「飯田ゆかりの地を歩こう会」記録

注目

第23回 (2025/11/ 1)延期 第22回(2024/ 5/24)
第21回(2024/10/26)  第20回(2024/5/26)   第19回(2023/12/03)
第18回(2019/10/26)  第17回(2019/ 5/12)  第16回(2018/10/27)
第15回(2018/ 5/12)   第14回(2017/10/21)   第13回(2017/ 5/20)
第12回(2016/10/30)  第11回(2016/ 5/15)  第10回(2015/10/11)
第 9回(2015/ 5/18)    第 8回(2014/10/18)  第 7回(2014/ 5/11)
第 6回(2013/10/27)   第 5回(2013/ 5/26)  第 4回(2012/10/27)
第 3回(2012 / 5/12)   第 2回(2011/10/23)  第 1回(2011/ 5/22)
※第1回~18回の記録まとめ
※『稲穂』第17号掲載記事:「飯田ゆかりの地を歩こう会」はこうして始まった

第22回「 飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

5月24日に第22回「飯田ゆかりの地を歩こう会」が開催され、22名(男性16名、女性6名)が参加しました。当日は天気が心配でしたが、参加者の祈りと執念が実り、解散まで雨は降りませんでした。「歩こう会」は楽しく無事に終了しました。

【開催日時】:2025年5月24日(土)12時30分
【集合場所】:田園都市線用賀駅改札出たところ
【テ ー マ 】:明治初期の殖産興業に貢献した田中芳男博士が初代総長を務めた東京農業大学の「食と農」を学ぶ

・飯田生まれの農林水産省官僚の田中芳男博士は、1867年のパリ万国博に日本が出展した際に説明役を務め、帰国後は日本に動物園、博物館を導入しました。田中博士は「博物館の父」といわれ、上野・国立科学博物館や飯田市美術博物館の前にそれぞれ胸像があります。
・一方、田中博士は米国からリンゴを導入し、内藤新宿試験場(現新宿御苑)で接ぎ木により品種改良し実用化しました。リンゴだけでなく、サクランボ、キャベツ、白菜も同様です。
・明治初期の殖産興業に大きく貢献した田中芳男博士(1838~1916)は東京農業大学を創立し、初代総長を務めました。それらの功績が認められ1915年男爵に推挙されました。
・東京農業大学では「食と農」をテーマにしており、現代の農業技術として生産農学、健康科学、生殖医学、生態系保全技術などの先端技術に力を入れています。最も重視していることは「人物を畑に還す」として、先端技術を学んだ人材を現場の最前線に送り出すことです。
・学校法人東京農業大学食品安全センター長の五十君(いぎみ)靜信教授(高28回)に農大構内をご案内戴きました。

【案 内 人】:会長:大原直(高21回)、世話人:松原秀幸(高19回、写真撮影)、篠田裕二(高26回)、松村尚哉(高32回)、特別世話人:高柳俊男(法政大教授)

 

コース】:田園都市線用賀駅改札12:40出発

①世田谷美術館:横尾忠則 「連画の河」展
 ・150号を中心とする新作油彩画約60点に、関連作品やスケッチ等も加え、88歳の画家・横尾忠則の現在が紹介されていました。

②馬事公苑
・馬事公苑入口から整備された広大な馬事公苑の一端を見学しました。

⇒③東京農大構内 「食と農」の博物館2F 展示室(田中芳男初代総長の胸像)
胸像の前で、五十君教授による博物館の歴史、大原による田中芳男博士の功績、佐々木顧問による「日本のリンゴの生い立ち」の各説明を受けました。

⇒⓸「生きもの空間」バイオリウム(「食と農」の博物館に付属)  (自由見学)

⇒⑤追悼碑:旧満州に設置した実習農場からの逃避行の過程で、学生と教員計58名が犠牲に
追悼碑の前で、法政大学教授の高柳俊男先生から、旧満州での農大生の悲劇の歴史の説明を受けました。

⇒⑥サイエンスポート(研究棟)
新しくできた研究棟の内部を五十君教授の案内で見学しました。

⇒⑦懇親会:16:30~18:30千歳船橋駅近くの「ウラニワ」(2F貸切り)
・恒例の歴史クイズでは五十君教授からの1問を含め5問が出題されました。2問が正解者が出ず、恒例のじゃんけんで賞品を競いましたが、大いに盛り上がりました。
・校歌・応援歌(友よ若木の、選手壮行歌各2番)を斉唱しました。歓談後は参加者全員スピーチを行い、同窓生同士の絆を深めました。

⇒⑧小田急線千歳船橋駅 ⇒解散                (文責:大原)

◇開催案内・日程詳細
◇コース地図
◇東京農業大学案内
◇東京農業大学ホームページ
◇写真

 

第21回 「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

 

