2021年度(R3年度)在京飯田高校同窓会定時総会報告(オンライン開催)

令和3年11月13日13時から在京飯田高校同窓会定時総会をオンラインにて開催しました。今年の定時総会の幹事学年は高36回生・高46回生で、一年前から準備を進めてきました。定時総会当日は、アルカディア市ヶ谷をオンライン放映のスタジオとして運営しました。昨年の在京飯田高校同窓会は、講演会のみをオンライン開催しましたが、今年は講演会に加えて付議議案4件の審議もオンラインで実施しました。アルカディア市ヶ谷のスタジオには高36回生中心に20名ほどが集まり、100名を超える同窓生がオンラインで参加しました。

定時総会は、矢澤和敏さん(高36回)、加藤淳子さん(高36回)のウィットに富んだ司会で始まり、この1年にご逝去された同窓生への黙祷の後、松原秀幸在京飯田高校同窓会長が「今年度は組織の目的と役割の見える化を行った。来年度は新しい組織・会則に基づき活動を活性化していきたい」と挨拶されました。

続いて総会議長として下枝博之さん(高36回)が選出され、議案の審議が行われました。審議の結果、第1号議案 令和2年度の事業および会計の報告の件、第2号議案 令和3年度の事業計画および予算案の件、第3号議案 在京飯田高校同窓会会則の改定の件、第4号議案 役員改選の件の4つの議案すべてについて、事前の書面決議の結果も含め満場一致で可決されました。

休憩のあと、13時半から茂木立みどりさん(高36回)、柳澤昭浩さん(高36回)の進行により、講演会が行われました。はじめに近畿大学医学部の宮澤正顕さん(高27回)が「新型コロナウィルスの本態とワクチン」というタイトルで、人が持つ免疫反応とワクチンのメカニズムや正しい新型コロナウィルス対策について講演されました。続いて元横浜検疫所所長の北澤潤さん(高36回)が「新型コロナX 検疫の現在・過去・未来」と題して、世界での新型コロナウィルス感染症の状況や検疫体制とダイヤモンドプリンセス号での経験、そしてコロナ禍での子どもたちへのこころの支援について講演されました。講演会の最後は、「私たちのこれからの世界は」をテーマにQ&Aディスカッションに移り、講演者の宮澤さんと北澤さんに加え、飯田市教育長の代田昭久さん(高36回)が加わり、新型コロナウィルス感染に対する誤解と偏見をなくすために、科学リテラシーの必要性や教育のあり方についてディスカッションが行われました。

講演会の後、今年度の学年幹事長の高36回下沢聡夫さんから、来年度の学年幹事長の高37回市瀬誠一さんに幹事学年の引継ぎが行われ、校歌斉唱の後、オンラインでの写真撮影を行い、お開きになりました。

高36回生、高46回生による万全な準備のおかげで、トラブル等のない順調なオンライン総会となりました。(報告:在京飯田高校同窓会事務局長代田秀雄)

■講演会の動画 YouTube(1時間57分)
■写真