高松通りから見た母校 第二弾
 先月の「ふるさと情報便」をみて、私もゆっくりとわき見、大きな垂れ幕、本年度より同窓会が援助して、正面横に掲げるようになった。
 全国大会といえば、野球甲子園、ラクビー花園が全国大会と考えていた。今年100周年を迎えた、県立松代高校が初の甲子園行きを手にし見事 1勝した。
 我高も 今年度は、ソフトテニス班・水泳班・邦楽班・美術班。 この大会に出るまでの練習は、計り知れない。邦楽班の演奏を聞く機会があったが、本当に素晴らしかった。練習の成果だ。これからも頑張ってもらいたい。同窓会では全国大会出場班には、報奨金を出している。
 写真にあるように、高校敷地に、信南バスが !! 知らなかった。飯田にいても、バスに縁遠く、関心も無かったが、駒場より飯田高校と、工業高校行きを含めて、朝2本 夜4本、かなり前から運行しているらしい。最終19:21だからクラブ活動も出来る。
 駒場線の生徒は、苦労して通学をしていたのは、確かだ。山本の同級生は、自転車で、3年間過ごした。今の様に、全舗装でなく、乗る自転車も、重いから・・・。
                                      

(無知な 斎藤 純)

 

ふるさとの山に向かって
 去る8月26日から、県飯田創造館で恒例のイベントが始まった。毎年6月1日午前11時11分に、飯田市のシンボル風越山(かざこしやま)を撮影する写真展である。 (6月1日は写真の日)
 主催は「風越山を撮ろう実行委員会」。自分じぶんの思いを込めて撮影した381点が、会場を埋め尽くした。回を重ねるごとに参加人数が増え、5回目の今年は昨年より100点ほど多く、主催者側を喜ばせている。
 会場では、独特な衣装を着けた係員が参観者を歓迎する。同館での展示は9月3日まで。後日また、会場を変えて再開される予定。
 写真コンクール的な要素は全くない。同日同時刻、同じ山にカメラを向けるというわずかな接点に、多くの人たちが合わせていることに意義がある。若者から高齢者まで、「ふるさとの山を愛する者たちの集い」と言い換えても良いかもしれない。
 筆者は、実行委員会に友人がいることもあって、第1回から参加しその発展に協力している。

     風越山を撮ろう実行委員会のホームページへどうぞ。 http://kazakosi.hp.infoseek.co.jp/

     私のホームページ「日刊ふるさと情報便」もどうぞ。 http://www.mis.janis.or.jp/~harahiro/

(原 博司)

 


白井 剛さんの凱旋公演
 白井 剛(しらい つよし)さんは、毛賀の出身で、千葉大学工学部在学中に踊りを始めたそうです。高47回生ですから、現在29歳か30歳でしょう。
 私は、踊りについては全く知識がありませんが、去る7月に開催された「トヨタ コレオグラフィー アワード 2006」で、白井さんは、「次代を担う振付家賞」を受賞し、今回は文字通りの凱旋公演になりました。
 「アパートメントハウス1776」と題した公演は、9月4日(月)19時に飯田文化会館で開演されます。
 第一部は、世界最高の現代音楽カルテットと称される、アルディッティ弦楽四重奏団による「大フーガ」(ベートーヴェン作)と「弦楽四重奏曲第4番」(バルトーク作)の演奏。
 第二部は、「44のハーモニー」(ダンス・ヴァージョン)~アパートメントハウス1776~より(ジョン・ケージ作)、演奏:アルディッティ弦楽四重奏団、ダンス:白井 剛。
 開場は18時30分で、全席自由。チケットは、一般:3,500円、学生(高校生以下):1,500円となっており、チラシには、「あなたがそこに行けば何かが変わる」と書かれています。
 いったい何が変わるのか、興味があるところです。

 さて、今月のオススメは、現在飯田で上映中の映画から・・・。「明日の記憶」(監督:堤 幸彦、出演:渡辺 謙、樋口可南子他)。6月に名古屋で観ました。若年性アルツハイマーに襲われた広告会社のサラリーマンとその妻を、渡辺、樋口のご両人が好演しています。センゲキシネマズにて上映中。
 「かもめ食堂」(監督:荻上直子、出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ他)。初日(8月26日)にトキワ劇場で観ました。フィンランドの首都、ヘルシンキの「かもめ食堂」を舞台にした物語。3人とも、いい味出してます。観終わって、なんとなくホッとする映画です。
 いずれも今月中旬まで上映しています。

 (写真は、天竜峡のつり橋から撮影した天竜川上流方向。8月中旬撮影。)

 

(高橋 秀治)

 

望まれる“平成の大改修”


 今日は「○○の日」とか、××月△△日は「□□記念日」・・・等、殆ど1年365日、よく考えたものとその商魂逞しさに感心することしばしばだ。
 ところでその記念日であるが、8月8日は「屋根の日」というのだそうだ。八の字を屋根の形に見立てて2003年に定められたとのことで、小職、つい先日の地元の新聞で初めて認識したところ。
 新聞に紹介された内容は、その記念日に、飯田下伊那の28の事業所で構成する「南信瓦工業組合」が、飯田城跡の名残を留める「赤門(正式名称は“桜丸御門”)」の屋根の応急修理をボランティア活動として行ったというもの。
 赤門は、飯田市の有形文化財に指定されており、往時の飯田城を偲ぶ現存する唯一の建築物であるが、昭和60年の改修以来老朽化が進んでおり改修工事の必要が叫ばれながら予算不足から手が付けられずにいたという。それをこの組合が見かねて申し出て、今回、この記念日のボランティア活動として実施されたということである。大変喜ばしくまたありがたい話題ではある。
 ところが、応急修理をした組合から、「予想外に傷みが激しくびっくりした」「一刻も早く根本的な工事をしないと飯田のシンボルが大変なことになる」と、深刻な実態も指摘されたとのことである。

 ふるさとの歴史や文化を語る上では大変重要なシンボル的存在の「赤門」。平成の大改修が待たれるところであるようだ。

(槙原 英勝)

 

 

夏の終わり
 南信州では、夜風は、急に肌寒く感じられるようになりました。
 夕暮れ時、風越山の後ろに立つ雲も、それとはなしに秋の訪れを知らせてくれます(写真左)。
 浪合の治部坂高原スキー場の初心者コースに咲くコスモスも夏の終りを知らせてくれます(写真右)。
 今年の夏も、8月のカレンダーの終了と同時に本当に終わるようです。

(原 健彦)