「ラグビー班」好発進

 今月の話題は、“独断と偏見”で、何と言っても母校ラグビー班の活躍がトップでしょう。
  既に大方の同窓生、そしてラグビーファンには周知のことと思いますが、この6月17日、18日の両日、新潟県で行われた北信越5県の高校総体(ラグビー北信越)で、各県の1位が集まるAブロックを制し優勝をもぎ取ったラグビー班。“花園切符”に向けて好スタートを切ってくれました。いよいよ、“8年ぶりに”と、既に多くの熱い期待が寄せられています。
  同窓生、関係の皆さんには、今から着々とお小遣いを節約して、その時に備えていただく必要がありそうですよ。今年の年末はバスを連ね“花園”へ乗り込みましょう!
  写真は、6月23日付けの地元「南信州新聞」の報道。
 画面をクリックして画像を大きくし、記事をお読み下さい。

(槙原 英勝)

 

 

南信州の湧き水
 信州へ戻って来てあらためて感じることは多いが、その一つに“水のおいしさ”がある。村営、市営などの水道は、どこでもあまり変わりがないが、山の谷間、家の裏の崖などから湧き出ている水のおいしさを、その気になれば毎日でも味わえるのは、山国に住んでいる者の特権のようである。
 飯伊地方で“おいしい水”といえば、環境省選定百名水に選ばれている“猿庫の泉”が有名であるが、最近、特に人気の出た水に“清内路の一番清水”がある。昼神温泉郷から木曾・妻籠に向かう国道256号沿いで、清内路村に入ったすぐの所にある(写真左、国道を挟んだ向う側。手前は最近整備された駐車場所)。
 2年ぐらい前から地元の「一番清水の会」の人々が、周辺の環境や湧き水の取水口などの整備をしてくれたため、非常に利用すしやすくなった(写真右)。飯田近辺の人は勿論、国道沿いにあるせいか、中京地方など他県からの“水愛好者(?)”が取水にきて、週末にもなると混雑するぐらいである。この“一番清水”が湧き出ている所の上には人家はまったく無く、水戸の天狗党が通った梨子野峠に続いている険しい山々のみで、なにかに汚染されることもなく、水はおいしい。また、地中深いところに湧き水の水脈があるのか、一年中、水量はほとんど変わらない。
 深山の多い清内路村には、二番清水(現在使用不可)、三番清水もあるが、まだ、“よそ者には知らせていない清水”が在るとか・・・。

 “水”も麻薬的な要素を持っているらしい。おいしい湧き水をそのまま飲んだり、お茶などに使うと、水道水など使えなくなってしまう。このところ、毎日、直接に、或いは沸かしてお茶、紅茶、コーヒーに使う水には、“一番清水”や、時々は“猿庫の水”、時に我が家の裏山から出る水を利用している。

(原 健彦)

 

「強歩大会」のパズルをうめて下さい
 何気なく母校のホームページを見ていたら、強歩大会は、今年50回目を迎えたらしい。
 「第50回強歩大会を迎えて」という題で、実行委員長の文章がある。これによると、第24回までは夜間に実施され、第25回からは昼間実施となったとあり、同じページの「資料」によると、第1回は昭和33年度となっている。歴代優勝者の氏名も掲載されているが、すべての欄が埋まっているわけではない。いちゃもんをつける気はさらさらないが、誤りは正すべきであろう。
 夜間の強歩大会は、私が3年生だった第21回(1977年4月28~29日)が最後であったので、よく憶えている。初めての昼間実施となった第22回(1978年4月28日)は今宮を出発し、大平で折り返すコースであったようだ。
 手元にある校友会誌「高松」第30号に強歩大会の特集があり、「第1回強歩大会の思い出」と題して、筒井房直さん(高9回)が投稿されているが、実施されたのは1956(昭和31)年4月27~28日である。
 強歩大会に参加されたOB(OG)の皆さん、飯田高校の玉本先生に、正しい情報を提供して下さい。興味・関心のある方は、飯田高等学校のホームページの中の、「生徒会」>「強歩大会」のページをご覧下さい。

 さて、現在サッカーのW杯ドイツ大会の決勝トーナメントが行われており、睡眠不足のため、今月のオススメはお休みさせていただきます。
 (写真は、2004年4月29日に撮影した第48回強歩大会女子コースのスタート直後の様子)

 

(高橋 秀治)

 

 

 

我々の欲望から生まれた動物
 我が家の愛犬(コーギー犬)「くろ」(写真左)である。4月生まれ1歳2ヶ月雄。雌ならもう子供が生める体、14・5才に成るのだろうか。息子の友人の紹介で、息子にどうしても飼いたいと押し切られ、家族の一員になるからと、お金も皆で出し合い、家に来ました。
 皆で名前を決めるどころか、もう名前付きで来ました。小さくて、時々鋭い歯でかむのは痛いが、本当にかわいい。室内犬としていましたが、長女・次女の出産で、やむなく、庭に犬舎を作り移動しました。今では、女房がほとんど散歩から面倒見てますが、家族の一員です。
 あるギャラリーで不幸なペットの写真集が展示され、衝撃を受けました。追い討ちを掛けるかの様に、NHKクローズアップ現代に「増える障害犬」が報じられました。上、下伊那保健所にも、家と同じコーギー犬が、生まれてまもなく、体に障害がある事で、高齢や交配障害のいぬ・ねこが、ごみを捨てるかの様に、すごい数 処分に持ち込まれる実態を知り、驚きました。
 青いバラが出来たり、いろいろの組み合わせで出来る突然変異は、動物には無理でしょう。しかし、血統を守る為、親子・孫・曾孫まで近親交配、違う毛並が出れば、高く売買させる。しかしすぐ、脳障害、視力・聴力障害等で処分されている。遺伝病は、アメリカで14%、日本で47%だそうである。
 猟犬や、番犬であった動物が、日本に居ないワニや亀・ブラックバス、飽きたら捨てる、ファッションなのか、悪いブランド志向なのか。もう一度考えてほしい、日本では、ペットは「愛される為に生まれてくる」ことを・・・。
 (右の写真は、里親を探す伊那市MAO.NET.NEWS。画面をクリックして画像を大きくし、記事をお読み下さい。

(斎藤 純)

 

世界の絵本展
 先月末、豊丘村の交流センターで「世界の少年少女絵本展」が開かれたので足を運んでみた。
 この展覧会は、創価学会の実行委員会が国際相互理解を目指す活動として開いたもの。世界120カ国から寄せられた絵本など約1000冊と、大画面の「パノラマ絵本」を公開。県内の開催は長野、松本に次いで3カ所目という。
 多数の参観者たちが、会場に所狭しと展示された絵本(写真)と、世界各地に伝わる「ものがたり」を大画面で分かりやすく紹介したパノラマ絵本に見入っていた。
 久しぶりに楽しい絵本を手にして、心が純粋になったのだろうか。「絵本から伝わる教え」のコーナーにあった『人と比べるから苦しむのであって、きのうときょう、きょうとあすの自分を比べてみよう。だれにも自分だけの、自分しかできない使命がある…』のメッセージが心に残った展覧会であった。
 世界の絵本展のホームページもどうぞ。


私のホームページ「日刊ふるさと情報便」もどうぞ。 http://www.mis.janis.or.jp/~harahiro/

(原 博司)