一遍に冬の訪れ・・・?
 何だか今年は、秋という季節をゆっくり味わう間もなく、一遍に冬の到来を迎えそうである。
 先の日曜日、久しぶりに楽しみにしていた「山歩き」に出かけた。
 “匂い松茸味シメジ”などは素人のキノコ採りには到底無理だが、半日ほどほっつき歩いてほんの僅かの雑キノコの収穫を得た。そんな中に何本か混じっていた”栗茸”。昔から、栗茸が出るようになるとキノコシーズンも終盤と聞いていたが、こんなところでも早々と冬の近づいていることを知ることができた。
 と、この“ふるさと便り”を記した翌朝(10月29日)、風越山は初冠雪であった。 (槙原英勝)

 
人間より繊細?
 10月29日、松本では観測史上最速の初雪だったそうです。飯田も冷たい雨が降りましたが、標高の高い西部農道でちょっぴり霙に遭いました。12月初旬の気温とのことですが、早々電気屋に足を運び、最近人気の「ハロゲンヒーター」を買って来ました。でも、人間用ではないんです。
 もうPC用プリンターも7台目になりますが、過去どれも冬場になるとエラーを起こしました。部屋の温度がある程度暖かくないと、電源投入時ガタガタ音がして止まってしまうのです。温度10~35℃・湿度20~80%と、機器の使用環境は最新型まで10数年来殆んど進歩していません。設置場所の関係で困るのですよね。部屋が暖まって使用できるまで待っていられない場合、今までプリンターの直ぐ横に白熱球を置いて暖めていましたが、それでも数十分は待たされました。で、その問題の解消用にと直ぐ温まる800Wの「ハロゲンヒーター」を設置したのです。プリンターは印刷解像度やスピードはもの凄い速さで進歩していますが、使用環境は旧態依然。
 メーカーさん、自動車と同じように「寒冷地仕様」を作ってみては下さいませんか。ただ、車の様なバッテリーの容量を一寸大きくして、不凍液を一寸強化しただけの小手先の「寒冷地仕様」でなくて、本格的に使用条件を幅広くした製品を期待しているのですが。そうそう、今回お世話になった「信毎ホームページ大賞」の協賛はエプソンさんでしたね。如何でしょうか。 自動車の「寒冷地仕様」の例を挙げましたが、自動車も電子制御部分が多くなって、昔に比べ余分な故障?が多くなりました。大きな所では燃料噴射をコントロールしているマイコンの不具合で走行中急に止まったり、細かな所では夏場になると電子制御のALBの警告灯が点いて通常ブレーキになってしまったりなど(ALBが付いている2台共なんです)。まあ、ある程度気温が下がりセンサーが正常になる秋口まで、ほったらかしていますが…。機械式キャブやALBでは故障は経験しませんでしたがね。まだいろいろありますが不具合はこの位にしておきます。
 話が逸れ始めましたが、電子機器は「繊細」で「温室育ち」、人間以上に気を使います。

(西尾秀文)

ユニクロ飯田店が開店します
 10月31日の朝、出勤するためにクルマに乗り込もうとすると、フロントガラスが凍っていました。会社に着いて皆に聞いたところ、寒い所では前日も凍っていたとか・・・。今年は早目にスタッドレスタイヤに履き替えた方がいいかもしれません。
 ところで、11月22日(金)にユニクロ飯田店(鼎名古熊2,505-1)がアップルロード沿い「名古熊東」交差点のそばに開店します。同じ日に「ベルシャイン伊那店」もオープンします。
 皆様に応援していただいた「信毎ホームページ大賞2002」のWeb一般投票で、団体部門16作品中4番目の票を得る事が出来ました。ご協力有難うございました。

(高橋秀治)

ホームページの責任
 10月末、東京のある小学校が飯田の大平宿へ寝泊りする体験学習を行い、翌日、それが県内ニュースとしてテレビで伝えられた。
 慣れない手つきでマキを割ったり、カマドやイロリで調理をしているようすが放映されたのを、私は特別な思いで眺めた。
 実はその数日前のこと、私宛に“東京の小学生のお母さん”と名乗る方から、一通のメールが届いていた。
 「大平宿へ子どもが宿泊します。もうかなり寒いのでしょう。防寒具や寝袋を持たせたほうが良いでしょうか」というような内容だった。
 きっと、私のホームページでも見たのに違いないと思いながら、「指導の教師を信頼しなさい。子どもの判断に任せなさい」と返事を送った。
 テレビで小学生たちの姿を見た後、東京のお母さんの気持ちになって、Yahoo!で「大平宿」を検索したら、私のが2番目にあった。
 そしてその説明文の一部に「捨てられた峠の村 標高1150メートル 大平の冬は厳しい」とあった。
 私はあわてて「子どもさんは、いかがでしたか」と、優しいお母さんにもう一度メールを送った。
 (写真は「大平宿の冬」)

(原 博司)