御無沙汰しております。

 久し振りに天体画像を送ります。
 この3月で退職したのを機に、機材をアップしました。
  USA製セレストロンのC8(口径20cm)シュミットカセグレインを導入しました。
 現在全自動の大型冷却CCDカメラと上記口径20cmの大型望遠鏡を使った
   システムの立上げ中です。
 (暖かい書斎から制御できるようにも、改造中です。)
 先週、めずらしく気流が安定してましたので、木星を撮りました。
 上の方には、あの有名な大赤斑が、やっと写っています。
 目視では350倍では、縞が6本と複雑な模様が出ていましたが・・・・・
 この縞は、肉眼で見ると、実に神秘的です。
 左上方には、ガリレオ衛星がわずかに写っているのがわかるでしょうか?
 将来は、カメラ(画素サイズ5μm)の性能を上げたいと思っています。
 なお、惑星は気流の安定性が最重要ですので、次回はさらに倍率を上げ、
 6000mmで撮るつもりです。
 時刻:2012.10.25 23:40~(80秒)
 機材:セレストロンC8シュミットカセグレイン  Vixen X2バーローレンズ
     合成焦点距離 4000mm
     カメラ Watec 工業用カラーCCDカメラ WAT202B NTSCで動画撮影
         画素: 8~9μm
     赤道儀 :Vixen SP-DX  +Skysensor2000PC 
           Vixen ピラー脚
     ソフト  :AVI変換後 ステライメージ5により 1500枚自動重ね合わせ
                                 ウェーブレット変換処理
 いわき市 中央台  林 祐三 (高22回)

2枚目の写真が届きました11.06

 昨日までに新たに撮影した、木星画像を送らせていただきます。
 気流が安定してましたので、木星を撮りました。
 画面が上下反転してしまい、下の方には、あの有名な大赤斑が写っています。
 目視350倍では、ぶきみなほど縞が6~7本の複雑な模様が出ていました。
 画像処理はあまり強くかけずに抑えています。
 
 前回のカラー画像と今回のモノクロ画像を比較しますと、カメラによる写りが
微妙に違うことがわかります。
 時刻:2012.11.0 23:40~(80秒)
 機材:セレストロンC8シュミットカセグレイン  Vixen X2バーローレンズ+天頂プリズムにより
     合成焦点距離 6600mm
     カメラ Watec CCDカメラ N-100モノクロカメラ NTSCで動画撮影
         画素: 8~9μm
     赤道儀 :Vixen SP-DX  +Skysensor2000PC 
           Vixen ピラー脚
     ソフト  :AVI変換後 ステライメージ5により 2000枚自動重ね合わせ
                                 ウェーブレット変換処理
 いわき市 中央台  林 祐三 (高22回)