飯田線内には前身の私鉄時代に建てられた駅舎が多く残っています。近年、その古い駅の建替えが進んでいます。伊那八幡(いなやわた)駅は大正15(1926)年12月17日、伊那電気鉄道の終着駅として開業、今年で築百年を迎える木造駅舎です。この駅が4月より解体される予定です。

入口上部を見ると、凝ったデザインで複雑な形状をしています。

壁はモルタルを掃きつけて仕上げたドイツ壁との事。

待合室にはベンチもあって、けっこうな広さ。

かつての切符売り場ですね。窓口は閉まっていてカーテンが。壁にはポスターや時刻表。

天井を見ると、梁が残っていて中央部は円形と言った凝った造り。ヒビや剥がれに年月を感じますね。左右の白い所は蛍光灯の跡でしょうか。

ホームへ出てみましょう。こちら側が1番線ですね。

反対側からも。

2番線側には待合室があります。

中も見てみましょう。1番線の駅側もこうなってしまうのでしょうか?

連絡通路から。

折しも1番線に電車が入って来ました。飯田方面へ向かう普通車ですね。

ホームにはミラーがあります。

外へ出て離れたとこらから見てみました。

豊橋と辰野を結ぶ飯田線。全長195.7 km、駅数は94駅。起点の豊橋駅から終点の辰野駅までは各駅停車だと約6時間かかるそうです。

この駅は、松尾に親戚もある事から子供の頃はよく乗り降りした駅。建物が無くなってしまうのは残念です。解体前に一度訪ねてみてはいかがでしょう。 飯田線では他にも、泰阜村南部の温田駅、飯島町の飯島駅と七久保駅が解体予定だそうです。

(HP 高田  高18回)