同期の友
 先日、富士登山を体験した。同期生仲間で有志を募って、男子6名、女子3名が参加。幸い天候に恵まれ、最高のご来光を拝んで無事下山できた。
 7合目あたりから頂上までの道は、予想以上に、長く険しくて苦しいものだった。高山病にかかった者や、携帯した酸素ボンベでやっとしのいだ者などもいて、3,000メートルをこす高山の厳しさを思い知らされた。よく、高齢者や幼児の登頂が報道されたりするので、少し甘く考えていた面があったようだ。おかげで、苦しいときに励ましたり、無事の下山を心から喜び合ったりして、同期生の良さを再認識した登山でもあった。(原)

異常気象
 「早いものですね。」が、日常会話の枕詞となると、今年も残すところわずか。
 それでなくても何かと気ぜわしいこの時期、そこここに気がかりな景色がある。刈り取られてひと月以上というのにいまだに稲ハザが軽くならない様だし、中には黄金色の田んぼも見受けられる。9、10月の収穫期のあの気まぐれな天候が尾を引いているのだ。
 春先年寄りが、”世の中こぶし(辛夷)に、飢渇ざくら(桜)”と、今年の気象を占ったが、残念ながら諺どおり異常気象に泣かされた一年となりそうである。(槙原)

続:フルーツ編
 またまた食い物に目の無い私らしい情報です。
 伊那谷産のフルーツは、昼夜の気温差が大きいお陰で美味しさは全国一。今は蜜のタップリ入った富士りんごの最盛期です。
りんごと言えば一寸残念なのは、インター近くアップルロード沿道側のりんご並木の収穫量が、何故か少ない事です。旧市内のりんご並木はそんな事ないのですが…。
 洋梨では、ラフランス・ゼネラルレクラーク(新品種)・ルレクチェが終了し、ウィンターネルスの時期ですね。形からは想像できないあの香りと独特の味は、またまた私を虜にするでしょう。(食いしんぼの西尾)

異常気象と食べ物
 今年は異常気象という言葉をずっと耳にしてきました。変な時に暑かったり寒かったり、体がついて行くのが大変でしたが、実りの秋を迎えた今、食べ物でもそれを実感しています。まず野菜の高いこと。300円もするレタスにはなかなか手が出ませんし、大根も高くて、おでんも高級料理です。台風の影響を逃れたといって喜んでいた親戚の果樹園も、リンゴに蜜が入る前に腐って、収穫がほとんど期待できないとのこと。あのおいしいリンゴを今年は味わえないと思いがっかりしています。ただ、松茸はよく取れたとか。山に縁のないわが家ですが、今年は例年になくあちこちでいただいて、おかげさまで、松茸の味と香りをいろいろな料理で楽しむことができました。(塩沢)

秋?
 秋が秋らしくない今年。昼と夜との温度差がはっきりしないため、きちんとした紅葉にならないそうです。葉の黄が赤になる前に落ちてしまったり、くすんだ色になったりと…。季節の狂いはこの他にもあり、私の会社の中では「桜の狂い咲きとミツバチが競演していた」などといった具合で。 暖かい日々もありがたいのですが、やはり秋は秋らしくあってもらいたいものです。多少の肌寒さは我慢しますので。(岡田)

熱狂
 神奈川国体を見に行きました。期待の少年ラグビーとともに、高校生としては全国一の記録を持つ吉沢永一君(現役三年生)の勇姿を確認しようと。
 こちらの予想(願い)通りに吉沢君は優勝。今秋季国体では県勢第一号の栄を収めました。ガッツポーズも様になっており、全国の大舞台でも堂々」としたものです。一流のスポーツ新聞記者たちも「あいつ、エライ。大したものだ」と高評していました。
 一方のラグビーは初戦の熊本戦を逆転で勝利。吉沢君とともに翌日の新聞紙面を飾りました。ただ、二戦目が僅差で惜敗。「普通にやっていれば勝てたはず」なだけに残念でした。
 飯田高校選手が今までにないほど活躍する、神奈川国体でした。(岡田)