3/14 「文化交流委員会」主催の講演会が行われました。講師はタニタヘルスリンク勤務の瀧口知子さん(高37回) 演題は「一生使える健康づくりのコツ教えます!夢をかなえるための栄養と運動」でした。

会場は小体育館。在校1・2年生と、同窓生が聴講。司会は、文化交流委員会副委員長の関島百合(高35)さん。

講演に先立ち、伊藤同窓会長と企画の市澤文化交流委員長が挨拶。

瀧口さんの自己紹介です、高森町山吹の出身。高37回生です。実践女子短卒業後、飯田市内に勤務。その後上京しタニタヘルスリンクに勤務。管理栄養士、健康運動指導士として、公演活動などをしています。

今日は、いささかオーバーなタイトルではありますが「一生使える健康づくりのコツ」という事をお話していきたいと思います。

健康で過ごすためには、食べる事、運動、を考えますが、実は休養も大変重要なんですね。健康つくりのキーボードは、はかる・わかる・きづく・かわる ですね。スマートウォッチを使うと歩数や運動量が分かるのでいいですね。(フリップの写真はクリックで大きくなります)

健康であるという事は、色々な夢をかなえるために必要な事。夢をかなえる為には、土台の体づくりですね。

BMI は分かりますか。身長と体重から計算して自分はどうなのか?BMI が同じでも中身はどうでしょう。筋肉が沢山あるという事も重要です。

骨の成長は20歳までです。ですから皆さんは今のうちにカルシウムをしっかりとり、外へ出て運動し太陽をしっかり浴びましょう。それとホルモンが大事。ダイエットなどをし過ぎてしまうと、ホルモンの代謝が少なくなってしまいます。瘦せすぎない事です。

皆さんはどれ位歩いていますか。日本人の平均は6000~7000歩ですが、目標はもっと上なんです。今より1000歩多く歩くことを目指してください。しっかり食べてしっかり運動する事が大事です。

では次に食事編を。私は栄養士ですから食事のことを重点的にお話していきます。という事で、沢山のフリップを使って丁寧にお話しされました。ここからは少々省略してまとめたいと思います。
日本人の欠食率はどの位だと思いますか。朝食を抜いている人は約20%ですが、朝食を食べると幸福感を感じる人が多くなっています。

1日は24時間ですが、体内時計の1日は25時間。体内時計をリセットするには、朝の光を浴びる事、それと朝食を食べる事です。

食事は、主食+主菜+副菜が基本です。こちらはタニタの社員食堂定食です。

塾へ行く方も多いと思いますが、行く前に軽く食べると良いですね。帰ってから寝る前には胃に優しく、消化の良い物が良いですね。テストの前など胃に負担のかかる物は控えましょう。受験に勝つと言ってカツを食べるのは良くありません。

運動の仕方ですが、継続して60分続ける場合と10分を6回に分けてでは、どちらがエネルギー消化の効果が高いでしょう。等と言うクイズもありました。答えはどちらも同じ効果です。

運動を続けることが大事。楽しみを入れるとか、仲間と一緒にと言うのも効果的ですね。

休養も大事です。疲れたら休む。睡眠も休養です。でも睡眠時間が一番少ないのは日本人なのです。皆さんは何時間寝ていますか。

睡眠の質も大事。レム睡眠から深い眠りのノンレム睡眠へ。食事は寝る2~3時間前に済ませましょう。深い眠りも浅い眠りも必要です。夢を見るのはレム睡眠になる朝方ですかね。

健康で過ごすためには、食事、運動、休養、どれも同じくらい必要です。

皆様の健康と夢をかなえる成長を応援しています。今日は1時間強のご清聴ありがとうございました。

最後に質問コーナー。二人の方が質問し、答えてくださいました。 お礼の花束が生徒会副会長より贈られました。

駒瀬校長よりお礼の言葉。貴重なデーターに基づいたお話、ありがとうございました。私等の時代は、4当5落なんて言われましたがあれは間違いだったんですね。

最後に盛大な拍手が!

 

(高18回 HP 高田)