2年連続「花園」出場へ。GO!

 取り立ててこのコーナーで紹介するまでも無い周知のことかと思いますが、今月はいよいよ、我が飯田高校ラグビー班が2年連続の「花園」出場を賭けて長野県予選会に臨みます。
 その第89回全国高等学校ラグビーフットボール大会長野県予選会(兼秋季総合体育大会ラグビーフットボール競技会)は、この10月18日、長野市の南長野運動公園で開幕となり、11月3日の決勝戦まで、出場7チームで6回戦が繰り広げられます。
 決勝戦は昨年同様、飯田高校と下伊那農業高校の対戦と予想されますが、総合的な状勢から我が校に分がありそうで、昨年に引き続き「花園」のグランドに立つのもほぼ間違いないものと思われます。
 今年の暮れもまた、大型バスを幾台も連ねた大応援団で花園に乗り込み、「飯田高校ここにあり」と全国に再びその雄を示したいものです。
 同窓の皆さん、大いに期待いただくと共に、是非、この長野県大会からご一緒に声援を送りましょう。
 大会日程は、右の組み合わせ表(地元新聞の記事を転載させていただきました)のとおりですが、シードの飯田高校初戦は、第1回戦の飯田長姫対伊那北勝者との対戦で、10月24日(土)午前11時キックオフです。会場は、「千曲川リバーフロントスポーツガーデン(長野市大字屋島四ツ屋前3300 TEL026-259-7358 )」。長野道、「須坂長野東インター」を降り長野市街地に向かって5分程、屋島橋を渡った右側の河川敷グランドです。

(槙原 英勝)

高森町の蘭植物園(蘭ミュージアム)
 新聞によれば、世界の野生ランの展示数とその内容では国内随一といわれた高森町の植物園が、9月30日で一般の人の入園を中止するとのことである。
 貴重な植物の管理は続けるということであるが、改めて、地方での“ミュージアム”(美術館、歴史館、動植物園など)の運営の難しさを感じさせる。もともとこれらの文化的な施設は、利潤といった観点ではなく、公的な機関が文化活動の一環、文化遺産の保存といった別の観点で予算をつけ運営をすべきものであろう。
 信州へ戻ってから、蘭ミュージアムへは何度か行ったことがあるが、9月30日が最後というので見納めに行った。高森町の西山麓の標高700メートル前後を町の南端から北端まで走る“ハーモニックロード”沿いで、天竜川を見下ろす標高750メートルの高台にある(写真上左)。鑑賞温室にはいろいろなランなどが展示されている(写真上右)。また、珍しい種類のものもある(写真下左はブラックキャット、写真下右は中国雲南省のキョウキンレン)。しかし、数億を超える累積赤字で町議会でも存続を否定する議決がなされたらしい。
 確かに植物を観賞することのみを考えれば、観光用の“ハーモニックロード”沿いとはいえ、交通の便は悪い。また、現在の位置は、高森町の国道沿いの標高500メートル強と比べると250メートル位高く、雪でも降ると大変である。熱帯、亜熱帯の植物が多い温室の管理を考えても、標高が少しでも低く、平均気温が高い位置の方が、維持費用が少ない筈だ。などなど、もう少し工夫はなかったのか・・・と考えながら熱帯や亜熱帯地方の植物たちに別れを告げてきた。
 (付記:10月2日に蘭ミュージアムのホームページを見ると10月31日まで無料公開中とある)

(原 健彦)

新型インフルエンザ
 10月最初の土曜日、ある病院で生涯8回目となる胃カメラを飲みました。もう大分慣れましたが、やっぱり喉の所をカメラが通過する時には、「おぇ~」っとなります。
 何年前か忘れましたが、3回目の胃カメラの時は、たまたま若い女医さんだったんですが、扱い方に慣れてなかったようで、あの時の苦しみは今でも忘れられません。後で主治医に文句を言ったら、「それじゃあ、次回は当院で一番腕の良い先生にやってもらう事にしましょう」という事になり、いざ検査を受けてみるとさすがに上手で、モニターを余裕で見る事ができました。
 ちなみに、この病院では新型インフルエンザ感染予防という事で、全員の職員がマスクをしていました。
 飯田市内では、新型インフルエンザの感染予防のために、面会を禁止している病院もあると聞きます。
 一時はスーパーや薬局の店頭から消えたマスクですが、今のところ、購入制限をしている店はあるにしろ、在庫を切らしている店は無いようです。
 新型インフルエンザが発生してから初めての冬がやってきます。マスクを準備したり、うがいや手洗いを励行する様にして、新型インフルエンザに感染しないようにしたいと思います。

 

(高橋 秀治)

    

「カンボジアに学校を建てよう」第2弾

 今年3月にこのコーナーで紹介しましたが、高12回生で構成される「カンボジアに学校を建てよう」支援プロジェクトが再びこのリサイタルの収益金をこの支援活動の一部にしようと企画した。
 同窓会では110周年記念事業で社会貢献を目的とする「ふるさとを元気にし隊」が立ち上げられ活動を開始していますが、12回生は3年以上前から、この大きな事業に取り組み 第一歩であるが成功させている。まさに、この社会貢献がグローバルに活動を広げているわけである。12回生の思いは、この「飯田学校」に、「元気にし隊」から講師を送り込めるのを夢見ているのでは とまで思われる。地道で大きな事業である、我々も、出来る限りの応援をしたい。
 今回のピアノリサイタル実行委員長 池田延史(高12)さんから原稿を頂いていますので、以下に紹介します。

(写真2009.2.5 開校式で挨拶する森本オーナーと伊沢団長・子供たち・団長と池田委員長)

 「竹内英仁ピアノリサイタル&森本喜久男記念講演会」が、3年ぶりに多くの関係者のご支援によって、再度飯田市で開催されることになりました。
 ○ピアノリサイタル 12月5日(土)pm3:00から
  飯田文化会館大ホール
  チケット 一般2,500円、高校生以下1,000円
 ○森本喜久男記念講演会 同日 pm1:00~2:00
  同会館展示室
 (クメール伝統織物展示頒布会11:00~17:00)
 カンボジア「飯田学校」は昨年8月に暫定的開校をしておりますが、校舎やその他の建物の工事が引き続き進められております。開校はしたものの、教材・教具が全く不足しており、自立した学校運営にはまだまだ時間と経費が必要です。
 今回のリサイタルと記念講演会は、こうした「飯田学校」の運営の支援活動に繋がるものです。
 チケットの販売に是非ご協力をお願いします。

 「カンボジアに学校を建てよう」支援プロジェクト
 ピアノリサイタル実行委員会
 実行委員長 池田延史(高12回)、事務局長 湯澤英範(高12回)、
 NPOふるさと南信州緑の基金 理事 伊澤宏爾(高12回)
 (問い合わせは飯田市公民館 担当 西(0265-23-3552))

(斎藤 純)