第14回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

2017年10月21日(土)、第14回「飯田ゆかりの地を歩こう会」が25名の参加のもとに開かれました。前週の予定を雨天順延したものですが、21日当日も小雨の中を挙行し、牧内雪彦会長(中47回、講談脚本家)の説明を受けながら予定したコースをたどりました。

【コース】目白駅→雑司ヶ谷霊園→護国寺→(昼食)→講談社野間記念館→永青文庫→早稲田駅→(都電)→東池袋三丁目駅→サンシャインビル敷地内東公園→東池袋

【午 前】目白駅から学習院横を通り、千登世橋から雑司ヶ谷霊園へ向いました。
・雑司ヶ谷霊園の主な参拝した墓はつぎのとおり
〇伊澤修二(高遠出身音楽家)
〇窪田空穂(松本出身歌人)
〇その他:金田一京助、夏目漱石、東条英機、小泉八雲、竹下夢二、島村抱月など
・コンパクトだが密度の高い都営霊園でした。その後、道路を挟んだ護国寺へ移動して、本堂 墓地など参拝しました。

【昼 食】音羽の「護国寺」駅界隈のジョナサンなどのファミレスで昼食

【午 後】音羽から関口の坂を上がって、講談社野間記念館、永青文庫へ
・講談社野間記念館では、歴史画展が開かれており、横山大観、中村不折(高遠出身)等の近代日本の画家たちの絵を鑑賞しました。
・永青文庫では、長谷川等伯の絵、細川幽斎等細川家伝来の品々を鑑賞しました。
・早稲田まで下って早稲田駅から東池袋三丁目駅まで都電に乗り、サンシャインビル敷地内の東公園元巣鴨プリズン跡平和の碑をお参りしました。
・その後、打ち上げの東池袋へ向かいました。

【懇親会】東池袋居酒屋「かまどか」で、懇親会を行いました。他の客がいない間に、店の許しを得て、応援歌(5曲)、校歌を斉唱しました。そして、世話役の下島晃さん(高19回)による恒例の歴史クイズで盛り上がり、全員スピーチのあと盛況裏に終了しました。
[文責 大原直さん(高21回)]

詳細案内は、こちら
松原秀幸さん(高19回)撮影の写真は、こちら

第13回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

 2017年5月20日(土)に第13回「飯田ゆかりの地を歩こう会」(会長:牧内雪彦さん(中47回、講談脚本家))が開催されました。

【コース】
 当日は夏のような暑さの中で、36名が新宿駅西口に集合し、新宿駅から京王武蔵野台・本願寺→府中の森公園→明大 内海・島岡ボールパーク→多磨霊園→武蔵小金井駅のコースをたどりました。

【午前】
・まず、新宿駅より京王武蔵野台駅へ向かい、駅に近い本願寺を訪ねました。この本願寺は、徳川家臣旗本の宮崎泰重(阿智村出身)が造営に貢献したもので、泰重と子孫の菩提寺となっています。
・参拝後、再度京王線で武蔵野台駅から東府中駅へ移動し、府中の森公園内で休憩し、それぞれ緑の中で青空昼食を摂りました。

【午後】
・明治大学「内海・島岡ボールパーク」へ移動し、郷土の先輩島岡吉郎監督(高森町出身)の偉業を顕彰した胸像を訪ね、折しも対戦中の明治大学と法政大学の延長戦をひと時観戦しました。
・そのまま徒歩で多磨霊園へ移動し、広大な霊園の中に点在する郷土出身の偉人、先達の方々の墓碑を参拝しました。

<参拝した墓所>:今村力三郎(弁護士、専修大学総長)、中村不折(高遠出身の書家・画家、飯田小学校教師時代菱田春草を教える)、下村観山(菱田春草の友人)、北原白秋(詩人、童謡作家、歌人)、岸田國士(劇作家、小説家、岸田今日子の父)

