遠山郷は古い物が残っていて、それ等は観光資源にもなっています。コロナの規制緩和に伴い、観光バスも来るようになりました。
先日ツアーのガイドを努めましたので、行った先々などを紹介してみましょう。
先ずは木造校舎の、旧木沢小学校。


昭和7年に建てられ平成12年に廃校となった木造校舎が保存されています。保存会の方が説明してくれる場合もあります。

教室、音楽室などがそのまま保存されています。

更に、猫校長のタカネも人気ですね。数年前までは元気でしゃきっとしていたのですが、最近は老化が進んで寝ている事が多い様です。もう15・6歳になります。

校庭の木々は、紅葉が始まっていました。

次に向かったのは、「まつり伝承館天伯」。入り口では天伯様がお出迎え。


1階には、昔の物の展示や、霜月祭りのビデオ上映などがあります。


2階では、霜月まつりの湯立神楽を再現した実物大の模型を中心に、まつりの様子を紹介しています。


また伝承館の向かい側には 禰宜(ねぎ)の家が保存されていて、中を見る事が出来ます。今では珍しい囲炉裏があります。


次は下栗です。バスは曲がりくねった急坂の道を進みます。大型バスは通れません。大型バスでのツアーは、飯田で小型バスに乗り換えです。駐車場は、昔下栗分校があった所。食堂や産直の店「はんば亭」、宿泊施設「ロッジ下栗」等があります。


此処からの眺望もなかなかですが、先ずは集落を見下ろせるビューポイントへ。遊歩道は約800m、それ程急ではありません。柵もあるので安心です。


ビューポイントの展望台、定員は40名です。

ビューポイントからの下栗の集落です。日々それぞれですが、ポスターやパンフレットでよく見る風景。ほぼ定位置なので、誰が撮ってもあまり変わりませんね。バスはあの道を登って来たのね、等と思うと感激もひとしお。


遊歩道も展望台も有料という訳ではありませんが、地元の方達が整備してくれています。募金箱がありますので、ここが気に入ったら小銭入れを軽くしていきましょう。


駐車場に戻って、そこからの展望も楽しみましょう。聖(ひじり)岳と光(てかり)岳は初冠雪。前日下界は雨でしたが、山は雪だったようですね。


更に上のしらびそ高原へ。途中隕石クレーターを通ります。


頂上に「しらびそ高原”天の川”」があります。標高は1,918m。この高さまで車道があると言うのは、素晴らしいですね。


展望台から見ると、南アルプスがより近くに見えます。山々は雪を被っていますね。場所が変わると形も変わって、山の名前は分かりません^^;


しらびそと言いうのは木の名前です。此処の開設時記念に20本ほど植えたとの事ですが、確認できたのは展望台登り口のこの2本だけ。他はどうも鹿に食べられてしまった様です。


今年の紅葉は遅いですね。この辺でチラホラ。


街中の銀杏並木等は未だこれからです。

(10/30・11/2 撮、一部過去の資料映像 高18回 高田)