パラリンピック
パラリンピックの観戦に志賀高原へ行った。会場はすでに4000人の観衆の熱気に包まれ、あちこちで子供や身障者たちが外国選手と交流している。
女子滑降競技を応援した。黒い影が急斜面を音を立てて降りてくると思うと、もう、片足の選手が目の前に立っている。全盲の選手は前を滑る伴走者の背中のスピーカーが頼りだ。途中で旗門に当たって転倒し、立ち上がれない。地元ボランティアの青年たちが駆け寄って抱き上げている。私は年のせいか、カメラのファインダーが何度も曇ってしまった。
(原)
谷あいの学校
飯田は文化程度の高いところと評され、地元人としては大変誇らしく思うことのひとつだが、事実書店の「郷土コーナー」を覗いても、数々の詩歌やエッセイ、郷土史、研究書などがその座を占めている。
そんな中に、昨秋発刊された井原留吉先生の”谷の賦”という写真・エッセイ集がある。
ここ飯田下伊那の39の分校を訪ねて綴られた書で、教育への熱い思いや伊那の谷への感慨がそこに溢れ、まさにずっしりと、手にそして心に重たい大作である。
谷あいのやがて消え入らんとしている小さな学校から、志を高く飯中、高松そして飯高へと進んでいった多く先輩や同窓の徒に思いを馳せながら拝読した。因みに、「谷の会」発行の同書は定価3,800円。
(槙原)
飯田の珍味
先日、久しぶりにいなごの佃煮を見ました。幼い頃、昆虫や雑草をよくおやつがわりに食べた事を思い出し、今手に入るのか(卸値で幾らくらいするのか)調べてみました。
(昆虫のみ)
・すずめ蜂の子(生) k 4,000
・赤蜂の子(生) k 6,000
・地蜂の子(生) k 8,000
・蜂の子(地蜂)の佃煮 k10,000
・いなごの佃煮 k 2,800
・ひび(かいこの幼虫の佃煮) k 1,050
・ざざ虫の佃煮 k23,000
・ごとう虫(かみきり虫の幼虫 生) 売っていません
注)
ひびは生糸の生産が無くなってきたので手に入り難くなってきました。
ざざ虫は注文でしてもなかなか入手し難い。
ごとう虫は成虫の減少と、薪が少ないのでめったにみかけません。
他地域では考えられない物を食べてたんですね。でも今では高級品です。
(西尾)
クラス旅行
飯田高校2年生の担任をしています。2年で行うクラス旅行で、3月24日~25日に大阪へ行ってきました。修学旅行ならぬ親睦旅行でした。実施するもしないも自由、もし実施するなら2年次で、ということしか決まっていないこの旅行。自分のときは確か「男だけのクラスで面白くない」とかいう(うわべの)理由で、実施されなかったと記憶しています。今は男女比も半々近く、我々や先輩のいた時期とは雰囲気もちがう面があると思います。
また高松祭などの折に是非お出かけ下さい。