3月4日生放送!!
 ひさかた和紙の学習がNHK(総合)の全国放送で取り上げられる事になりました。放送は、4日(火)の12時20分から25分間です。
 放送される内容(予定)は、概ね以下の通りです。1.コウゾを湯釜で蒸す。2.コウゾの薄皮を剥いだり細かくする。3.紙を漉く。4.卒業証書に仕上げる。5.立体だこを組み立てて揚げる。6.大凧を揚げる。7.アケボノ像の模型に和紙を貼り付ける。
 なお、タレントの河相我聞さんがキャスターとして出演する予定です。

 さて、今月のオススメは、「水滸伝」全19巻(北方謙三 著 集英社文庫)。以前にも取り上げましたが、第9回司馬遼太郎賞受賞作で、集英社文庫30周年記念企画として文庫化され、毎月1巻ずつ発行されてきました。今月の下旬に第18巻、4月下旬に第19巻が出て完結します。
 一気に読みたかったので、これまでに発行された文庫は積読状態でしたが、2月から読み始め、現在第11巻を読んでいるところです。北方ワールドにハマッています。
 (写真は昨年の8月に下久堅で撮影した紙漉きの様子)

(高橋 秀治)

 

ラグビー班の活躍に期待

 今月の「ふるさと」の話題は何と言っても、久しぶりに”血湧き肉躍る”母校ラグビー班の活躍。
 去る2月23日、24日の両日、飯田市松尾の「市総合運動場」を会場に繰り広げられた北信越高校ラグビー新人大会長野県予選の準決勝、決勝戦だ。
 この大会で、我が母校ラグビー班は、2年ぶりにその栄冠に輝いた。特に今回この試合内容が見事で、23日の準決勝では、宿敵岡谷工業を41対10の大差で破り、また翌24日の決勝戦では、下伊那農業高校を12対0と完封。文字通り”圧勝”で3月8日の北信越大会出場を射止めた。
 同大会には、長野県代表として準優勝の下農と共に出場するが、ここでも大きな成果が期待されており、いよいよ今年は、全国選抜大会そして念願の「花園」へと大きな躍進が期待される。
 一昨年、昨年と長野県大会の決勝戦までコマを進め、善戦しながらも花園キップを手中に出来ず悔しい思いの連続であったが、これは正に”春から縁起が良い”、そして、”三年目の正直”の年。何かが起こりそうな予感がする。是非、ラグビーファン、同窓の皆様には、今から「花園」行きの心づもりをお薦めしたい。
 地元の新聞(2月26日付)に報道されたラグビー班の活躍の様子を画像で転載させていただきました。それぞれここ、「信州日報」「南信州新聞」をクリックしてご覧下さい。

(槙原 英勝)

 

東京五輪招致に協力表明
 昨年7月に、サンケイ新聞ファンの情報通の友人から、FAXが入ったのは、東京都庁で、2016年東京オリンピック招致活動PRロゴに「水引」と、コンセプトに「結ぶ」が採用されたとの記事であった。小さな記事で読み取りが困難であったが、その後、地元新聞でも、大きく取り上げた為、よく解った。
 ちょうど10年前、長野冬季オリンピックにも、ピンバッチならぬ、水引ブローチが選手役員に配布された。長野パラリンピックでは、勝者に水引で作られた月桂樹が授与された。
 まだこのオリンピックも招致段階であるので、水引細工日本一の生産地飯田市は東京都に応援・協力していく方針を正式表明、都知事もこれを歓迎した。寄贈品として五輪色の水引で作ったロゴオブジェを東京都に贈呈した。少ない特産品の中から、飯田をPRできる事は良いことだと、飯田の産業界は、PRに乗り出した。東京都主催行事にも、海外招致活動PR用バッチにも、開発と製作協力などで貢献する。又、オフィシャルライセンシー契約も締結し、ライセンスグッズの公式販売が可能になり、商品開発を進めている。
 (写真は、地元紙 南信州新聞H20.2.21付と 市内の、五輪色の招致のぼり)

(斎藤 純)

 

 
 

南信州の山里にも春の訪れの気配
 2月に入ってからは、関東地方からは“水戸の梅まつり”、“河津桜まつり”など暖かそうな陽ざしを想い出させる便りが次々とやってくる。しかし、標高600メートル弱の山里、南信州・昼神は、今日も氷点下となり、我が家の周りは雪がいっぱいで屋根にも雪がかなり残っている。清内路の方から谷間を下ってくる風は冷たい。
 とはいっても3月1日。昼神から車で15分位の伍和・寺尾(標高750メートル位)の福寿草と座禅草の群生地はどうなっているかと小雪の中を行ってみた。辺りの田畑や山林には雪がいっぱい残ってはいるが、南東向きの土手などの雪は融けていて、福寿草はちらほらと咲き始めていた。座禅草は日のあまり当たらない木陰に群生しているので、まだ、雪の下である。が、二株ほど雪の合間から顔を出している。雪の下であっても春の装いに変わる準備は十分に整っているようである。もう少しで・・・春である。

 なお、寺尾の福寿草・座禅草は3月中旬からが見ごろといわれている。

(原 健彦)