「心のふるさとわが母校」(小木曽豊氏著)出版のご案内

小木曽豊さん(高19回)より出版案内をいただきましたのでご案内します。

著者 小木曽豊氏
署名 「心のふるさとわが母校」
出版社 ほおずき書籍
Amazonで購入可

[推薦者のことば]
伊賀良小学校長を最後に退職後、現在飯田FMでパーソナリティーをしていますが、飯田下伊那の小中学校全64校の校歌を調べ飯田FMで放送し南信州新聞に連載し好評を得て今回の出版に至りました。
ふるさとを離れて暮らす在京の皆様にとっても、母校の校歌を通してそれぞれの小中学校時代を懐かしく思い出すとともに、学校のなりたちや故郷の歴史や特色をあらためて知る貴重な機会となるものとご紹介いたします。
(一九会 代表幹事)  下平 薫 氏(高19回)

[著者のことば]
私は、2018年1月から2020年9月まで、南信州新聞に小論「飯田下伊那小中学校校歌~心のふるさとわが母校~」というタイトルで連載記事を載せてきました。2年あまり過ぎた頃、80才過ぎと思われる読者から「横浜に住んでいるS村出身のNですが、先日南信州に載っていた母校の小中学校の記事を読ませていただきました。70年以上前に遊んだ仲間たちの顔や当時のふるさとの風景が浮かび、久しぶりにふるさとを思い出し泣けました。本当にありがとうございました。」という感想や「今年度開かれる“首都圏S会”で、参加者にこの記事を配布してよいでしょうか。」との問い合わせの電話がありました。

こんなささいな文章が、ふるさとから遠く離れて生活している方々にとっては、まさしく室生犀星の詩“ふるさとは遠くにありて思うもの”の心境で受け止められていることに強い感動を覚えました。私のささやかな一冊を読んでいただいた方々が、母校に想いを寄せ、ふるさとの自然や文化や仲間たちを思い出していただければ、望外の喜びです。

関連ニュース 飯田経済新聞
案内文 出版のご紹介

中澤まゆみさんの新刊『認知症に備える』ご紹介

ノンフィクションライターとして活躍中の中澤まゆみさん(高19回)から、新刊の案内をいただきましたのでご紹介します。

中澤 まゆみ、村山 澄江 共著 『認知症に備える』
自由国民社 (2021/9/29)
著者紹介   表紙

[著者のことば]

全国各地で何度か講演を行ってきた司法書士とライターが一緒に本をつくりました。延べ1300人の認知症関係の相談者をもつ司法書士の村山が、成年後見制度や家族信託、相続などお金にまつわる「そなえ」を、認知症の人の介護者・任意後見人を17年間続けてきたライターの中澤が、「認知症観を変え」「本人に学ぶ」ことで積み重なっていく、知識や心構えなどの「そなえ」について書きました。

認知症になっても安心な暮らしは、お金や法律の面からも事前に備えることができます。知っていれば準備できたのに、知らなかったという理由で対処の選択肢が少なくなってしまう方々の多さを、日々の相談で実感しています。認知症とは何かを正しく読み解き、事前に準備するか、するならどんな準備が必要なのかを自分たちで決められるよう、法律の話と生活の話をバランスよく組み入れました。

認知症観は変わってきたというものの、「認知症はコワイ」「認知症になったら何もわからなくなる」と思っている人たちはまだまだ数多くいます。そうした人たちに向けて法律の現場と医療・介護の現場を知るふたりが,認知症についての正しい知識と「備え」を持つことで「認知症になっても安心して暮らせる社会を、一緒につくっていこうよ」というメッセージを込めて書いた新刊です。

岡村隆臣顧問の歌文集『歳月茫茫』ご紹介

在京飯田高校同窓会で会長を努められた岡村隆臣顧問(高2回)の近著をご紹介します。

岡村隆臣著 歌文集『歳月茫茫』
22世紀アート刊(2021/8/24)、電子書籍

[書籍解説]
―敗戦から戦後七十年まで激動の時代を生きた一人の人間の歩み―

本書は、著者が今まで詠んだ短歌や団体の会報などに寄稿したエッセイをまとめた「歌文集」である。日常生活を記録するように詠まれた短歌は旅行や家族が主なテーマとなっている。また後半はエッセイが記されており、高校時代の校友会誌への寄稿に始まり、同窓会の会報、機関誌への発表作、サラリーマン生活の回顧と、その時代を生きた当時の著者の言葉で書かれている。熱を持ち、訴えかけるその言葉に時の重みを感じる一冊である。

 

考古学者・松村公仁氏の講演会記録のご案内

『稲穂』第16号に寄稿してくださったトルコ在住の考古学者・松村公仁氏(高29回)から同志社大学主催で行われた公開講演会の案内が届きました。
ヒッタイトと最新の発掘状況について、興味深い内容を語られています。

講演会内容ホームページは、こちら
講演内容の動画(YouTube)は、こちら