夏本番
 技術でも生産量でも日本一といわれる信州の花火。夏祭りの呼び物「花火大会」が各地で始まった。
 飯田・下伊那地方の皮切りは“冨士山様”(冨士山稲荷神社:飯田市浜井町)の花火で、今年は確か、七夕の7月7日であった。それと知らずに、遠くに「パーン」と弾ける音を聞いて、やっと気がついたところだったが、あれから早一ヶ月。いよいよシーズン真っ盛りである。
 去る7月30日は、水神橋納涼花火大会。久しぶりに、職場の若い人たちの企画で、夕方から駐車場がバーベキュー会場と化し、ビールに焼き肉、焼きそばで、花火を冷やかしながらのパーティ。夏の一夜を楽しんだ。
 今年は、主催者の商工会議所下久堅支部でも大分力を入れたらしく、ナイヤガラも数年ぶりに復活とのこと。尺玉やスターマインも見事で、3000発の花火が天竜川上空を彩った。
 写真は、素人のスナップにつき誠にお粗末だが、花火王国信州の名誉にかけて、真下から眺める実物は極めて立派であったことをご報告します。
(槙原 英勝)

盆前後の寺院の都合
 他の地域の状況は分かりませんが、ここ下伊那では7月から8月にかけて各寺院の日程は決まっています。
 「施餓鬼」が7月初めから旧市内周辺から始まって、盆前に丘の上の寺院で終了し盆に突入します。盆中は新盆の家庭を含め檀家参りしますので、盆中にお亡くなりになった方の葬儀は盆後となります。殆どのお寺さんは1人か2人のお坊さんしかいませんので、施餓鬼も葬儀もお手伝い(伴奏)のお坊さんが必要で、同じ宗派で助け合います。よって、7月から8月盆過ぎまでは寺院にとって最高に忙しくなります。どの寺院も施餓鬼や盆の日程が決まっていて狂わせられないのは仕方ないことなのです。
 全く関連ないですが、毎日我が家の外階段に来ている野生の鳩の「ほのぼのスナップ」です。
(西尾 秀文)

うれしかったこと
 同窓会上郷支部の会員数は、ここ数年350人前後である。会員名簿に目を通すと、中30回代卒から高40回代卒まで、ずっと並んではいるが、やはり中高年の会員が多く、若い方の入会は少ない。
 支部として今までに、「積極的に入会を勧めたことがあっただろうか」と改めて反省してみると、あまり記憶がないというのが正直なところであった。
 そこで今年度の支部事業として、上郷在住の同窓会員の高35回卒以上の方のうちの、支部未加入者に対して案内状を差し上げてみた。結果は今まとめているが、予想をはるかに上回り、新規加入希望者は50人を超えている。
 その内訳は、~高10回2人、 ~高15回5人、 ~高20回10人、 ~高25回10人、 ~高30回17人、 ~高35回8人である。
 「声をかけてくれて、うれしかった」 という声もあったというが、実は声をかけたほうは、もっとうれしかったのだ。
 今回の情報便には、何か上郷地区の写真を添付しようと考えたとき、やはり真っ先に頭に浮かんだのがこれだった。2003年に環境整備事業完成記念として同窓会本部が作った絵はがきの一枚である。

私のホームページ「日刊ふるさと情報便」もどうぞ。 http://www.mis.janis.or.jp/~harahiro/
 
(原 博司・上郷支部長)

吹奏楽班、3年ぶりに県大会へ
 7月30日(土)に、長野県伊那文化会館大ホールに於いて第45回長野県吹奏楽コンクール中南信地区大会(高等学校部門A編成)が行われ、飯田高校吹奏楽班は、県大会に進みました。
 参加18校中16番目に登場した同班は、課題曲で“マーチ「春風」”を、自由曲で“St. Anthony Variations”を演奏し、審査の結果は銀賞でしたが、100点満点で行われた評価は79点で、あと1点で惜しくも金賞を逃しました。
 県大会へは、10校が進む事になりましたが、同班は、金賞(80点)の飯田風越高校に次いで8番目の成績で、銀賞の中では、もちろんトップでした。
 7月18日(月)に行われた定期演奏会の時よりかなり上手くなっており、8月7日(日)に長野県松本文化会館に於いて行われる県大会に期待が持てます。
 (写真は、7/31に撮影した殿岡から見た風越山)

(高橋 秀治)