平成21年度飯田高等学校同窓会定期総会開催される
 当日参加者も入れ190名の会員が参加した。
 昨年度より導入された当番幹事制 今年度当番高13回今村 健実行委員長の挨拶物故者慰霊・会長・校長挨拶に続き 議事に入った。
 20年度事業報告・会計報告 21年度事業計画・予算案等 会則改正初の役員改選もスムースな審議で承認を受けた。
 110周年に向けての取り組みが委員会から報告があり、会則の「地域貢献」の一端「ふるさとを元気にし隊」を立ち上げ人材を募集している(詳しくは事務局まで)。
 2部は、高13回近藤政彰宮司から「飯田のこころ」と題しての講演があった。
 飯田地方には大きく分けて3つの良いところがある。
 一は、この中央アルプス・南アルプスに囲まれた大自然 観光の宝庫である。
 二は、国宝級の神社仏閣が沢山あると説明があり、中でも元善光寺の同年生和尚さんのユニークな取り組みの紹介があった。
 三は、これぞ飯田のこころ お祭りである 各神社で行われるお祭り・式年祭・花火特に清内路の手作り花火・笛太鼓の無い新野の盆踊り囃子歌「高い山」の披露がありもう1曲昭和13年に大賞を取った「父よあなたは強かった」の熱唱もあり、靖国神社で閉められた。
 アトラクションでは、高松祭の最中 同窓会総会の為に飯田高校吹奏楽班の演奏があった。我々の年代を配慮したのか、演歌の競演もあった。
 1曲目小林賢二さん(高12)「津軽海峡冬景色」、2曲目元市長田中秀典さん(高11)「与作」、3曲目下平 肇さん(高13)「浪花節だよ人生は」。選曲無しのブッツケ本番 音響が良いのか、生バンドか、御三方、プロ級の歌を披露した。現役の生徒たちと、こうした交流は、本当に良い事だ。
 懇親会に先立ち平沢秀明さん(高4)今村衛さん(高5)の詩吟があり、遠方会員関西支部長三沢謙一さん(高5)の乾杯で懇親会に入った。先輩後輩入り混じっての酒の酌み交わし 良き一時である。
 最後はやはり何時ものように三石財務委員長の応援歌・13回から14回へ当番幹事引継ぎ 今村代表から菅沼哲夫代表に硬い握手と共に引き渡された。
 万歳はお二人 長坂好忠前会長(中41)松沢 潤さん参加者最長老(中38)で散会となった。

 

(斎藤 純) 


大鹿の“青いケシ”

6月中旬の日曜日、何気なく見ていたテレビのニュースで、「大鹿 6月中旬の日曜日、何気なく見ていたテレビのニュースで、「大鹿村で珍しい“青いケシ”が見頃を迎えている」とのこと。このふるさとの伊那谷にそのような珍しい花が栽培されていたことを全く承知していなかったので、「大鹿村は一寸遠いな」と少々躊躇したところではあったが、どうせブラブラして一日過ごすならと、思い切って車を向けて見ることにした。
 上郷の自宅から1時間くらいで大鹿村へ行かれるだろうと、9時過ぎに自宅を発ち、松川町生田から上峠(今回、この峠を上峠ということを初めて知った次第であるが)越えで小渋渓谷へ。
 実はこの道、高校時代の思い出の道である。同級生が鹿塩にいて、勿論下宿をして学校に通っていたのだが、彼が帰省する際、当時は珍しく自動二輪車を所有していた彼で、そのバイクの荷台にしがみついてこの峠越えをした思い出がある。運転していた彼の方が真剣であったと思うのだが、死にものぐるいのツーリングであった事を懐かしく思い出す。
 勿論舗装はされているものの、40年前の道の造りと殆ど変わっていないように感じられた。
 国道152号線を鹿塩から北上し、大鹿中学を過ぎたところを右に切っていよいよ標高1500メートルの高原を目指す。
 やがて30分も登って来ただろうか、やっと高原らしい雰囲気の場所に出ることが出来た。大池高原と云ってキャンプ場があり、またパラグライダーを楽しむことの出来る場所のようである。この高原を通り過ぎたところにお目当ての「青いケシ」の中村農園がある。
 日曜日で正に満開の時とあって、細い山道沿いの土手に突っ込むように指定された駐車場は早満車。名古屋、三河、品川等々県外車も多い。やっと空場所を見つけて車を止めると目指す畝場へ。「南アルプスの青いケシ」が見事に咲き誇って迎えてくれた。
 シーズンは6月一杯とのことで、今年は残念ながらもうお目に掛かれないところではありますが、是非、来年この高原を訪れていただければと紹介させていただきました。
 また、どの様にしてこの珍しいケシの栽培に成功したのか、その経過や研究の様子、更には、この高原への案内等はこちらのパンフレットを参考にしていただければと存じます。どうぞ、是非一度お出掛け下さい。

(槙原 英勝)

 

 

 

熊谷元一さん百歳記念特別展

 阿智村昼神温泉郷には熊谷元一さん(飯田中学28回卒。下伊那郡阿智村出身。東京都清瀬市名誉市民)の写真童画館がある。
 このたび、熊谷元一さんの100歳を祝い、7月1日から10月26日まで、特別展が開かれている。熊谷元一さんの写真は戦前の田舎の風景から現在の状況までを丹念に記録し、数々の賞を受賞している。

   熊谷元一さんのプロフィールについては、右のホームページをご参照下さい。http://www.vill.achi.nagano.jp/kanko/motoiti/profile.html/

 また、童画は小学生の教科書に採用されたという、今回再出版した「二ほんのかきのき」など、あたたかい童画が特徴である。
 写真は、写真童画館と熊谷元一さん。童画館内では“田植えと雪”、“せんせいおしっこ”、“かまど”、“風呂炊き”など展示されている。

(原 健彦)

辞めるに辞められず

 私が住んでいる竜丘地区の早起き野球野球連盟(6チームが所属)のチームに入っているんですが、私が所属しているチームも高齢化に悩んでいます。
 早起き野球は5時半プレイボールなので、4時半には起きないといけません。最近の若者は夜型人間が多く、わざわざ5時半から野球するなんていう物好き(?)もいません。
 早起き野球の前の晩は、翌朝の事を考えると、憂鬱になります。試合に集るのはいつも9名か10名で、これでは辞めるに辞められません。
 そして、頼まれると断われない私に、竜丘クラブから入会のお誘いがありました。このクラブへの参加資格は、年齢50歳以上という事だけなんです。10月に50歳になる私は、断わりきれずに入会しました。
 春季大会は5月23日(土)に箕輪町で行われ、なんと優勝してしまいました。ちなみに、私は組合(隣組)の結婚披露宴に出席していたので、出られませんでした。
 飯伊大会は、7月5日(日)に上郷の山田グランドで行われます。今度は出ないわけにはいかないでしょう。

  さて、久しぶりですが、今月のオススメを。「誇りと復讐」(上・下巻)(ジェフリー・アーチャー著 新潮文庫)。新潮文庫6月の新刊です。目の前で親友の命を奪われただけでなく、その犯人にでっち上げられ、囚われの身となったダニー。彼はいったいどうやって復讐を果たすのでしょうか。 
 

(高橋 秀治)