食いしん坊編 (No.13)
 ここんとこ何度か私用で東京や横浜に出かけています。自分で運転していくのは楽しいし、安いバスで気楽に行く方法もありますが、到着時間に縛られる用事ばかりなので確実な鉄道を利用しています。
 楽しみは帰りの弁当。新宿で途中下車し、デパート地下食品売り場へ足を運びます。昨今、都会の「デパ地下」の記事を雑誌等でよく目にしますがさすがですね。惣菜コーナーには、色々セットになった弁当だけでなく、単品でも和洋中その他、品数が豊富で選り取り見取り。更に、安くて美味いので一度に食べきれないほど購入してしまいます。ホクホクしながらそれを「あずさ」に持ち込み、茅野までの2時間に平らげています。正直言って、高くて不味い駅弁よりお勧めです。(デパ地下の写真を撮ろうかと思いましたが、多分撮影禁止だと思い止めました。)

(西尾秀文)


春の祭り
 わが地区の最大規模の祭りは、何といっても「野底山森林公園祭り」です。時又の「初午はだか祭り」と並んで、飯田市の「二大春祭り」となっています。
 上郷黒田の姫宮センター一帯を会場に、森に触れ、親しみ、学ぶため、種々の催しが繰り広げられます。
 祭の一般的なイベントに加えて、木工教室、植樹、きのこの菌打ち、花木の頒布、森ウォークなどがあるのが特徴です。
 今年は、4月26日(土)に行われます。新緑の山々、うまい空気と飲食物が待っています。どうぞお出かけください。ご一報くだされば、サービスさせていただきます。
(原 博司)
県議選本番へ
 3月31日(月)に県議選飯田市区(定数3)及び下伊那郡区(定数2)の立候補届け出書類の事前審査が行われ、飯田市区では5陣営、下伊那郡区では4陣営の関係者が出席しました。
 県議選は4月4日(金)に告示され、13日(日)に投開票が行われますが、下伊那郡区については無所属の新人候補の応援に田中康夫知事が駆けつけ、話題になりました。飯田市区についても、3名の現職のうち2名が引退したり立候補を断念したりして、激戦が予想されています。
 現在は飯伊地区の至る所で後援会による「励ます会」や「意見交換会」が開かれています。
 また、1日(火)は新年度のスタートとなり、飯田市役所では55名の新規採用職員に辞令が交付されました。一方、飯田高校の入学式は4日(金)に行われる事になり、普通科243名、理数科40名が入学を予定しています。
(高橋秀治)


桜の季節に菊慈童がやってきた(「美博」パンフレットより)
 飯田市が生んだ明治時代の天才日本画家、菱田春草の「菊慈童」が、いよいよこの4月5日に公開されることになった。
 “朦朧体(もうろうたい)”という特種な表現手法によるこの絵画は、日本画史上極めて貴重な作品であり、高い評価を受けるものであるという。
 春草美術館としての位置づけにもある飯田市美術博物館に相応しい作品の所蔵をと、昨年来、「菊慈童の購入を願う市民会議」が中心となって、広範な市民の世論を喚起すると共に、購入資金を確保する活動が続けられて来たが、目標額を遙かに超えその目的を達成することが出来たとのこと。
 新収蔵記念として、5月5日まで一ヶ月間催される「春草展」。是非、この期間中に一度は訪れて見たいものである。因みに、入場料は無料。開館時間は午前9時30分から午後5時まで。なお、月曜日は休館である。
 飯田市美術博物館:飯田市追手町2丁目
 TEL(0265)22-8118
 ホームページ http://www.iida-museum.org/

  (写真は、桜の開花も間近な飯田市美術博物館。)
  

(槙原英勝)


  ほんのりと…。開花間近の桜並木
 大宮諏訪神社から飯田公民館付近まで続く桜並木が、間もなく開花を迎えます。全長約700メートルの並木通りには、130本以上の桜の木が植えられています。中でも、公民館から中部電力前あたりのジュウガツザクラなどのヒガンザクラは、毎年一番先に咲き始めます。
 4月1日現在で、写真のとおり2分咲きぐらいでした。並木全体もほんのりと色づき、枝の輪郭がやわらかにぼやけてきています。
 飯田測候所の開花予想は4月5日。ここ数日暖かい日が続いているので、ほぼ予想通りの開花となりそうです。
 昨年は例年になく開花も散るのも早く、写生大会の時にはすっかり葉桜だったようですが、今年はどうやらお花見も写生大会も大丈夫のよう。夜には提灯に灯がともされ、幻想的な夜桜が浮かび上がります。相変わらず厳しいご時世、でも季節はこうして確かに巡っているのですね。
 ■写真は飯田公民館近くから見た桜並木(4月1日現在)

(佐々木公美子)