今年の5月26日に開催した第20回に続き、10月26日(土)に第21回「飯田ゆかりの地を歩こう会」が開かれ、18名(男性13名、女性5名)が参加しました。

【開催日時】:2024年10月26日(土) 【集合場所】:渋谷駅「ハチ公像」前 12:30

【テーマ】リンゴを通じての飯田市と渋谷区の交流の場を訪ねながら、江戸時代の教養(浮世絵)と明治の歴史(明治神宮の森)の一端を学ぶ

2000年に渋谷区中幡小学校の子供達が始めた森づくり「中幡の森」がもとになり、2009年に渋谷区民に自然体験の場を提供するため生態系の里山として飯田市下久堅柿野沢・座光寺地区に「しぶやの森」に改称しました。防災協定を結んでいる飯田市と渋谷区は一層交流を深め、2012年にキャットストリートや代々木山谷小学校などにリンゴ(シナノゴールド)を植樹し、「シードルワイン」を製造しています。

【スタッフ】会長:大原直(高21回)、世話人:松原秀幸(高19回、写真撮影)、松村尚哉(高32回)、吉澤広和(高32回)、特別世話人:高柳俊男(法政大教授)。

【コース】:渋谷駅ハチ公像前12:40出発
①川本喜八郎人形ギャラリ―(渋谷ヒカリエ)
・NHK人形劇「三国志」などで多くのファンを魅了した人形美術家・川本喜八郎氏は、1990年に飯田市で毎年夏に開かれている人形劇カーニバル飯田で行われた人形劇「三国志」公演を契機に、「三国志」「平家物語」等の人形を飯田市へ寄贈しました。
②原宿キャットストリート
・2012年に前渋谷区長と座光寺自治会長が座光寺産リンゴを植樹し、そのリンゴを使ってシードルを製造・販売しています。毎年10月末の商店会の祭りに、座光寺「パノラマファーム」の数名がキャットストリートを訪れ祭りを応援しています。
・隠田キャットストリート商店会長の大坪昌広氏に、キャットストリートのリンゴ植樹とそれから採れるシードルワイン等について説明を受けました。
太田記念美術館 特別展
・歌川広重の描いた浮世絵はベロ藍(ベルリンブルー)と称される青色絵の具を巧みに用いて、移ろう景色や麗しい花鳥をみずみずしく捉えました。その名作の数々を紹介しています。
④明治神宮本殿西参道鳥居
・本殿を参拝し、西参道鳥居を通って、代々木・新宿へと向かいます。
⑤渋谷区立代々木山谷小学校
・渋谷区と飯田市間で実施している緑交流の記念として、座光寺から寄贈されたりんごの木が校庭の隅に植樹されています。
・飯田市と渋谷区の関係やリンゴの植樹の経緯に詳しい田辺浩一郎氏に、校庭に植えられているリンゴの前で、名調子の説明を受けました。

⑥懇親会場(新宿「三平」) ⇒ 解散
・歴史クイズを楽しんだ後、全員スピーチを行いました。歴史クイズの景品の1、2等は「シードルワイン」でした。               (文責:大原)

◇写 真
◇開催案内・日程定詳細
コース地図
◇座光寺☓表参道_リンゴ交流

第20回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告(詳細)

昨年12月3日に4年ぶりに開催された第19回「飯田ゆかりの地を歩こう会」に続き、今年5月26日(日)に第20回「飯田ゆかりの地を歩こう会」が開かれ、18名(法政大学高柳教授含む男性12名、女性6名)が参加しました。
前回同様に12時30分に江戸川橋駅に集合し、当日は快晴に恵まれる中で、最初の訪問地鳩山会館に向かいました。
【スタッフ】会長:大原直(高21回)、世話役:松原秀幸(高19回)、篠田裕二(高26回)、松村尚哉(高32回)、(吉澤広和(高32回)は欠席)。写真撮影:松原秀幸(高19回)
【テーマ】鳩山会館、細川庭園の庭園美と早大「演劇博物館」から学ぶ

【コース】江戸川橋駅前12:40出発
① 鳩山会館:故鳩山一郎首相が建て、ここを舞台に、自由党(現自民党)の創設が図られ、日ソ国交回復の下準備が検討された。館長は鳩山由紀夫。庭園のバラが素晴らしい。

② カトリック東京カテドラル聖マリア大聖堂:パイプオルガンが荘厳。吉田茂元首相、建物の設計者・丹下健三の葬儀がここで執り行われた。

③ 永青文庫:細川公爵邸の旧事務所で、細川家所蔵の国宝8点、重要文化財32点を含む、約6000点の美術工芸品と48000点の歴史文書を所蔵している。。横山大観や菱田春草の絵などを保存。館長は細川護熙元首相の長男が務めている。

④ 肥後細川庭園:永青文庫下の庭園で、江戸時代の大名屋敷の回遊式泉水庭園の雰囲気を楽しむことができる。日本の歴史公園100選に選定。

⑤ 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館:シェイクスピアの翻訳者坪内逍遥は、明治の初め歌舞伎作者河竹黙阿弥を支え、黙阿弥の娘糸の養嗣子に飯田山本生まれの河竹繁俊を推薦した。河竹繁俊は逍遥の望んだ演劇博物館を早稲田大学内に建設し、昭和9年から定年まで館長を務めた。「稲穂」第7号の特別寄稿に林京平さん(中41回)が「逍遥と黙阿弥と河竹繁俊」を記述している。

⑥ 懇親会場:高田馬場「わっしょい」で打ち上げ。校歌、歴史クイズを楽しんだ後、全員スピーチを行い、「信濃の国」を合唱して18時30分に散会した。

開催案内・日程詳細
見学場所案内
コース地図
写 真