第20回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告(詳細)

昨年12月3日に4年ぶりに開催された第19回「飯田ゆかりの地を歩こう会」に続き、今年5月26日(日)に第20回「飯田ゆかりの地を歩こう会」が開かれ、18名(法政大学高柳教授含む男性12名、女性6名)が参加しました。
前回同様に12時30分に江戸川橋駅に集合し、当日は快晴に恵まれる中で、最初の訪問地鳩山会館に向かいました。
【スタッフ】会長:大原直(高21回)、世話役:松原秀幸(高19回)、篠田裕二(高26回)、松村尚哉(高32回)、(吉澤広和(高32回)は欠席)。写真撮影:松原秀幸(高19回)
【テーマ】鳩山会館、細川庭園の庭園美と早大「演劇博物館」から学ぶ

【コース】江戸川橋駅前12:40出発
① 鳩山会館:故鳩山一郎首相が建て、ここを舞台に、自由党(現自民党)の創設が図られ、日ソ国交回復の下準備が検討された。館長は鳩山由紀夫。庭園のバラが素晴らしい。

② カトリック東京カテドラル聖マリア大聖堂:パイプオルガンが荘厳。吉田茂元首相、建物の設計者・丹下健三の葬儀がここで執り行われた。

③ 永青文庫:細川公爵邸の旧事務所で、細川家所蔵の国宝8点、重要文化財32点を含む、約6000点の美術工芸品と48000点の歴史文書を所蔵している。。横山大観や菱田春草の絵などを保存。館長は細川護熙元首相の長男が務めている。

④ 肥後細川庭園:永青文庫下の庭園で、江戸時代の大名屋敷の回遊式泉水庭園の雰囲気を楽しむことができる。日本の歴史公園100選に選定。

⑤ 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館:シェイクスピアの翻訳者坪内逍遥は、明治の初め歌舞伎作者河竹黙阿弥を支え、黙阿弥の娘糸の養嗣子に飯田山本生まれの河竹繁俊を推薦した。河竹繁俊は逍遥の望んだ演劇博物館を早稲田大学内に建設し、昭和9年から定年まで館長を務めた。「稲穂」第7号の特別寄稿に林京平さん(中41回)が「逍遥と黙阿弥と河竹繁俊」を記述している。

⑥ 懇親会場:高田馬場「わっしょい」で打ち上げ。校歌、歴史クイズを楽しんだ後、全員スピーチを行い、「信濃の国」を合唱して18時30分に散会した。

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