『稻穂』第20号 2023/10/1刊

題字 故高田墨山氏(高7)
装丁設計 酒井崇氏(高49)
表紙作品 溝井悦子氏(高14)
※冊子をご希望の方は、『稻穂』編集委員会までご連絡ください。

目 次
・Angle 浅草「映画弁士塚」に名を遺す われらが母校の先輩「藤浪無鳴」 (牧内雪彦、中47・高1回)
・扉
[在京同窓会創立70周年を迎え、新たな活動のスタートへ]
・同窓会を「絆を深め」「楽しむ」場として活用する 松原秀幸(高19回 在京飯田高校同窓会会長)
【エッセイ】
・宇宙から電池へ 竹内友岳(高49回)
・英文ブログで日本文化を紹介 古林茂樹(高17回)
・53年目の「卒業50周年記念同窓会 瀬田勝男(高22回)
・伊那Valley Supporter 会とその展望 平澤春樹 (高13回)
・タマネギの育種に取り組む 寺沢祐一(高44回)
・楕円球の転がるままに 後藤篤志(高48回)
・日本人294人目のSSF 木下安司(高22回)
【創刊20周年記念特集 「『稻穂』と私」】創刊号から第20号までの表紙一覧
【『稻穂』と私】
・『稻穂』と共に歩いて20年 牧内雪彦(中47・高1回)
・都市圏と南信州を結ぶ・・・みらい 福澤郁文(高18回)
・同窓会活動に参加して25年余 三ツ橋史緒子(高22回)
・創刊時の思い出 榊原雅直(高31回)
【フレッシュトーク】
・大好きな飯田で、未来を創る人を育てたい 塩澤優夏(高70回)
・新たな挑戦と飯田への想い 花岡莉香(高73回)
【55歳のつぶやき】
・高38回生から
・たかがパン屋、されどパン屋 加納由美(高38回)
・変わりゆくもの、変わらないもの 清水勇治(高38回)
◉令和4年度在京飯田高校同窓会定期総会報告 代田秀雄(高33回、在京飯田高校同窓会事務局長)
。。◇講演① コロナ禍で異変⁈ 今時の就職活動 学歴フィルターの実態とは? 
。。。。。。福島直樹(高37回)
。。◇講演② 人生100年時代を健やかに! あなたもなっているかも・・
。。。。。。。フレイルを予防する食事と運動 龍口知子(高37回)
。。・総会参加者の卒業回別記念写真
。。・幹事団顛末記 「SAIKAI」しました 市瀬誠一(高37回)
【今号の表紙作家】 絵は外の世界を見る通り道 溝井悦子氏(高14回)
【母校のいま】 令和5年飯高生あるある 構成・栗下修一(高21回)
【恩師の思い出】 春日輝海先生 最初の授業を鮮明に記憶 山田徹郎(高11回)
【同期会便り】中47・高1/ 6/9/10/13/14/15/17/22/23回
令和5年度在京飯田高校同窓会定期総会・懇親会のお知らせ/卒業回早見表
在京飯田高校同窓会役員
在京飯田高校同窓会無料相談室/維持会費納入のお願い/ご寄付の御礼
編集後記
同窓生の広告(MEMBERS CLIP BOARD)/ご協賛の御礼
在京飯田高校同窓会ホームページの紹介

2023年度(令和5年度)在京飯田高校同窓会定期総会開催報告

(遅くなりましたが、昨年度の定期総会報告を掲載します。)

令和5年度在京飯田高校同窓会定期総会をアルカディア市ヶ谷で開催

令和5年11月11日(土)13時から在京飯田高校同窓会定期総会をアルカディア市ヶ谷で開催し、中47回生から高49回生まで208名が参加しました。本総会は高38回生・高48回生が幹事学年となり、4年ぶりにすべてのプログラムを対面方式で実施しました。また今年は在京飯田高校創立70周年にあたり、記念イベントとして懇親会で盛大に鏡割りを行うなど、コロナ禍からのリスタートの総会となりました。
会場では幹事学年の企画で、信州のアンテナショップ「銀座 NAGANO」に懐かしい郷土の味や信州のご当地商品を販売していただきました。売り切れる商品が続出し、後日銀座NAGANOから「銀座の信州として、これからも懐かしさを求めてお越しいただけましたら幸いです」とのメッセージを頂戴しています。

