4月25日(土)「喜久水蔵まつり2026」に行ってきました。
喜久水酒造は、言うまでもなく南信州を代表する唯一の酒蔵として、長年にわたり地域の風土と文化を今に伝承しています。
蔵まつりでは新酒をはじめ同社が造る多様な日本酒が試飲できます。前売りチケットは前日までに完売。
開場の1時間前にも関わらず、既に門の前で並んでいる人がちらほら。来場者にはチケットと交換で透明のきき升、お土産引き換え券と喜久水ロゴ入りトートバッグが配られます。
定刻の12:00になり、後藤髙一社長(高27回)、会場受付一番乗り、2番乗りの三名による鏡開きで蔵まつりスタートです。
その後この樽酒は来場者に振る舞われました。
メイン会場では甘酒・シードル・吟醸系・純米系個性豊かな味を楽しみ、喜久水の試飲・販売の翠嶂館(すいしょうかん)では、高級酒の試飲やプレミアムプランド「㐂久水」純米大吟醸などの特別試飲コーナーもありました。
「吊るし搾り」生原酒の試飲や、銘柄を当てる利き酒全国選手権飯田予選会もまつりの中で開催されました。
酒粕の詰め放題もあり、制限時間中に一生懸命詰める人の姿が見られます。
キッチンカーも出店。若者や女性の姿も多く見られ、仲間と一緒にテーブルでお酒を楽しんでいました。
来場者は飲み比べをしながら多彩な日本酒を楽しむことができました。
後藤髙一社長にお話しを伺うと、「天気にも恵まれ、多くの皆さんに来場頂き感謝しています。皆さん笑顔で楽しんでおられたのが印象的で、従業員一同、日々の仕事の励みになりました。ありがとうございました!」と話されました。
似顔絵コーナーでは、「㐂久水」のロゴを書かれたイラスト書道家の和全さん(土屋和泉さん)が似顔絵を描いていました。
お客様に了承を得てその様子と似顔絵を撮影させて頂きました。
終始、やわらかな笑顔と軽やかな会話でお相手を和ませながら、するすると筆を走らせていく時間はとても穏やかなひとときでした。
そして仕上げの瞬間——お名前を入れる場面で、和全さんがまとっている空気がふっと変わります。
筆先ではなく、身体全体を使って書く。
止めに宿る重力、ハネに走る爆発力。
一画ごとに全身のエネルギーが込められ、その所作はまるでアスリート。和全さんの書き姿は、まさに“躍動感”そのものでした。
和全さんは飯田高校出身の同窓生です。6月26日(金)から6月30日(火)まで、はにかむべーす(旧地場産業センター 飯田市上郷別府3338番)で「二度見するほど気になる古代文字展」を開きます。ぜひお越しください。
詳しくは和全さんのホームページ、Instagramをご覧ください。
Instagram : https://www.instagram.com/wazen_art?igsh=dzZkMzNiNGhzaW
、全国的に飲酒人口の減少、特に若い世代における飲酒機会や消費量の変化が指摘されております。
そうした時代の流れの中で、人と自然が力を合わせて生み出される酒造りという営み――いわば地域の伝統的な総合芸術とも言える存在――を、いかに次代へと受け継いでいくかは、ここ南信州においても大切なテーマとなりつつあります。
蔵まつりを通じて、喜久水酒造がこれまで培ってこられた価値を尊重しつつ、地域としてその魅力を広く発信し、次の世代へとつないでいく取り組みが、今後ますます重要になる——そんな確かな兆しを感じた一日でした。
喜久水酒造 Instagram : https://www.instagram.com/nagano_kikusui?igsh=ZGx5YWF2d3lrNnhm
(中京支部 高33回 所澤)







