たかが駐車場、されど駐車場
 働きが少ない委員の佐々木(く)が、久しぶりに情報便を書くと思ったら、コテコテの主婦ネタです。
 昨年12月の半ば、旧「ユニー飯田駅前店」が、「ジョイマート飯田駅前店」としてリニューアルオープンしたのは、ご存じの方も多いはず。
 最大のリニューアルは、1階が食品売り場になったこと、そして地下駐車場ができたことと言い切ってもいいでしょう。この地下駐車場、私のような子連れかつ雨嫌いには、本当にありがたーい存在です。
 現在、飯田にはいくつかの大型店やスーパーがありますが、カートを車まで引いて行けても屋外駐車なんですね。ですから雨の日は、車まで傘を差すか濡れるかのどちらか。幼少の子どもがいると更にやっかいでした。
 「ジョイマート」は、エスカレーターまでの距離は歩きますが、基本的には濡れないし、子どもも手を引いて歩いていける距離ですし、食品売り場にも直結という造りになっています。
 また、駐車場のことではありませんが、高齢者には高齢者のありがたいことがあるようです。先日買い物をしていたら、近所の一人暮らしのおばあさんにお会いしました。おばあさんは足が少し不自由なので、専ら買い物はタクシーで出かけられるそうです。今までは地下まで降りなければならなかったけれど、食品売り場が1階になったことで、タクシーから降りてそのまま買い物ができるから、うれしいとおっしゃっていました。そして、いつも1階のエントランス前にはタクシーが何台も待機しています。
 同店の社長さんが同窓生だから、「ジョイマート」をひいきしているわけでは決してありません。一消費者として、なかなかよいリニューアルだったと思うのです。少なくとも、1階と地下駐車場に関しては・・・ですが。
 (写真はジョイマート飯田駅前店)

(佐々木公美子)

 
飯田発・全国へ—環境自治体会議—
 第12回の環境自治体会議「いいだ会議」が、去る5月26日から28日の三日間、飯田文化会館をメイン会場に、地元のみならず全国津々浦々から多くの参加者を得て盛大に開催された。(正確には、「・・・とのことである。」)
 環境文化都市を標榜し様々な施策や市民活動を推進する飯田市にあって、また特に、“南信州いいむす21”等地域ぐるみの環境改善活動が各界から注目、評価される今日、ここから更に、幾つもの研究会の成果が”飯田発”として発信されたことの意義は非常に大きい。
 雑事に追われて、結局、何れの分科会にも参加できず残念であったが、新聞報道等を通じて、立派な大会であったことを伺い知れた。
 「一人ひとりがライフスタイルを見直し、新エネルギーの活用と省エネルギーの取り組みを・・・」等の大会決議となったこれからの行動テーマ。一市民としての参加を考えて行きたいものと思う。
 (写真はメイン会場となった飯田文化会館)

(槙原 英勝)

 
おさなぶり
 あたりを眺めると、いつの間にかすっかり田植えが終わっている。
 以前は田植えというと、近隣、親戚衆が出そろっての共同作業で、農家にとっては一大行事であった。
 したがって、田植えが終わると「おさなぶり」というお祝いをした。田の神に、田植えの終わった報告と米の豊作を祈っての祭りである。
 田植えの苗をよく洗って小さく束ね、黄粉をかけたご飯とともに、恵比寿、大黒様に豊作を祈って供えた。
 もっと以前は、苗代の田に田の神様をつくり、田植えの終わったときに、小正月の飾りとススキ、ツツジなどを供えたという。
 それから、田中、山田、吉田、池田、内田、岡田、和田、太田、島田、田村、野田、福田、前田、横田、武田、原田、森田、上田などなど、日本に田の字が付く姓や地名が多いのも、わかるような気がする。
 (写真は、飯田市上郷黒田から風越山を望む)

私のホームページ「日刊ふるさと情報便」もどうぞ。  (原 博司)
 
5/30高校同窓会の総会がありました。
 田植えの終わったばかりの畦道を、ほろ酔い気分で歩いて帰宅しましたが、殿様蛙をはじめ多くの蛙が、最後に歌った校歌の続編を合唱してくれました。
 そろそろ雨期に入るようです。それらしい風越山をバックにした飯田の町並みです。
 (2004/05/29 上久堅から撮影)
 

(西尾 秀文)

 

 
同窓会定期総会開催される
 5月30日(日)にホテル神明閣オオミヤにて約160名(会員145名、一般約15名)が出席し、総会が開催されました。
 遠方からは、関西連合支部の小池亨氏(高5回)また、若いところでは今年卒業したばかりの男女各1名(高56回)の出席がありましたが、嬉しいかぎりです。
 議事の後、加藤伸氏(高5回)をはじめとする学生服姿の「南電下駄ばき会」の皆さんの音頭で校歌を斉唱しました。
 休憩の後、平田正宏氏(中44回)による記念講演(演題は「ふるさとにおける大江磯吉の忍と力」)があり、大江氏の幼少時代から中学校を卒業するまでの様子を詳しく知る事が出来たと思います。
 また、今年はアトラクションとして、桑原利彦さん(高27回)、田畑綾香さん(高51回)、吉川明子さん(高55回)、壬生陶吾さん(高55回)の4名をメンバーとするグループ「パストラーレ」によるポップスの演奏がありました。
 総会に続く懇親会には102名が出席し、長坂会長の挨拶の後、最年長者の中島君男氏(中30回)に乾杯の音頭を取っていただきましたが、91歳の中島氏は午前中は天竜峡でテニスの大会に参加されたとの事です。
 19時過ぎにはお開きとなりましたが、飯田の街に繰り出してハシゴをした方もいらしたと聞いております。
 話は変わりますが、独立100周年の際に刊行された写真集(5,000円送料込み)がまだ残っているとの事です。ご注文は同窓会事務局へどうぞ。
 (写真は、「南電下駄ばき会」と「パストラーレ」の皆さん)
 

(高橋 秀治)