一六会旅行記「台湾を一周しました」

台湾を一周しました

 5月28日から「台湾1周20景めぐり5日間」と題したJTB旅物語企画のツアーにF組松尾勝彦くんを団長に、東京一六会のメンバー5名(F組塩沢敏行、中島直樹、G組伊藤昭吉、中塚 博)が参加した。小生としては仕事を含めると10回目の訪問であった。
 5日間の行程は概ね以下の通りで、観光3割、移動7割と台湾を1周することが主な目的の旅であった。
第1日:成田14時30分発、台北着後バスで台中に移動(150Km、約2時間)。
第2日:台中市内観光後日月潭へ(75Km、約1時間)。観光後台南へ(150Km、約2時間半)。観光後高雄へ(50Km、約1時間)。この日のバス乗車時間は観光含め6時間以上。
第3日:高雄市内観光後、台湾の東海岸を太平洋を眺めながら花蓮へ(350Km、約5時間)。この日も6時間以上の移動。山越えがあり最も厳しい移動となった。
第4日:タロコ渓谷観光後、列車にて九份へ(約3時間)。 九份観光後バスで台北へ(約1時間)。この日は約5時間の移動であったが列車が入り楽な1日。
第5日:忠烈祠で衛兵(徴兵制度が有り、ここの兵士はエリート中のエリート)交代の儀式を見学後、故宮博物院へ。その後台北市内観光後、台北発成田へ。出発が遅れたため成田へは21時30分過ぎに到着。荷物の出も遅く、家には24時過ぎに最終電車で到着。
 という事で、びっちり詰まった5日間の旅であったが、総勢21名のツアーの中で我々は若い方であり、初めての人と、夜、部屋で酒を酌み交わすなど、和気藹々の大変楽しい旅であった。
 ご承知の通り、故宮博物院は大部分の物は、蒋介石が毛沢東に追われ、台湾に渡った時に持ち込んだ、中国4000年の歴史的お宝の数々を展示した、世界的にも有数の博物館であるが、近年の中国との旅行自由化により、毎日7,000人の中国人観光客が台湾に来るとのことで、館内は大混雑であった。      
 大声で喚くように喋り、他人を顧みないマナーの悪い中国人が毎日大量に来るとのことで、台湾で最も素晴らしい観光スポットなのだから、もう少しゆっくりと見学することは出来ないのであろうか。誠に残念と言わざるを得ないことになってしまった。
 と言いながらも、台湾は日本にとっては掛け替えのない隣国であり、距離も近く、親日であり、食べ物も口に合い、国内旅行よりも安いくらいで、未だ行ったことの無い人にはお勧めの国である。(中島直樹記)

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