我が町
 私の住んでいる所は旭町、行政区では羽場に属します。昔からの名称ですが殆どの方はご存知ありません。丘の上旧市内の外れにあり、箕瀬町と思われているからです。まあ仕方ないかも。半径150m位にたった50軒前後の町内ですから。
 でもここの住人は元気です。最低面積、戸数、予算(祭りなど企業も無い為多分市内最低?)でも、他の数百軒を抱える町内に引けをとらない活躍をしています。(但し1軒で数役を受けざるを得ないところが悩み・・・)夜間ソフトボールなど勿論人数は足りませんので、チーム制を採り他町内から応援をお願いして成り立つのですが、喜んで我チームに参加して下さる方々ばかりです。和気あいあいとしているのが魅力なのかも。勿論試合後の飲み会も盛り上がります。お陰でここ10年来、50~60歳が中心でも3位以上の成績を維持しています。
 さて、そんな小さな町に多くの「芸術家」がいます。1人は本職としていますが他の方は玄人裸足の方々ばかり。今年初めて自主的に創作活動の成果を披露しました。目的は「創作の成果を発表し合い、親睦を深めよう」で、11/26~28まで箕瀬町2丁目「サロン波奈」で「旭町アート展」と題して開催されました。地元新聞やケーブルTVでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。出展者は高5回の松下孝友さんを始め身内に同窓生がいらっしゃる方も。多分来年以降も企画されるでしょうから、ご覧になっては如何ですか。
 出展者は次の通り。
 大蔵さん(企画者:染色家・お兄さんは登山家で月1回位来飯されていて、飯田の為にいろいろ活躍されています)、代田さん(木彫)、松下さん(螺鈿)、熊崎さん(祭り行灯)、熊谷さん(パッチワーク)、今村さん(押し花)、秦さん(ステンドグラス&陶芸)
 

(西尾 秀文)


「パソコン講座」レポート
 “ふるさと情報便”というより、むしろ同窓会本部コーナーか事務局のお知らせ欄で紹介していただく方が相応しいのかも知れませんが、“今月はこれで”と決め込んでいましたので、レポートさせていただくことにします。
 いよいよ今年も明日から師走と、随分押し迫ったこの11月30日。市内松尾の飯田コンピュータ専門学校を会場に、今年度2回目の「パソコン初心者講習会」が行われました。
 インターネットホームページを閲覧したり、メールのやりとりが出来るようにと、“ホームページ委員会”の企画、担当で実施された初歩的なパソコンの使い方講習会。専門学校の講師とアシスタントを務めるホームページ委員によって進められ、マウスの使い方やキーボードからのメール入力方法等に、参加された同窓生の皆さん、時間の経過を忘れて真剣な表情で取り組んでいました。
 早速、「掲示板」にメッセージを書き込む方など、その日の内に勉強の成果も現れ、こうした皆さんによって同窓会ホームページが、今後、一層有効に利用されれば大変喜ばしいことと期待されるところです。写真は講習会のひとコマ。

(槙原 英勝)


CD「赤石山は巍々として」 改訂版を制作
 平成8年に同窓会で制作した校歌・応援歌のCD「赤石山は巍々として」は、好評のうちに頒布を終了しました。このたび、同CDの再販を望む会員の要望に応えて、制作委員会を結成し改訂版を出すことになりました。
 名歌の誉れ高い校歌が、後世代に正しく歌い継がれていくことを願うとともに、かつて歌われていた懐かしい寮歌や応援歌、各支部の学窓歌なども併せて記録しておきたいというのがその趣旨です。
 完成は平成17年3月中旬の予定。1300部作って新入生に同窓会入会記念として贈呈し、会員には1000円くらいで頒布します。

 上の写真は、風越山に登って撮影した「初冬の赤石連峰」です。下方には天竜川も見えています。

私のホームページ「日刊ふるさと情報便」もどうぞ。

(原 博司)


師走こそゆとりを
 12月に入った途端に飯田地方の凍みが厳しくなり、1日、2日とも午前7時の我が家の寒暖計は、氷点下2度を示していました。
 帰りの遅いヨメを待ち切れず、独りさみしく缶ビールと缶チューハイで19回目の結婚記念日(1日)を祝い、あとは自分の原稿を打ち込めば「ふるさと情報便」が更新できると思った時、にわかに睡魔におそわれてしまいました。
 午前5時に起きた時には、既にヨメがパソコンに向かっており、「早朝会議の資料を作らにゃならんで、お弁当作って。頼む。」と言われ、放蕩の身の甚六としては立場が弱いので、長男と長女とヨメの弁当を作り(自分の分を作る気はしない)、部屋に戻ると、今日が締め切りの提出物に保護者のコメントがいると長女がヨメに頼みに来た。ヨメが「おとうに書いてもらいな。」と言うので、こちらは「今頃になって何を言っとるのよ。」と言ってやると、長女がメソメソし始めた。それを見たヨメが、「あ~あ泣いちゃった。ああいう言い方は無いよな。」と女どうしで結託している。「だいたい夕べのうちに書類を作らにゃならんのに、お前が“キリン氷結グレープフルーツ”を飲んで寝ちまうもんでこんな事になるんじゃないか。」という言葉を飲み込み、コメントを書いて長女に渡すと、彼女は朝食もとらず弁当も持たずに出かけてしまった。ヨメの方はと言えば、書類が出来上がったは良いが、プリンターが紙詰まりしたり、黒のインクが無くなったりで印刷が出来ないので、仕方なくフロッピーディスクに保存して持って行くハメになった。
 来月は元旦に更新するよう心を入れ替えますので、なにとぞお許しを。皆さんもゆとりを持って早目早目に行動を起こしましょう。
  (写真は11月28日の朝下殿岡で撮った風越山)

(高橋 秀治)