定期総会は、安藤ちづるさん(高38回)の司会で始まり、校歌斉唱のあと、この1年にご逝去された同窓生への黙祷に続き、松原秀幸在京飯田高校同窓会会長(高19回)が「今年は在京飯田高校同窓会創設70周年とともに、『稲穂』創刊20周年にあたるが、会長就任以降会則の整備をはじめ、持続可能な新たな同窓会を目指して活動を行ってきた」と挨拶されました。また来賓として伊藤俊一飯田高校同窓会会長(高20回)、佐藤健飯田市長からご挨拶を頂きました。両氏に加え来賓として髙栁俊男法政大学教授、市岡登飯田高校同窓会事務局長(高22回)をお招きしました。
続いて総会議長として北原憲一さん(高38回)が選出され、議案の審議が行われました。第1号議案「令和4年度事業報告および会計報告」、第2号議案「令和5年度の事業計画および予算」、第3号議案「役員改選の件」については、いずれも賛成多数で可決されました。なお第2号議案「令和5年度の予算」について、「稲穂発行費」が124万円と前年度比の支払実績80万円から大幅に増加している理由について質問がありましたが、主に発送費用の高騰によるものと回答しています。ちなみに「稲穂発行費」の大半は印刷費と発送費用で、稲穂編集委員会のメンバーが無償で編集作業等に関わってくれています。また第3号議案「役員改選」についても、同窓会としてのガバナンスのあり方についてのご意見を頂きました。本件については、次回総会で改めて説明する予定です。
なお役員改選により次期会長に今村昭文さん(高24回)、次期副会長に池田正明さん(高28回)、榊原 正直さん(高31回)、代田秀雄さん(高33回)が選出されました。

講演会では、まず佐藤健飯田市長(高38回)が「飯田の今とこれから」と題し、リニア開業にむけてのまちづくりとして、いたずらに都市的なものを追い求めるのではなく、飯田の自然風土、文化、先人の皆さんが築いてきた「暮らしの豊かさ」をしっかり守っていくという視点が大切であり、目指すべきは「上質なローカル」であると講演されました。
続いて萩原豊さん(高38回、TBSテレビ報道局報道番組センター長兼解説委員長)が「世界の現場から」というテーマで、世界の片隅にある不条理の事例として①南米アマゾンでの金の不法採掘による水俣病、②コロンビアから死のジャングルを超えて陸路で米国を目指すダリエンルート、③米国における二極化する世界という3つが報告されるとともに、メディアの立場からの問題提起がありました。同氏の「南米アマゾンの“水俣病”」に関する報道は、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞・草の根民主主義部門の奨励賞に選出されています。

続いての懇親会は鏡割りから始まりました。伊藤飯田高校同窓会会長、佐藤市長、松原在京飯田高校同窓会会長、今村新会長による喜久水樽酒の鏡割りは、同窓生の「よいしょ!」の掛け声とともに威勢よく行われました。今村新会長の挨拶の後、コロナ禍で中断していた喜寿の祝いの品の贈呈が行われました。対象となる学年は高14回生から高17回生で、この日は17名の方にご出席いただき、水引細工が手渡されました。
懇親会は久しぶりの再会を喜び合う多くの笑顔に満たされた楽しく懐かしい時間でした。卒業年次別の写真撮影、高38回生・高48回生から高39回生・高49回生への学年幹事の引継、市川飯田高校同窓会事務局長の挨拶に続き、閉会の辞として大原直在京飯田高校同窓会副会長が2年前に逝去された平田達さん(中47回)への感謝の気持ちを述べられお開きになりました。   (報告:在京飯田高校同窓会事務局長代田秀雄)

写真、記録動画は、準備中です。
2023年度(令和5年度)定期総会ご案内
2023年度(令和5年度)定期総会のご紹介とご参加のお願い

 

 

第19回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

コロナ禍で中断していた「飯田ゆかりの地を歩こう会」が4年ぶりに復活し、去る12月3日(日)に21名(男性18名、女性3名)の参加のもとで開催されました。
過去の歩こう会では午前10時集合でしたが、今回は12時半にJR日暮里駅に集合し、まず谷中霊園を訪ねました。
会長:大原直(高21回)世話役:松原秀幸(高19回)、篠田裕二(高26回)、松村尚哉(高32回)、吉澤広和(高32回)。写真撮影:松原秀幸(高19回)

なお、次回からは「飯田ゆかりの」の冠を外し、新たな装いで「歩こう会」を年1回秋に実施予定です。(文責:大原直)

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