2月末から3月中旬にかけて暖かい日が続きましたが、その後寒波が来たりで寒くなりましたね。一気に咲くかと思われた桜ですが、この寒波の影響で緩やかな進行となっています。大宮通りの桜並木も、ソメイヨシノが少々遅れている感じです。桜まつりは4/7なので、丁度良いのかもしれません。開花標準木は相変わらず咲く気配なし。枯れてしまったのでしょうか?
(4/1 撮)

永昌院のエドヒガンは見頃を迎えています。根元には「飯田高校発祥地」の碑が!(4/1 撮)

東中も見頃ですね~。金次郎像も健在です^^(4/1 撮)

長姫のエドヒガン(安富桜)はもう少しで満開です。(4/2 撮)

別のアングルで!下の方はしっかり咲いています。樹齢400~450年と言われる古木なのですが、樹勢は衰えず。これだけ大きくなっても、支えは必要なし。稀ですね。(4/3  撮)

このすぐ隣にもまだ若い良い感じの桜があります。特に名は付いていませんが、私は勝手に「春草桜」と呼んでいます^^

桜丸御殿跡の夫婦桜は、少し心配な状況になって来ました。シダレノ方ですが、枝が少なくなって花付きも悪くなっています。

皆さんが喜んでカメラを向けるのは、隣接の他人様の桜ですね^^;
(4/3 撮)

愛宕神社の清秀桜も見頃です。樹齢は800年近く、飯田市最古の桜です。枝が減って来ましたが、まだまだ頑張って奇麗に咲いています。

此処にはもう一本、千代蔵桜があります。こちらは樹齢200年程で、樹勢も良く支えは有りません。(4/3 撮)

下の段へ下りて、加賀沢白山社のエドヒガンです。こちらも樹齢は200年程と言われています。環境的には電線があったり、建物が近かったりで写真的には辛い物があります^^;(4/2 撮)

こちらは、中案の桜です。樹齢250年程のエドヒガンですが、かなり衰えが来ている様です。この辺りでは一番色の濃い桜なんですがね~。(3/29 撮)

さて、お次は・・・経蔵寺の桜です。此処の山門ですが、飯田城から移築したものです。堀氏が桜丸御門を赤門に建て替えた際、其れまでの門を家老の安富邸に払い下げ。その後二転三転して此処に落ち着いた様です。

シダレサクラのこの枝振りは面白いですね^^曲がりくねっています。(4/2 撮)

毛賀にはくよとの桜があります。例年だと早く咲く桜ですが、今年はようやく見頃になりました。早撮りの結婚写真を撮影中のカップルも!自由にお撮りくださいとの事で、観光客に囲まれていました。

くよとは供養塔から来た名です。戦国時代に松尾小笠原氏と鈴岡小笠原氏が、信濃守護職の座を争って内輪喧嘩の戦を!その際の戦死者を弔った場所。近くには自害坂なんて名が残る坂道もあります。樹齢は350年程になります。(4/3 撮)

松尾には水佐代獅子塚古墳の桜があります。これも樹齢は350年程のエドヒガン。その昔津島神社の護符を立てたことに由来して、お立符の桜とも呼ばれています。

正面からは一本しか見えませんが、実はもう一本奥に色の濃いエドヒガンがあります。(4/2 撮)

この近くに飯田城の八間門を移築した農家が在ります。桜を見たらついでに立ち寄ってみては如何でしょう!

飯沼の石段桜も良い感じになって来ました。(4/2 撮)

座光寺にある最後塚古墳の桜です。武田信玄軍と知久氏の兵が戦って、その際の戦死者を弔ったとの言い伝えもあります。遠目1本に見えますが2本なので夫婦桜ですね。(3/29 撮)

此処は早く咲いて早く散るのですが、今年は未だ咲いていました。3月末に比べると色が褪せてきたかな?(4/3 撮)

座光寺と言えば麻績の里舞台桜ですが、未だ蕾でした。でも石塚桜は咲いています。古墳の上に立つシダレザクラで、余計大きく見えます。舞台桜でがっかりした方達も、これを観れば大満足でしょう^^ 例年だと両方ほぼ同時に見頃になるのですが、今年はチョッとずれましたね。(4/3 撮)

下市田にも桜が沢山あります。特に旧下市田学校周辺が良いですね。正面の桜はまだ若い木ですが、校舎とのコラボで良い感じになります。明治時代に建てられた洋風和式建築です。(4/1 撮)

隣接する保育園の土手にも良い感じの大きな桜があります。樹齢は200年位かな?違っていたらごめんなさい^^;(4/3 撮)

近くの区民会館にも、枝振りの良い桜があります。枝分かれの間から後ろの火の見やぐらを入れてみました^^;(4/3  撮)

飯田下伊那地方には名のある一本桜が100以上あります。1年では全てを回りきる事は出来ないでしょう。と言う事でつづくとしておきます^^;

(写真はクリックすると大きなサイズで見る事が出来ます。)

(高18回 高田)