下伊那教育会 林 久人会長(高陵中学校校長)は、唯一残る飯田藩家臣の屋敷門「黒須門」改修完成式を開き関係者、地域住民と共に祝った。昭和21年に下伊那教育会が買い入れ、昭和62年に改築の際、門や土蔵は残された、痛みがひどく、今回、同会が3年越し改修費積立を行い2ヶ月かけて工事を行なった。   

新聞は14日付け南信州新聞

同窓会総委員会で「母校ゆかりの地と飯田城址を歩く」の第1弾で、永昌院をはじめ この黒須門も見学したが、飯田の遺跡が、これで朽ちてしまうのかとの声があった、今回の積立をしてまで改修されたことに、さすが教育者と頭が下がる。改修途中に施工者に聞いてみたが、新しく建て替えの方がよほど楽だが、建築当時を偲び、大切に復元するのは、技術はいるが、また楽しいとの事。