おいしいエノキダケ 香りも良くて子供も大好きなエノキダケ。
長野県はエノキダケの生産日本一なんですね。皆さんはごぞんじでしたか?1993年の統計では、長野県は全国の生産量の56%を占めています。第二位の福岡県でさえ10%。「エノキダケを見たら長野県産と思え」といってもいいかも。
近頃はどのスーパーにも地元の生産者の食品コーナーができ、新鮮さや生産者の見える安心感をアピールしていますが、そのコーナーで年中手に入るのがエノキダケ。たっぷり入ったお買い得の大袋もあります。これは産地ならではのことだったんですね。
ちなみに、エノキダケが育つのにちょうど良い気温は、凍る一歩手前なんだそうです。冬が旬なのですね。
バターいため、てんぷら、汁物、鍋物、サラダにと、わが家では今日もおいしくエノキダケをいただいております。(塩澤)
惜別の唄
卒業式の季節になった。
かつて、ある中学校でのこと。卒業式がすんで、職員一同がお茶でも飲んでいた時だった。どこか遠くのほうから、誰かが呼んでいるような声が盛んに聞こえてくる。
職員室の窓を開けてみると、谷を挟んだはるか向うの山道で、さきほど送り出した卒業生の一団が、こちらに向かって大声で叫んでいるのだ。
「先生、さようならー」手を振り、からだじゅうを使って声を張り上げている。
「がんばれよー。また来いよー」いつの間にか、先生たちも全員が職員室の外に出て、彼らにこたえた。
互いに呼び合う声が、早春の谷間に何度もこだまして……。(原)
メール同級会
先日、同級会を温泉に泊り込みでおこないました。久々に顔を会わせると、近況から政治まで、深夜遅くまで話が弾みました。
私ども同級生はもはや50歳代になり、ITにも遅れがちなリストラ対象人間と見られがちです。しかし、クラス43名中20名が常時メールを利用し、情報のやりとりをしているお陰で、43名全員の把握がされています。メール上では単なる連絡だけでなく、古くは「飯高ラグビー班の花園出場」の感動報告、「子供達の理科系離れについて」の談議、最近では「長野県知事選」や「長野県民性」に対しての討論等、同時メールで喧喧諤諤… 結果、遠く離れていても何時も近くにいて集まっているような、そう、常時同級会を開いているような感じです。
世の中、益々便利になっていくのでしょうが、でもやっぱり顔を会わせるのは格別なものがあります。(西尾)
春告げ花二題
2月は20日前後だったと思うが、地元信濃毎日新聞の紙面に、天竜川は飯田市松尾地籍での撮影として、待ちこがれる春を予感させるにふさわしいネコヤナギが紹介された。
こちらもカメラに収めてみたいと、その後二三度それらしい土手に下りてみたが、どうしても見つけることが出来ない。
諦めていたところ、昨日、職場の駐車場から道路の反対側に目をやると、ネコヤナギがすっかり花を開いて銀色に光っていた。更にその隣には、堅い蕾を割って今開かんとする梅の花も。
春を告げる花がこんな足元にあったとは・・。(槙原)
飯田線を歩こう
来たる3月18日(日)に、川路・龍江・竜丘地区天竜川治水対策推進連絡協議会の主催で、JR線路の付け替え記念として、飯田線の線路を川路駅まで歩く行事が催されます。
参加される方は3つあるルートの中から1つを選ぶことになります。ルート1は、自動車を利用される方のためのルートで、現川路駅近くの駐車場へ行き、9時38分発の電車に乗って時又駅で下りるか、9時47分発の電車に乗って天竜峡駅で下ります。ルート2は時又駅に集合、ルート3は天竜峡駅に集合で、いずれも9時30分受付開始で駐車場はありません。
それぞれの駅を10時に出発しますが、新しい川路駅までは時又駅から1,500m、天竜峡駅から1,700mで約40分歩くことになります。新しい線路は現在の線路より天竜川寄りに敷かれています。
参加賞は、完歩記念証(ミニSL乗車券付)と花の種の小袋だそうです。記念行事としては、くす玉割り、宝餅投げ、鈴岡太鼓、竜神の舞などが予定されています。JR東海ファンクラブの催しとして、ミニSLの運行、ジオラマ(模型電車)の運行、飯田線の歴史の展示などがあります。
3月16日(金)からは今田平のイチゴ狩りも始まりますので、線路を歩いた後イチゴ狩りを楽しまれてはいかがでしょうか?(高橋)