飯田城の紅梅”が満開
 きょう(4月1日)の新聞記事と写真を見て、さっそくカメラ片手に行って来た。
なるほど、260年前、飯田のお城に植えられていたという紅梅が、今は移植先の飯田市扇町の飯田動物園入り口で満開を迎えている。
 ひときわ鮮やかなピンクが、あたりの騒々しさに反して、落ち着いたムードを漂わせ、しばらく立ち止まって眺めた。
 この銘木は、江戸町の旧藩士の一人が、城主から拝領したものと伝えられ、毎年この時期に桜に先がけて開花し、飯田市民に春の訪れを告げているという。きっと園内の動物たちも、喜んでいるにちがいない。(原)

リサイクルショップ
 新年度に向けて家の中の片付けをしてみました。使っていないのに捨てられない物 がたくさんあります。思い出の品、もしかして必要になるかもと思ってしまう物、もったいなくてごみに出せない物などなど。ふと思いついてリサイクルショップを覗いてみました。家具や衣類、家電製品、食器に洗剤、ビデオテープやコピー用紙まで、なんでもあり。古ーい物から新品まで、よく整理されて所狭しと並んでいました。中には私が前にごみとして出してしまったような物も、立派に並べられていてびっくり。お店の人に聞くと、大きな物なら車で引取りに来てくれて、ごみの処理代としてお金を支払わなくてはならない場合もあるそうですが、品物の状態によっては、逆にお金をもらえることもあるのだそうです。ごみにするのはもったいないと思う物は、捨てる前にここへ持ってきてみればよさそうです。また、子供が家を出て独り立ちするようなときも、リサイクルショップを利用すればほとんどの家財道具が安くそろえられてるし、まとめて買えば値引きの交渉もかなり期待できそうです。
 あれこれと面白く見て回るうちについ買い物してしまい、結局何しに来たのかわからなくなってしまいました。物を減らすのはなかなか難しいものです。行ってみようという方、お店の場所はタウンページでお調べくださいね。(塩澤)
 

懐かしい香り
  今の時期、郊外をドライブしていて、枯れ草の中に緑の若干生えた土手などを目にすると、スッと気が落ち着くことありませんか。緑に一面覆われていたり、花が咲き誇っている時以上に。
 その風景を見た時、いつも思い出す事があります。幼い頃、枯れ草の斜面を滑り台代わりにして遊んだこと。澄み切った青空を眺め、お日様のポカポカ陽気に誘われて昼寝したこと。のびる(ゆり科の多年生植物。におい・味はネギに似ている)やふきのとうを採ったこと。餅草(よもぎの若葉。草餅の原料)を採ってお菓子やさんに持って行き僅かな駄賃を貰い、それで十円店(駄菓子屋)で買い食いしたこと。土の香り、枯れ草の匂い、そして日の光の中で、無邪気におもいっきり過ごしていたことを。
 あくせくした世間にどっぷり浸かっていて、余裕の無い今の自分を省みながら、そんなこと感じるのは私だけだろうか。(西尾)

新学期、そして市議選
 4月4日(水)に入学式を迎える長女の中学校のクラス編成が4月2日(月)に発表になりました。29年前を思い出します。
 あの当時は、片方の肩から掛けるカバンでした。男子生徒は制帽をかぶり、女子生徒は皆一年中スラックスをはいていました。
 修学旅行にスカートで行くかスラックスにするかで、だいぶもめていました。もしスラックスで行っていたら、どんな目で見られていたことでしょう。
 4月22日(日)に投票が行われる市議選に向けて、後援会活動が活発化しています。31の議席に対して、立候補予定者は32名とも33名とも言われていますが、いずれにしても激戦になる事は必至です。4月14日(土)までは、あちこちで「囲む会」や「総決起大会」が開かれ、「女性候補者は全員当選するだろう」などと言うウワサも流れて、男性候補者はビクビクしているようです。(高橋)

準備万端
  4月の声を聞くと、桜の開花宣言を今か今かと待つこの頃です。
 南の地方から順次そうした便りが届けられるのを耳にしていると、今年は例年に比べて数日早い傾向にあるようですが、この飯田地方はどうなのでしょうか?
 ここに来て一寸足踏みをしている様にも見られますが、それでも、大宮の桜並木もすっかり赤みを増し、もう今日にもチラホラとピンクの花びらを開いてくれるものと期待されます。いよいよ春本番です。(槙原)