キュウリは裏切らない・・・。
東京に日帰り取材に行ってヘロヘロで帰ってきても、翌朝畑でキュウリの出迎えを受けるとなんだか癒されてしまいます。
今年は、竹の子もそうでしたが野菜もおかげさまで豊作です。半月前からだんだん穫れはじめ、ここのところ1日5本くらいコンスタントに大きくなってくれています。最近はキュウリでもいろいろな種類が出回っていますが、我が家では今年もイガイガが痛い、昔ながらのものを選びました。もうじき3歳になる娘は、痛い痛いと言いながらも喜んで「むしり」とってくれます。
とれたてキュウリは、塩がいちばん。と我が家はまず塩で食べ、その後味噌で食べ、そのあとサラダや酢の物、スープにまでして、とことん楽しんでいます。
表裏の多いご時世で、毎日旬の恵みを届けてくれる野菜のなんと素直で、実直なことか!! ナスもモロヘイヤもブロッコリーも、新じゃがにも、なんだかとてもありがとうと言いたいです。写真は我が家のキュウリです、もうじきピーマンも穫れそうです。
仕事するには都会は快適だし、刺激も多くて大好きだけれど、やっぱり大地なしでは生きていけないというか…慌てて帰ってきてしまう自分です。
(佐々木公美子)
“いいだ”の話題が全国に、そして世界に・・・
この二週間ほどの内に、地元の二紙(云わずと知れた「南信州新聞」と「信州日報」)に相次いで紹介され、そこかしこで一寸した話題となったのが、“らいおんはーと~小泉総理のメッセージ”などで構成される「小泉内閣メールマガジン」である。
その第97号(2003/06/05付)に、[観光カリスマ百選]–新しい形の都市農村交流(長野県飯田市)–として飯田市が取り上げられているという次第。
市の農政課が中心となって実施している“都市と農村の交流事業「南信州ワーキングホリデーいいだ」”が、連休に来飯、参加された安倍内閣官房副長官秘書官の田原芳幸氏の体験談で紹介され、更には、飯田市の様子とする下記のホームページにもリンクしている。
流石は、ネット上のこのマガジンによって、一地方都市の”いいだ”が、一挙に全国に、そしてまた世界の舞台に躍り出ることが出来たのではないかと、この地方の一人の住民と云うだけで全く無関係な者ではあるが、極めて愉快に感じた最近の話題ではある。
「飯田市の様子」http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/0605k.html
(槙原英勝)
伊那谷 花の話題
4月は、阿智村智里や清内路村のハナモモがマスコミの話題になった。
白、ピンク、赤の三色の花が、山里の風景をバックに実に鮮やかだ。地元住民たちが長年育てた努力が、文字通り開花したのだ。
5月は、喬木村のクリンソウ(写真)が取り上げられた。
地元の婦人団体が、九十九谷の山あいの湿地を巧みに活用して栽培。県外のバスツアーが立ち寄るまでになった。
6月は、大鹿村の青いケシ。「1700メートルの高地にヒマラヤの神秘な青いケシ」のうたい文句も効いている。
一住民のアイディアが、村の秘境に交通渋滞を起こさせるまでになった。
(原 博司)
なぜか上海・・・楼
今更ここで井上陽水の曲を紹介するつもりはない。
最近はラーメンブームで、県内のラーメン店を紹介する雑誌もいくつか出版されている。飯田近辺のラーメン店も各誌が取り上げているが、「上海楼」を載せているガイドは殆ど無い。ファンとしては、掲載されて客が増えるより、現状維持の方が嬉しいような気もする。
確かに「上海楼」の麺は軟らかすぎるのかもしれない。そこで、試しにちょっと時間をずらして行ってみる事をおすすめする。店が空いている時間に行って、「麺はコワメに。」とか「固ゆでで。」とか言って頼んでみると、シコシコの麺が出てくる。忙しい時間に行って頼んでも断られるのでご注意を。
6月下旬に妻と上京したついでに、「新横浜ラーメン博物館」へ行って来ました。入場料300円を払い、7店のうち3店でミニラーメン(500円~550円)を食べましたが、「支那そばや」(佐野実店主)で日・月・火曜限定で出している「幻豚チャーシューメン」(1,350円)は長野県産の豚肉を使用しているという事だったので、産地は千代かも・・・。
「ラー博」のurlは、http://www.raumen.co.jp/
それはそうと、上京した夜に行った「めんめん三崎町店」(千代田区三崎町1-1-2)の(ふつうの)ラーメンもうまかったですよ。お世辞抜きで。ちなみに店主は、大学生時代の私の後輩ですけど・・・。
話は変わりますが、委員長より、「(いつも文章だけで)色気が無い。」と言われておりますので、来月から写真を添える予定(は未定)です。
なお、私も6月1日午前11時11分に風越山の写真を撮りました。7月1日から飯田創造館で展示されるようですので、「ひま」と「ずく」のある方は是非お立ち寄り下さい。
(高橋秀治)
今月はネタ無し。
「情報便」で苦しむ私の頭の中の様な、雨季真っ只中、日暮れの風越山の写真をご覧下さい。
(西尾秀文)