馬の話
 

先年、ロンドンの街角で写したものの一枚である。
 話には聞いていたが、客を待つ御者のおじさんの紳士的な服装に目が引かれた。御者の正装に合わせて、お馬さんのほうも立派な馬具をつけ、マナーも確かなようだ。古式ゆかしい町並みと見事にマッチしている。
 このおじさん、どうやら街の人気者でもあるらしく、子どもたちが寄りついたり、観光客と気軽に談笑したりしていた。
 馬は干支では、十二支の七番目にあてられている。利口で、その上「馬車馬のように働く」という言葉があるように、大変な働き者である。昔から、人が馬を愛し、「馬頭観音」などと信仰の対象にしてきた理由が、そのあたりにあるのかもしれない。
 本年はいたずらに「馬齢」を重ねず、「野次馬」にはやされ「尻馬」に乗ることなく、「竹馬の友」と「馬食」して、「馬力」をつけて頑張りたい。(原) 

ふるさとに“旨いもの”がまたひとつ
 

 暮れに、ある方から「是非、飲んでみてください」と、届けられた清酒がこの“結”である。
 頂戴すればこちらのものと早速いただいたところ、“燗でよし冷やでよし”のラベルに偽り無く、一寸辛口で口当たりの爽やかな、大変美味しいお酒であった。
 特定の商品を公的なホームページでPRするのは・・・とのご意見もあろうが、このお酒を世に送り出すことになった「結いの会」(地元20軒の酒屋で組織)の、熱い想いを代弁するために紹介させていただく。
 =商品のチラシより=
 「俺たちの酒造ろう」と南信州の20店の小さな酒屋が立ち上がる。本当に飲みたい酒、人と人との結び付きを大切にしたい、このお酒の一献がお役に立てたらとの願いをこめてつくりました・・・。
 なお、ついでに紹介しておくと、このお酒のラベルやチラシをデザインしたのは、ホームページなどマルチメディアコンテンツの制作に長けた同窓生のT氏である。(槙原)

暖冬で失われた遊び
 12月に入って3度(地区によっては4度)も雪が降りました。11月中ずっと晴天が続いたので、川の水も干上がってきていただけに恵みの雪です。
 「3度も」と言いましたが、1960年代まではこの時期もっと寒く降雪量もありました。旧市内の様子ですが、その辺で自作の竹スキーやそりで遊ぶ事は勿論、「かまくら」が出来るに充分な積雪でした。寒さも半端でなく、近くの田んぼや堤、松川プール、遠くでは千人塚でスケートが出来ました(未だ二本刃或いは三本刃の下駄スケートの時代。後に下駄パイプに変わった。パイプの刃が付いた靴スケートは高嶺の花だった。)。
 今は学校の日陰に作ったスケート場でさえ、まともに凍ることさえままなりません。冬を簡単に楽しむことが出来なくなってきました。(西尾)


今の子どもたち
初詣
 どんなに寒くても、受験生がいる今年は初詣は欠かせないと、長姫神社にお参りに行きました。
 いつもは買わないお守りを買おうと「合格祈願のお守りを下さい。」と言うと、この頃はそういうふうに分かれておらず、家内安全も学業成就もみんな一緒の「御守り」なのだと言われました。でも、「交通安全」だけは別においてありました。このお守りだけはよく売れるのかな?
 いつもの年よりお賽銭もはずみ、二種類のお守りと破魔矢を買って、しっかりとご利益を期待して帰って来ました。
 ところで、長姫神社の御清めの浄水には温泉が用いられていて、温かくてとても気持ちがよかったです。(塩澤)

コンピュータウィルス大流行中
 元旦に高校の同級会があり(15名出席)、丁度良い電車が無かったので、駄科から飯田バスターミナルのそばの会場まで1時間15分くらいかけて歩きました。16時から21時30分まで飲んで帰宅し、2日の朝メールを受信したところ、添付ファイル付きのウィルスメールが友人から届いていました。そのメールは開く事無く完全に削除したので感染はしてないと思いますが、なにしろ初めての事だったので緊張してしまいました。友人には、パソコンがウィルスに感染している旨を連絡しておきました。
 2日は中学の同級会がありましたが、私が幹事だったせいか出席者は7名のみでした。夕方から降り出した雪は飯田の街では結構積もっていました。3日は中央高速道路の多治見I.C.と小牧JCTの間が上下線とも通行止になっていましたが、飯田からそちらの方面へ帰られる方が心配になります。(高橋)