天龍橋の渡り初め
以前こちらの欄でもご紹介しましたが、竜丘・龍江両地区を結ぶ天龍橋の架け替え工事が完成し、3月14日午前10時から開通式典が行われました。
新しい天龍橋は全長94メートル、幅6メートルの片側1車線(幅2.5メートルの歩道を含む)。総事業費は23億円です。
式典は11時30分頃までかかり、その後関係者たちによるテープカット、くす玉開きを合図に、竜丘・龍江両地区から選ばれた計3家族の夫婦3代の皆さんを先頭に、住民らが渡り初めを行いました。
この日の午後には、時又初午はだか祭りが行われ、新天龍橋の開通に花を添えました。天龍橋は、午後4時から供用開始となりました。
(左の写真は龍江側から、右の写真は時又側から撮影)
(高橋 秀治)
ラグビーフェスティバルのご案内(高58回卒、細田佳也選手”凱旋試合”)
今年で第5回目となる「ラグビーフェスティバル」が、この4月25日(日)に飯田市松尾の「飯田市運動場」を会場に開催される。
飯田ラグビーフットボール協会と共にこのイベントの主催者に名を連ねるの「南信州クラブ」は、先年、前飯田高校ラグビー班顧問・監督の小澤健先生(高28回卒、現蘇南高等学校教頭)を始め、この地方のラグビー関係者、愛好者が中心になって組織された団体で、ラグビーの普及と競技力向上と共に、ボランティアや国際交流など幅広い事業を通じて地域の活性化に寄与しようと積極的な活動を企図し展開している団体。
今回のイベントでは、小学生の交流試合から、中学生県大会決勝戦、そして高校招待試合などが予定されているが、中でもメインは、日大ラグビー部と地元社会人選抜の「南信州クラブ」の試合である。
そして、この試合に、日大新4年生、ナンバー8・副キャプテンとして出場する細田佳也選手は、飯田高校58回生、平成17年度のラグビー班主将。さながら、関東大学ラグビーリーグ戦グループ(勿論1部の)日本大学で活躍する細田佳也君の”凱旋試合”である。
是非、多くの皆さんに声援に駆けつけていただきたいものと、今から期待しているところである。
右の画像をクリックしてチラシを拡大して当日の日程等ご参照ください。
(槙原 英勝)
前回まで25万人前後の、このお祭りも、今年は、メディアのお陰か、不況の時こそお祭りは盛んと言うが史上最高の32万人の人出となった。特に長野県知事・堀家縁の家族がが来飯された。
飯田下伊那の旅館ホテルも超満員で、何時もは、シャッターを閉めている商店も、この日ばかりと、振る舞い酒や、肴のサービスをする光景が見られた。このお祭りの特徴は、地域住民の方が、役者を勤めるために、踊りなどの合間には、見物客との写真撮影など和やかな光景も見られた。
獅子舞や太鼓 舞など42団体が、丘の上に集結し、所狭しと踊りまくる姿は、壮大としか言いようが無い。特に、大名行列は、全国でも余り見ることの出来ない、100万石級の行列を忠実に再現し、道具は、国宝級のものを利用している。大宮の大獅子は、7年の眠りから、目覚めの儀式「大門口起こしの舞」から始まり、町内巡行でも、色々の舞を披露し、最後には、神社境内で、照明だけの幻想的な雰囲気の中、頭班、舞手150名が、2時間半に及ぶ「奉納の舞」を披露した。この頭、30Kg以上あり、1人が1分もたなく、いかにスムースな交代が出来るかも、大切な、技である。宇天王が、眠りを誘い、大きなあくびとともに、7年の眠りに付いた。
飯田市では、今年「南信州獅子舞フェスティバル」第3回を企画している。大宮の大獅子は見られないものの、全国から、何基が集まるか、今から楽しみである。
4月に入り、桜名所めぐりが始まり、各地では御柱祭も本番に、お祭り好きの飯田っ子、まだまだ続く。
この式年大祭、神社最大の神事は「神輿渡御」である。簡単に言えば、神様が神輿に乗られ、領民の安全を祈願し、170人余りが豪華な行列をつくり、氏子32町を巡回する神事である。 飯田領主・長姫神社では「神饌供進祭」を行い、祭りの開会となる。
祭り協賛特別展として、飯田市美術博物館では、3月20日から5月9日まで「堀候」と題し、資料を展示、菱田春草等の作品も展示している。詳しくは http://www.iida-museum./ まで。
(人混みの飯田市街と大名行列、25mの巨体が小さくなり最後のあくびで幕となった・写真は、南信州新聞から)
(斎藤 純)