10/16ですが、飯田市で南信州獅子舞フェスティバルが行われました。

この地方は獅子舞が盛んなのです。本来なら地元の各神社などで行われている獅子舞が、年に一度集まってのイベント。今年は20組の団体が参加しました。獅子舞で多いのは、屋台獅子。代表的な獅子は東野の大獅子ですが、これには参加しません。規模が大き過ぎるのです。
全部は紹介出来ませんが出会えた出し物を紹介します。順不同です。

豊丘村河野大宮神社。獅子を操るのは3人のおかめ。

獅子は雌獅子との事ですが、牙があります。


阿智の黒丑。獅子ではなく、黒丑の舞いです。


最後に頭がド~ンと上がります。背中に女性の太鼓というのも珍しい。


演武場所は中央通りをメインに6カ所。時間ごとに一斉に移動します。


松尾の寺所獅子舞。獅子を操るのは天狗です。


演武中に口を開くのは1度だけとの事です。

上中村の獅子舞は、こちらでは数少ない神楽獅子です。

子供獅子やひょっとこも加わり、賑やかに舞います。

ひょっとこはユーモラス。

神楽獅子はもう一組。伊那から参加のの小出太鼓。

本来は太鼓がメインのようですが、ここでは獅子が前に。なかなかアクロバットな舞いをします。

高森町吉田神社の獅子舞。

規模は小さいようですが、なかなかの迫力。

飯沼諏訪神社奉納音楽獅子舞です。

今回は子供獅子との共演も😄

こちらは太鼓だけの団体、橋北屋台囃子。


吟遊打人の塩原さんの指導で、一時途絶えていた地元の屋台囃子を復活させたチーム。小学生からシニア世代まで、幅広いメンバーですね。

鼎 名子熊の獅子。

大きな屋台獅子で、動きもダイナミック。

鼎の獅子を続けましょう。こちらは下山の獅子舞。


なかなか激しい動きを見せます。


こちらも鼎で、中平の獅子舞。青い幌の獅子にキツネとおかめが付きます。

おかめは、若い女の子のようですね。

鼎をもう一つ、東鼎の獅子舞。王様が付いています。

此処でも子供獅子が大活躍。動作もバッチリ合っていて将来が楽しみですね😲

こちらは天昇オロチ。南信州複合芸能文化の会という所の出し物。地域や神社とは関係がないようです。角は鹿ですね。

今回は刀で切りつけるという演出。なかなかですね。

最後に天昇オロチが飛び出すのはお約束。

加賀須獅子は喬木村の獅子舞。激しく動きます。

龍江の大獅子です。木彫りではなく張りぼてですが、獅子頭は日本最大級の大きさ。

今回は子供獅子との共演も😊

噛み噛みサービスでは、一番人気ですね。

伝統芸能は後継者が続かないと・・・ですね。その点こちらの地方では若者や子供達も多く参加していて、先行き安泰ですかね😁

昨年は小雨が降ったり止んだり。今年は恵まれて、秋晴の快天。会場移動でしっかり汗をかきました。出演の皆さんもいい汗だったでしょう。

 

(10/16 撮 高18回 高田)