My Baseball ― For the 甲子園
 先日、飯田高校野球班の弁論大会が、前記のタイトルで行われた。飯田市公民館で、学校職員、保護者、在校生が見守る中、「甲子園に出るんだ。そのために自分はこうしなくてはならない」と、22名の班員がそれぞれ自分の決意を表明した。これはシーズンオフの精神鍛錬の一環として、毎年行っているもので、今年で10回目の開催。私は、先日花園出場を果たしたラグビー班の英姿とダブらせながら、すがすがしい気持ちで聞いていた。
 最後に、来賓挨拶が私にまわってきたので、「全国には、その県トップクラスの県立進学校で、学業とスポーツを両立させて、甲子園で活躍している高校がいくつもある」と、前夜インターネットで調べた三重県立松坂高校のホームページをもとに激励した。そして、「私は毎年この会に招かれているが、今年の弁論は特に良かった」と結んだが、甲子園を目指す若者たちの純粋さとパワーには圧倒された。(原)

続:”ふるさと情報便” http://www.mis.janis.or.jp/~harahiro/
飯田市の地域振興券は”リンゴ並木と人形劇”
 不況にあえぐ我が国の経済活性化策の切り札として唐突に登場した”地域振興券交付事業”も、賛否の議論を沸かせながら、いよいよ全国各地で具体的に動き出した。
 最近、それぞれオリジナリティを意識した”券”のデザインが各自治体から発表され話題となっているが、飯田市でもつい先頃それが公表された。 ”リンゴ並木と人形劇の街” をイメージし、ラッパ吹きがリンゴに座った人形劇のシンボルマークや、市公民館横のからくり時計「ハミングパル」の写真を配してあるという。また、環境文化都市を標榜する同市では、これに再生紙を使用するのだそうだ。
 残念ながら家族に交付対象者の無い我が家では、直接手にすることはなさそうだし、また、発行された振興券の全が商品やサービスに利用されてこその狙いである訳だから、そんなしゃれたデザインであれば一枚記念に手元に置きたいというのは、少々不見識な発言であろうか。(槙原)

こんなところでも不景気?
 温暖化と叫ばれていますが、飯田も今冬は暖かい日が多いです。未だ本格的積雪が無い為、ガソリンスタンドやカーショップ等では、チェーンの在庫が豊富だそうです。昨期はドーン々と大雪の日があった為、冬が始まって直ぐどこも在庫切れでうれしい悲鳴だった様ですが、今期はそうもいかない、と言うより全く悲しい状況だそうです。
 衣類や食材等も気候に左右されますが、さぶい時はさぶくなくてはいけませんね。気象も景気の足を引っ張っている様です。(西尾)

百人一首
 地区児童会のお楽しみ会に、百人一首が計画されました。学年毎に分かれて札を並べていると、「坊主めくり」しかしたことのないという6年生のグループは、誰一人疑うことなく、絵の書いてあるほうの札を並べています。かと思えば、1年生の1つのクラスは、入学してからずっと百人一首に親しんでいるということで、お気に入りの数首くらいは、上の句を読み終わらないうちに取ってしまい、上級生を驚かせていました。
 飯田下伊那の小中学校でも、児童・生徒会の行事として、学校全体で取り組むところもあるようです。記憶力のよい子供時代に百人一首に親しんでおけば、この伝統の遊びも、ずいぶん楽しいものになるのかもしれません。ここの6年生たちの進学する中学校でも、百人一首のクラスマッチがあるそうです。今年体験してみておいてよかったと、親たちは話しました。(塩沢)

春遠からじ

 立春を過ぎてから暖かい日が続き、もうこのまま春になってしまったのかと思いきや…。 11日は午前中、大雪になって「未だ冬なり」を実感させられました。そうは言ってもこのドカ雪。暖かく湿った雪質で、やはり真冬のものとは違います。寒い2月の真っ只中にあって、「春遠からじ」を感じさせます。個人的には、冬は冬らしくそれなりの寒さがあったほうが春の喜びも大きいと思います。(岡田)

雪に覆われる天竜川堤防。
ここでトレーニングを積む運動班生徒も多いです。