“梅松苑”
“高遠の桜”は余りにも有名だが、南から平岡、天竜峡、市内では大宮通りや松川プール、北へ行くと台城など、飯田下伊那地方の桜の名所も、満開の花の下に連日家族連れや職場の仲間で賑わいを見せる。
やがて、そうした幾つものふるさとの花見のメッカに仲間入りをするだろう場所に、松川は生田の“梅松苑”(ばいしょうえん)がある。
生田はご存知、豊丘から大鹿へ抜ける街道の峠の集落だが、ここに数年前に、地域づくりの拠点としてオープンしたのが、自然体験型滞在・交流施設の梅松苑だ。
その敷地内所狭しと様々な種類の桜が植えられたのは、平成12年のこと。この桜はオーナー制で、300本もあろうかというその一本一本が、地元のみならず県内外の多くの方々によって所有されている。
勿論未だ幼木で、時期には可憐な花が愛らしいが、10年か15年もすれば、ピンクに覆い尽くされた生田の里は、爛漫の桜花を求める人並みで溢れるに違いない。
なお、梅松苑の連絡先(電話)は0265-36-7100、
食いしん坊編(№10)
3月初めは4月の陽気で暖かく、桜も例年より20日も早く咲くのではと言われていましたが、その後寒暖を繰り返し、結局若干早めの開花となりそうです。
3/25には霜が降りる程冷え込み、翌日の市場から「うこぎ」(若葉が食用部分、飯伊では“おこぎ”が一般的な名称)が消えました。「うこぎ」は今が一番美味しい時です。ハウス物が終わり、天然物の小さめの最盛期です。幾らか大きくなると歯軋りをする様な食感になり、抵抗があります。食いしん坊の私は、小さめの「うこぎ」が霜にやられ一寸がっかりしています。(西尾 秀文)
携帯電話は必要ですか?
高校に進学が決まった長男が携帯電話を買えと言っています。
現在我が家には携帯電話は1台も有りません。今の高校生は、80~90%が携帯電話を持っていると聞きます。しかし、一体どうして高校生には 携帯電話が必要なのでしょうか?私も妻も自宅と職場を往復しているだけで、どちらかへ電話をすれば大抵連絡が取れるので、携帯電話は必要としていません。
第一、携帯電話を持てば電源をOFFにしない限り、24時間拘束されていると同じ状態と言っても過言ではないでしょう。
携帯電話をお持ちの皆さん、携帯電話は必要不可欠な物ですか?(高橋 秀治)
今年の高校入試合格発表風景
3月13日に行われた入学試験の合格発表が、20日にありました。午前8時30分に受験番号が貼り出され、多くの受験生や父母が見に訪れました。
受験票を持参して申請すると試験の得点も教えてもらえるとあって、その申請と結果待ちで、正面玄関前は人ごみがなかなか無くなりませんでした。
普通科282名、理数科40名の新入生の皆さんそれぞれが、充実した3年間を送ることを祈ります。(塩澤 真由美)
年に一度の黒田人形の公演
江戸の元禄時代から現在まで、300年の伝統をもつ黒田人形の公演があります。
飯田市上郷の下黒田諏訪神社の春祭り奉納公演です。
鎮守の森の「黒田人形舞台」は操り人形専用舞台として、歴史的・構造的にその価値が認められ、国の重要有形文化財に指定されています。
この舞台での公演は、年に一度だけの機会です。ぜひご覧になってください。
4月13日(土)は夜7時から。14日(日)は午後1時からで、地元の高陵中学校の黒田人形劇クラブも出演することになっています。(原 博司)