登美子さんの計19名で楽しい練習旅行ができました。今後は多くの皆さんが出席しやすい計画を立てたいと思います。いままでの健康に感謝して共に還暦を祝いましょう。厄払いをし、残された人生を有意義に過ごしましょう。

還暦大会実行委員長 伊佐栄豊

還暦について   還暦は古文書によると数え年で数え、六十年で再び生まれた年の干支に還る事から、数え年六十一歳を言います。干支とは暦の中に甲子(きのえね)とか、乙丑(きのとうし)を十干といい、子、丑、寅を十二支と言います。十干と十二支の組み合わせにより六十干支が成り立ちます。この六十干支の総称を古くから一般に「えと」と呼ばれて暦の一部を形成し、生活の中に親しまれています。