100周年に下駄ばき登校を再現
天竜峡方面から、旧国鉄電車に乗って飯田高校へ通学していた人たちの有志が、10月1日の日曜日に、往時をしのんで、JR下山村駅から飯田高校まで、下駄ばきで行進する行事を計画し、参加者を募集している。
当日は、午前9時にJR下山村駅に集合、開会式後、全員で校歌を斉唱し、9時30分に懐かしい朴歯(ほおば)の下駄をはいて行進を開始する。
上郷の「夜泣き石」に到着してから、当時憧れだったグス(風越高校)の校歌を歌う。10時30分、御殿山では、同校大先輩の林緑さん(中27回)から、思い出の「お説教」をちょうだいする。
11時に学校に到着、玄関前で「勝利の曲」(今や我等は勝てるなり トサッサ)を大合唱し、新校舎を見学する。この後、近くの料亭で反省会を行ない、10月7・8日の百周年記念行事の成功を誓い合う。
筆者は、かつての「南電の猛者」たちの勇姿を、カメラに収めるのを今から楽しみにしているので、大勢の参加をお願いしたい。
問合せ・申込は、宮川豊夫(29-7174)、加藤伸(27-2265)、宮嶋真治(27-2211)さんまで。
写真は、朴歯の下駄をはいた飯田高校の応援団員たち。(原)
西駒登山
今年は子どもが中2で、いよいよ西駒登山の年です。過日、予備登山に虚空蔵まで行ってきました。 登山当日は、朝4時に集合。北御所登山口から入り、蛇腹沢ー清水平ー小屋場ー前岳ー天狗荘ー本岳山頂というコースで登るようです。下山は千畳敷からロープウェーを利用するとか。私の時は、下山もちゃんと歩いたぞ!と、つい言いたくなるのですが、いろいろと事情もあるのでしょう。
さて、皆さんの西駒登山はどうでしたか? 私の時は、2年生のこの時期に風邪が流行ってしまい、その年は中止となってしまいました。そのため、3年生のときに2年生と一緒に登る事になりましたが、2つの学年合わせて8クラスが、2つの山荘に泊まったので、体を横向きにして寝るほど狭かったことが忘れられません。
市内のある美容師さんは、予備登山の時、体調が悪くなって、極度の貧血だということがわかり、ドクターストップで登れなかったそうです。ご来光がきれいだったと言うような話を、後で友達がするのをうらやましく聞いたと話してくれました。
登った人も登れなかった人も、誰からでも、思い出話の1つや2つは聞くことができるほど、西駒登山は飯田下伊那の中学校に共通の行事のようですが、これは何時の頃からの事なのでしょうか。
子どもたちの登山の日、体調と天候に恵まれて、元気に行って来てほしいと願っています。(塩澤)
「扇状地に泣かされています」
先月号で、地域の夜間ソフトボールの話題がありましたが、風越山の麓、私の羽場地区でも今リーグ戦の真っ只中。状況は全く同じで、メンバー集めに苦労しています。
特にいけないのが今の雨季の時期。他地区なら午後6時頃まで雨が降っていれば、グランドのコンディションを考慮し早めに中止にできるでしょうが、市立西中のグランドは違います。市の浄水場の横、山の直ぐ麓にあり、近くの地区の「砂払町」の命名の通り、花崗岩質の典型的な扇状地の中程で”超”水はけが良いんです。6時過ぎに雨が上がれば7時からグランド使用可能が間々ある為、審判を含め3チームのメンバーが、ぎりぎりまで試合を行うかどうかの判断に迷う訳です。6時というと、中止ならそれからの予定の変更が可能な時間であり、皆どうするかの決定を待っていますから。勝手に中止と判断して連絡がつかなくなる方がいて、人数不足となってしまう事も困りますし、運営上試合の早期消化も必要な為、雨流れをあまり多くしたくない事情もあります。
地区のソフト運営役員をたまたま受けている関係で責任があり、この時期ほんとに地形と天候に泣かされます。(西尾)
夏休みの計画に…
本格的な夏を前に、そろそろ、夏休みの計画が家族会議の話題に上る時期となった。
小・中学生が中心の家族や若者のグループなら、手頃な計画としては、さしずめオートキャンプなどが考えられる。最近は、コテージなどの施設も揃って、車をちょっと走らせれば、気だるい現実から解き放たれた別天地で、快適な野外生活を楽しむことができる。日本を代表する二つのアルプスに抱かれた、この飯田・下伊那地方であればこそだ。
この春オープンした、松川町生田のアルプスの郷「梅松苑」も、飯田市街地から車で30分程度と、家族連れやグループで気軽に訪れるには打って付けの所だ。
季節の山菜料理にふるさとを味わい、炭焼きや押し花体験などで、懐かしい山村の生活に浸るのも一興だし、コテージの窓を開け放ち、清々しい山風をいっぱい取り込んで、いびきも高らかな昼寝ときたら最高のぜいたくだ。(写真は「梅松苑」パンフレットより)(槙原)
ラベンダー
6/18に、小6の娘が連れて行けと言うので、喬木村伊久間へラベンダー摘みに行ってきました。
場所は、弁天橋を越えて、しばらく走って右折(目立たない看板が出ていました)し、坂道を道なりに上っていくと、すぐ分かる所でした。天竜川を見下ろす眺めの良い丘に、ラベンダー畑はありました。遠くには、中央高速道も見えました。
ラベンダーは、地中海沿岸原産のシソ科の草で、その香りは安眠を誘うので、頭をのせると頭の熱で香りが立ち上り、神経を落ち着かせて、心地よい眠りにつけると言われています。エキスには、養毛作用もあるそうです。
受付を済ませると、他県からも結構訪問者があることに気づきました。ハサミと、摘んだラベンダーを入れる箱を借りて、摘み始めました。こちらでは、100グラム300円で量り売りをしてくれます。30分くらいで100グラム摘んで、帰ってきました。
ちなみに、ラベンダーの花言葉は、「不信」だそうです。
喬木村はイチゴ狩りにも力を入れているので、ご存知の方も多いと思います。(高橋)