第21回(2024/10/26) 第20回(2024/5/26) 第19回(2023/12/03)
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第 3回(2012 / 5/12) 第 2回(2011/10/23) 第 1回(2011/ 5/22)
※第1回~18回の記録まとめ
※『稲穂』第17号掲載記事:「飯田ゆかりの地を歩こう会」はこうして始まった
「歩こう会」カテゴリーアーカイブ
第20回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告(詳細)
昨年12月3日に4年ぶりに開催された第19回「飯田ゆかりの地を歩こう会」に続き、今年5月26日(日)に第20回「飯田ゆかりの地を歩こう会」が開かれ、18名(法政大学高柳教授含む男性12名、女性6名)が参加しました。
前回同様に12時30分に江戸川橋駅に集合し、当日は快晴に恵まれる中で、最初の訪問地鳩山会館に向かいました。
【スタッフ】会長:大原直(高21回)、世話役:松原秀幸(高19回)、篠田裕二(高26回)、松村尚哉(高32回)、(吉澤広和(高32回)は欠席)。写真撮影:松原秀幸(高19回)
【テーマ】鳩山会館、細川庭園の庭園美と早大「演劇博物館」から学ぶ
【コース】江戸川橋駅前12:40出発
① 鳩山会館:故鳩山一郎首相が建て、ここを舞台に、自由党(現自民党)の創設が図られ、日ソ国交回復の下準備が検討された。館長は鳩山由紀夫。庭園のバラが素晴らしい。
② カトリック東京カテドラル聖マリア大聖堂:パイプオルガンが荘厳。吉田茂元首相、建物の設計者・丹下健三の葬儀がここで執り行われた。
③ 永青文庫:細川公爵邸の旧事務所で、細川家所蔵の国宝8点、重要文化財32点を含む、約6000点の美術工芸品と48000点の歴史文書を所蔵している。。横山大観や菱田春草の絵などを保存。館長は細川護熙元首相の長男が務めている。
④ 肥後細川庭園:永青文庫下の庭園で、江戸時代の大名屋敷の回遊式泉水庭園の雰囲気を楽しむことができる。日本の歴史公園100選に選定。
⑤ 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館:シェイクスピアの翻訳者坪内逍遥は、明治の初め歌舞伎作者河竹黙阿弥を支え、黙阿弥の娘糸の養嗣子に飯田山本生まれの河竹繁俊を推薦した。河竹繁俊は逍遥の望んだ演劇博物館を早稲田大学内に建設し、昭和9年から定年まで館長を務めた。「稲穂」第7号の特別寄稿に林京平さん(中41回)が「逍遥と黙阿弥と河竹繁俊」を記述している。
⑥ 懇親会場:高田馬場「わっしょい」で打ち上げ。校歌、歴史クイズを楽しんだ後、全員スピーチを行い、「信濃の国」を合唱して18時30分に散会した。
◇開催案内・日程詳細
◇見学場所案内
◇コース地図
◇写 真
第19回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告(詳細)
コロナ禍で中断していた「飯田ゆかりの地を歩こう会」が4年ぶりに復活し、去る12月3日(日)に21名(男性18名、女性3名)の参加のもとで開催されました。
過去の歩こう会では午前10時集合でしたが、今回は12時半にJR日暮里駅に集合し、まず谷中霊園を訪ねました。
会長:大原直(高21回)世話役:松原秀幸(高19回)、篠田裕二(高26回)、松村尚哉(高32回)、吉澤広和(高32回)。写真撮影:松原秀幸(高19回)
【テーマ】「博物館の父」田中芳男、「植物学の父」牧野富太郎から明治を偲ぶ
【コース】
①谷中霊園:田中芳男、横山大観、牧野富太郎、徳川慶喜らの墓所を参拝
NHK朝の連続テレビドラマ「らんまん」に登場した牧野富太郎博士(ドラマでは槙野万太郎)、田中芳男博士(ドラマでは里中芳生)がドラマで共演しました。それぞれの墓所を参拝しました。牧野富太郎は土佐出身の植物学研究家で、飯田出身の農商務省(現農林省)官僚の田中芳男の紹介により、矢田部良吉教授(ドラマでは田辺教授)のいる東京大学植物研究室に出入りを許されました。
②谷中銀座:「夕焼けだんだん」を通って、天眼禅寺の太宰春台の墓所を参拝
太宰春台は江戸中期の飯田生まれの学者で、「経済」の言葉を広めました。「信濃の国」校歌にも登場します。
③東京芸術大学:菱田春草や横山大観の師匠である岡倉天心像を見学
④国立科学博物館:恐竜など常設展を見学
【懇親会】:御徒町の中華料理店で貸切りによる2時間の打ち上げ
校歌・応援歌あり、歴史クイズありで楽しんだあと、全員スピーチを行い、18時半終了。
【その他】次回からは「飯田ゆかりの」の冠を外し、新たな装いで「歩こう会」を年1回秋に実施予定。(文責:大原直)