松川町の台城公園へ。今はつつじ祭りなのです。

左の説明板が気になりますね。ではアップで見てみましょう。

元々は大島城でしたが、信玄が摂取して武田流の大改修を行った城跡です。強固な守りとした城でしたが、信玄亡き後 信長軍が攻め込んで来ると聞くと火を放って戦わずして逃げたそうです。

ツツジは二の丸と本丸の間の堀がメイン。約5,000株が植えられているとの事です。

本丸側から見ると、ツツジでかたどった「台城」の文字が。以前はもっとはっきり見えていたのですが、年々崩れて来たような。鯉のぼりが2列泳いでいます。

此処のツツジは、キリシマツツジとの事。鹿児島の霧島山に自生するツツジの中から江戸時代初期に選抜されたものが、全国に広がったとの事。よく見るツツジはキリシマツツジが殆どの様です。

色は4色ほど咲いています。

 

 

本丸の広場にも台城公園の表示が。左右の鶏は、落城の際姫様が黄金の鶏を抱いて井戸に身を投げたという伝説からですね。黄金の鶏というあたりが嘘っぽく感じてしまいます。それにしてもなぜ姫を連れて逃げなかったのでしょう?

こちらには藤棚があります。

手目はそれなりに伸びていますが、奥の方は未だこれからですね。

林の切れ目からは、天竜川や平地など下界がよく見えます。

藤といえば、泉龍院の三色藤が評判ですね。という事でそちらへ。台城の近くですが、泉龍院は豊丘村になります。曹洞宗の寺院で、この山門は昭和57年に豊丘村指定有形文化財に指定されています。

さて、藤の方は。そこそこ咲いていますが、ピークはこれからでしょうか。来週のGW 辺りは良さそうですね。

個々を見てみましょう。藤色はよく伸びていますね。

こちらも藤色ですが、花の形が他と違いますね。八重黒龍との事です。

白は成長が遅いようですね。

白も2種類ある様ですね。こちらは。白というより紫になるのかな。

そしてこちらはピンク。

遠目も良いのですが、アップで見るのもなかなかですね。

藤棚の向こうには中央アルプスが。

GW で帰省されたなら、此処へ行ってみては如何でしょう。お勧めです。

 

(5/1 撮  高田 高18回)