リニア飯田駅はどこに?
 リニア新幹線のルートは、南アルプスを貫くCルートに決定しました。 さて、リニアの駅については、いろいろなウワサがあります。
 大鹿村、喬木村、飯田駅の地下、緑ヶ丘中学校の近辺、駄科、川路。
 いったいどこに決まるのでしょう。

  さて、今月のオススメは、「阪急電車」(有川 浩 著 幻冬舎文庫)。
 フジテレビ系のドラマ「フリーター、家を買う」の作者です。アリカワ ヒロと読みます。
 ほっこり胸キュンの傑作長編小説です。最後のページが近づくと、もっと読んでいたくなる女流作家に久しぶりに出会いました。
 (写真は元旦に撮影した駄科の自宅から見た初日の出。)

 

(高橋 秀治)

 

脇坂門が飯田市の文化財指定に

  飯田市教育委員会は、この度、追手町の美博向かいの18世紀建築、旧飯田藩馬場調練場の門「脇坂門」を飯田市有形文化財に指定した。
 これで有形文化財は39件。そのうち建造物は、今年8月に認定された「桜丸西門」、上郷飯「雲彩寺山門」に続く5件目(ふるさと情報便9月掲載)、明治の廃藩置県に伴う、建築物解体、資料廃却で、はっきりした資料が残っていない為、当時 家老脇坂玄蕃の屋敷が近くにあった事で「脇坂門」と言われるだけで、今の馬場町にあった馬場調練場の門を明治時代に移築したとされ、これが指定名称になった。しかし今のこの門の奥には、城米倉(宝蔵)があり、くぐり戸と番屋が有ることから、宝蔵入り口門説もある。
 早速この切り妻造りの門を見学に行った。H17年発行の冊子に出ている様な風情はない、番屋の址もない、屋根はこけら葺きか、瓦葺であったろうが、トタン葺き、違法と思える何方かの駐車場に。写真を撮る為に、門を閉めてみた、土台は良くないが、しっかりした柱と蝶番で、閉めることが出来た。
 数少ない文化財である、皆で大切にし、赤門とまでは言わないが少し手入れして、名所巡りに、追加してほしい。
  (写真は脇坂門前からと後ろから)
 

(斎藤 純)