秋といえば、殆どの日本人が思い出す“小さい秋みつけた”という曲がある。サトウハチローの詩に中田喜直が作曲した名曲中の名曲だが、この“ちいさい秋”には、田舎では感じられない別な香りが漂っている。
先日、下条村の極楽峠から和合へ、更に平谷から上矢作を経て恵那市へ抜ける機会があった。“極楽峠パノラマパーク”から伊那谷を望むと(写真上部:パノラマ)、あちこちに紅葉を眺めることができた。“満天星つつじ”の間から望む飯田、また親田原にはこれから収穫を迎える柿の畑と、秋はいっぱいだ(写真中:左と右)。
極楽峠を越え和合に抜け、和知野川沿いの谷間、更に売木川の渓谷沿いに走ると、いずれも紅葉に溢れている(写真下:左は和地野川沿いの谷間、右は売木川の渓谷)。とても小さな秋といった感じではない。これらの谷間だけでなく、伊那谷の一面、見渡す限りの秋は、実に“壮大”である。
しかし、この信州の大きな秋の中にいても、あの“ちいさい秋みつけた”という歌を聴き、また、歌うときは、全く別の感傷に浸ることができる。これは、あの詩の素晴らしさのせいなのだろう。 (原 健彦)

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