お戒壇廻り

 久しぶりに元善光寺にお参りしました。大型バスが3台も停まっていて、県外からのお年よりの参拝客がたくさんいるのにびっくり。無料のお戒壇廻りも体験してみました。普段暗闇に慣れていないので、ちょっとドキドキしましたが、案内のとおり手すりにつかまってゆくとちゃんと鍵に触れました。作りたての座光寺饅頭も食べました。とってもおいしかったです。
 その一週間後、長野の善光寺にも行くことができました。お戒壇廻りは元善光寺でリハーサル済み。といっても比べ物にならないほど暗く長い通路。手すりは無いし、おまけに何箇所か曲がり角もあったりして、先を行く人たちから「あった。」という声やガチャガチャという音が聞こえ出しても、鍵に触れるかどうか不安になってきました。が、何とかしっかりと鍵に触ることができました。触るというよりドアの取っ手をがっちりとつかんだという感じです。
 8年ほど前に一度お参りしたことがあって、そのときお戒壇廻りもしましたが、鍵に触ったというより綱のような物に触った感じで、それが鍵だという確信が持てずにいましたが、今回がっちりと握ってみると、あの時は触れていなかったんだということがわかりました。
 今回鍵に触れたのは、元善光寺・善光寺と両参りしたご利益でしょうか。(塩沢)

手作りみこし

 10月に入ると、わが下黒田地区の神社の秋祭りで、みこしの準備が忙しくなる。以前から、春祭りは黒田人形で賑やかだったが、秋は祭りと言っても何もなく、ひっそりしていた。
 「みんなで、おみこしをやりまいか」 という声があがってきたのを機に、有志が集まって相談した。何十万円、何百万円もするみこしを、どうやって手に入れるかが一番の問題になった。
 「みこしなんか何でもいい。担ぐ人の輪がだいじだ」の結論で発足。独立採算性、所望は受けるが会費や寄付金は無用とした。うれしいことに担ぎ手も年々増え、揃いのTシャツも新調、今年で6年目にはいった。
 酒樽四つをのせたみこしと、ベニヤ板に紙を貼りつけたみこしの二つが、今年も地区内を賑やかにねり歩く。(原)

徐々に秋の色が・・

 既に15年余に亘ってご縁がありご指導いただいている東京のある大学の先生と、年来の約束であった西駒(中央アルプス駒ヶ岳)登山を、つい数日前、やっと果たすことが出来た。
 登山といっても、例の、東洋随一を誇る”駒ヶ岳ロープウェイ”を利用してのこと。菅の台高原から専用バスに乗り換え、ロープウェイの起点しらび平へ。ここから標高差1,000メートルを約7分、一挙に駆け上るとそこは正に別天地。3,000m級の駒ヶ岳や宝剣岳の直下は千畳敷カールである。
 関西弁混じりの団体と前後しながら、ほんのりと色を染め始めたナナカマドなどの高山植物に囲まれた登山道を進む。突然、嶺から吹き下ろす霧に視界を阻まれたり、また、さっと晴れた切れ間に、優しい赤や黄の色を楽しみながら。
 やがてこの高山の涼風に載って、谷から里へと徐々に秋が広がり、伊那の里も錦の装いを整える時となる。(槙原)

食いしん坊による飯田自慢 (No.7)

 前回は飯伊における青果の流通状況をお話しました。今回は魚編。
 海の無い県で、昔は流通が極端に悪く、海の魚と言えば塩鯖等数種の塩蔵品か乾物類しか手に入りませんでした。今は非常に発達した流通網と鮮度管理技術により、鮮度の良い魚貝類が手に入れられます。
 大手業者からは都会に並ぶと同時に飯田の卸団地にも全国から大衆魚が、他中卸業者からは、名古屋の高級魚が集まる柳橋から、朝9時頃には水揚げ間もない魚貝類が届きます。勿論、鮮度バツグンでなければ刺身用にならない光・青物(鯖や秋刀魚、鰯やサヨリ等々)、生きたままの蛸、鯒、平目や鰈など、何でも手に入ります。(でも魚は一般的に、〆ておろし半日くらいしないと身はゴムのようで歯ごたえが悪いし、イノシン酸・グルタミン酸等の加減で美味くないが)また伊勢湾のどこどこの穴子、蛸などと、水揚げ場所のこだわることまで出来ます。山国でも、春のメバル、夏にかけてのイサキなどと、魚で季節を感じることができるようになりました。
 もっとも、魚をおろすことは、浜の方々のようには未だいかないようです。(西尾)
(写真は飯田の魚市場 鮮魚コーナー)

運動会シーズン到来
 雨で1日延びましたが、小6の娘にとっては最後の運動会が、9月24日(日)に竜丘小学校で行われました。
 短距離走では、一番内側の1コースなのにもかかわらず、後ろを振り向きながら走っていました。綱引きでは、それまでの練習では1度も勝てなかった白組がI先生(高27回生)の切り札、「座ってこらえろ」作戦により2回とも勝利をモノにし、娘達は悔しい思いをしました。
 私の小学生時代と違う種目と言えば、「男も女も棒倒し」でしょう。1回戦は女子の戦い、2回戦は男子の戦いでした。私の頃は、男子は棒倒しでしたが、女子は騎馬戦だったような気がします。
 PTA種目は、毎年昼食後に行われる大玉送りです。白組は、桐林、時又、上川路地区、赤組は、駄科、長野原地区です。結果は1対1の引き分けでした。最終的に19対21で赤組が勝ちました。
 次に控えているのは竜丘地区の運動会で、毎年体育の日に行われます。今年は10月9日(月)です。各地区とも2回から3回練習を行いますが、私の住んでいる駄科地区の練習は、9/30、10/3、6の3回です。私は40代のムカデ競争に参加しますが、10名(2チーム)いるはずの40代の初日の参加者は4名だけで、50代の1名を入れて練習しましたがトラックを1周半してやめました。ムカデのトラック1周のエラさは、参加した人でないと分かりません。竜丘5地区のうち、人口が一番多いのは駄科なので毎年優勝してもおかしくないのですが、優勝する地区は毎年変わり、連覇はかなり難しいというのが現状です。今年はどの地区が優勝することやら・・・。(高橋)