斎藤憲君が冊子を出版、信毎が紹介

  A組・斎藤憲君が中国河北大学外国語学院で日本語を教えた経験などをつづった随筆を冊子にして出版。平成24年4月13日付信濃毎日新聞の飯田・伊那面で大きく紹介されました。

 冊子のタイトルは「緑陰幽草 中国の大学にて」。南信州新聞に寄稿し、本ホームページでも紹介した文章や、信毎論説委員のC組・三島利徳君が講師をつとめる長野県カルチャーセンターでの文章などが収められています。

 「ハクモクレン」「早春」「初夏」「中秋」など感性豊かな斎藤君独特の文章に、中国で撮影した写真が添えられています。

 

井出君の水墨画

           井出君の水墨画  「天龍寺八方にらみ龍」 

 飯田市の中電ふれあいギャラリーで平成24年4月、原田紫峯氏指導の水墨画教室「墨紫会」の作品展が開かれました。出品作品約40点の中に、F組・井出雅陽君(飯田高校同窓会事務局長)の力作2点がありました。

 作品名は「天龍寺八方にらみ龍」と「元滝伏流水」。墨の濃淡だけで描く芸術ですが、特に「八方にらみ龍」はすごみのある見事な作品でした。

 井出君は、江戸時代前期の寛文12年(1672)に、飯田城主脇坂安政が千体仏と仁王像をつくるために佐久から招いた井出仏師の子孫。井出氏はそののち飯田に定着し、代々、飯田下伊那地方で数多くの仏像をつくっていますが、井出君はやはりその血を受け継いでいるということでしょう。