守屋治次宮司よりお礼と新聞が届く

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 道巡り「秋葉路」と足神神社例大祭参加

10月3日 一六会飯田親睦会(代表市瀬武彦)が中心となり、水窪町の足神神社(守屋治次宮司16回生)の例大祭に参加した。今回の企画は、田中正俊・菅沼浩一両氏が、綿密なる計画の下、募集をした所、飯田地区から21名バスチーム、G組中心に関東・中部から、合流チーム7名が参加した。
朝7:30、飯田で最大級の鳩ヶ嶺八幡宮にて、安全祈願を済ませ、今話題の「三遠南信自動車道」をちらほら見ながら、小型マイクロバスで一杯の細道を、足神神社までひたすら走る。兵越峠の国盗り綱引き場所を見、神社到着後、青崩峠まで散策、「塩の路」「信仰の路」「軍馬の路」を辿る。急峻で狭い20分位の道程に皆、無言となり息を切らす。
11時から始まった例大祭、98歳のお年寄りからJ1の選手まで、2~300人が鈴なりになって小さな祠から聞こえる守屋宮司の祝詞の声に耳を傾ける。一帯は厳粛な雰囲気に包まれた。祭り終了後、我々は祠に特別にあげて頂き、宮司と共に記念写真、続いて直来。元気のいい98歳のお年寄り「信仰の大切さ」、J1選手「感謝・決意」の言葉。拍手が沸いた。足神神社の一角から湧き出る足の病に効くと言う「御神水」をみやげに下山。バスの中の顔は、皆満足感に充ちる。「いいところに来た」と。 
昼食は水窪町内の「雑穀食」。峠までの散策と神社で心身清めた後だけに、実にビールがうまい。気の許しあえるせる仲間同士、至極の時間帯だ。 次の秋葉神社に向かう。この時期にはもう紅葉が始まるのに、今年の猛暑でかなり遅れていて、まだ青々、松村雅雄君の奏でるギターの60年代の音が、なぜか深山の緑に映える。すでに秋葉神社の麓だ。東京から参加した長島君から秋葉神社の由来の講釈があり、皆納得顔。そして20分ほど階段を登ると本殿に到着。今度は火防(ひぶせ)の神に手を合わせる。本殿からの遠望はやや霞んでいるが、遠くに、ゆったりと蛇行する天竜川が銀色に光っていた。
下って来て、合流チームと別れの時、関東・中部代表の澤口君と飯田代表の木下君の再会を約す言葉があり、互いに握手を交わしながら別れを惜しんだ。バスチームは渓流の流れとともに、静岡・愛知県を通り、新野千石平に、「一力」(栗生典子16回生)で用意して頂いた、わらじ御幣をほおばり、身も心も満足で一日を終えた。  (文 田中・斎藤)

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