梨の花つけ
 写真は、ご婦人たちが楽しくおしゃべりをしながら、のんびりと働いているように見える、いわば梨の花つけ作業の原風景だ。
 しかし、現実はなかなか厳しいものがあるようだ。まずタイミングだが、満開になった晴天無風の1~2日が勝負といわれているが、その短い時期におおぜいの手間を集めることの難しさは、並大抵ではない。花の季節は行楽の季節でもある。
 先日、大きな果樹園で、男1人が見慣れない行動をしているのに出会った。近づいて見ると、小型の掃除機みたいなものを腰につけ、手に持ったホースを振り回して、花に空気を吹きつけている。尋ねてみると、花つけの新型機器だそうだ。
 男は「ひとつひとつ、手でつけるのにはかなわんに」と言いながら、わき目も振らずに手を動かしていた。(原)
 

田舎の良さ
  4月は桜、梨、桃、チューリップ、パンジーなど色鮮やかな花が咲き誇りました。今月、農道を運転していて目に付くのは林檎、鈴蘭、水仙、タンポポ、菜の花、山吹など白や黄色の花が多いですね。その中で、赤や紫のツツジ、農家の庭先によく見受けられる芝桜は、周りが地味なだけに目に飛び込んできます。(写真は、自宅のツツジと鉄線)
 花と関連ありませんが、先日Uターンしてきた同窓生(奥さまも飯田出身)との話の中で、「飯田に帰ってきて奥さん喜んでいるら。」と言ったら、「美味しい空気と水に、都会暮らしだった子供が一番喜んでいる。」という返事でした。自分が子供だった頃、そんなこと思ってもみなかったのになあ…(西尾)

ケーブルインターネットがやってきた
 3月下旬に、飯田ケーブルテレビが下記の3地区を対象に各地区20名のモニターを募集しました。
 1.伊賀良地区(北方・大瀬木・下殿岡・三日市場・中村)約1,400世帯
 2.毛賀、竜丘地区(駄科・長野原・時又・桐林)約1,700世帯
 3.山本、滝ノ沢、正永町、丸山町、座光寺約1,900世帯
 私も応募したところ、見事に当選し4月28日に設置工事が行われました。
 これにより、本サービスが開始となる予定の8月までは、無料でインターネットを楽しむ事が出来ます。
 まだメールアドレスも設定に必要な書類も届いていないので、いつからインターネットが開始できるかわかりませんが、非常に楽しみです。通信速度は(下り)512Kbps、(上り)128Kbpsです。これまでは、インターネットに接続している間は電話が出来ませんでしたが、これからは時間を気にする事無くインターネットが楽しめそうです。
 なお、8月からは利用料金月額5,000円を予定しているとの事です。(高橋)

座光寺~上郷バイパス供用開始
  通称”上街道、上県道”で親しみの深い主要地方道「飯島飯田線」に、座光寺~上郷バイパスが完成し、先の4月27日、地元関係者多数の列席の元、盛大な開通式典が挙行された。
 延長約2キロのバイパスだが、平成5年度から建設が進められており、下伊那北部から飯田の市街地へのアクセス幹線として、長年、完成が待たれていた道路である。
 更に、土曽川大橋から先(高森方面)に続く広域農道も完成間近で、北部方面と飯田を結ぶ主要道路として利用されることになる。
 既に周辺にはショッピングセンターなどもオープンし、このバイパスを中心にした地域の景観も変貌しつつあって、地域づくり、地域振興への貢献も期待されるところだ。(槙原)