【打上げ】
・帰路は霊園のバス停からバスでJR武蔵小金井駅まで移動し、駅近くの居酒屋「魚鮮水産」武蔵小金井店で打ち上げを行いました。 
・懇親会では恒例の下島晃さん(高19回)による歴史クイズで盛り上がり、全員のスピーチの後、校歌、応援歌、「信濃の国」を熱唱しました。

案内詳細は、こちら
松原秀幸さん(高19回)撮影の写真は、こちら

第12回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

2016年10月30日(日)に第12回「飯田ゆかりの地を歩こう会」(会長:牧内雪彦さん(中47回、講談脚本家))が開催されました。
当日は今年一番の冷え込みでしたが、34名が10時に上野駅に集合し、浅草寺で参拝してスカイツリーを観ながら墨東(隅田川の東側)を歩くコースをたどりました。行き先々の飯田ゆかりの地で博覧強記の牧内会長の説明を受けながら、予定のコースを同窓生同士で楽しく歩きました。

【コース】上野・浅草そして墨東、向島から木母寺まで
【午前】上野から浅草まで歩く
○海禅寺(旗本近藤家旧菩提寺)、合羽橋から仲見世へ
・海禅寺は江戸前期の信濃近藤藩主であった近藤政成(堀秀政の四男、養父は近藤重勝)の菩提寺
○浅草寺参拝、同境内の「映画弁士塚」の石碑
・映画弁士塚は徳川夢声など、明治大正期の無声映画が活動写真として盛んだった頃の百余名の弁士達の名が刻まれている。
○河竹黙阿弥旧宅跡
・河竹黙阿弥の娘婿が河竹繁俊。河竹繁俊(飯田市山本出身で旧姓は市村)は日本の演劇学者で、早稲田大学演劇博物館館長を務め、演劇史を研究した。

【昼食】「アサヒビール リバーピア」にて

【午後1時】東武線東京スカイツリー駅から東向島駅まで乗車
○秋の向島百花園
・秋の七草の覚え方を「お好きな服は」と教わる
(お:女郎花、す:すすき、き:桔梗、な:撫子、ふ:藤袴、く:葛、は:萩)。
○木母寺(もくぼじ。通称もっぽじ)(梅若塚)を訪ね、「天下の糸平」の大きな石碑を観る。
・田中平八は赤須村(現駒ケ根市)に生まれ、飯田城下の魚屋に丁稚奉公し、染物屋の娘と結婚し、田中家の婿養子となる。紆余曲折を経て、1865年に横浜に「糸屋平八商店」を開業し、生糸・為替・洋銀・米相場で巨利を得て、「天下の糸平」と呼ばれた。没後、1891年に伊藤博文の揮毫による「天下之糸平」の石碑が建立された。

【午後3時30分】東武線鐘ヶ淵駅から、浅草駅を経緯して、銀座線神田駅まで乗車
【午後4時】居酒屋「北海道 秋葉原店」で打ち上げ
・懇親会は33名が参加し、佐々木康夫在京同窓会長(高15回)のご発声で始まり、和気藹々とした雰囲気の中で同窓生同士の絆を深めました。
・恒例となっている世話役の下島明さん(高19回)が作成した歴史クイズを楽しみ、その後全員がスピーチを行いました。最後は応援歌「友よ若木の」と飯田高校校歌を全員で合唱し、歓声の中で散会しました。(文責 大原直(高21回))

案内詳細は、こちら
以下、松原秀幸さん(高19回)が撮影した写真
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第11回「飯田ゆかりの地を歩こう会」報告

当日(2016/5/15)は、絶好の天気に恵まれ、過去最多の46名が参加しました。今回は高37回の女性3名および高52回の女性が参加し、平均年齢はかなり下がりましたが若い人の参加はとても素晴らしいことです。
コースは次の通り:
<武蔵野コース>
10:00 JR吉祥寺駅前に集合し(JR電車の若干の遅れあり)、成蹊学園に向かう。

10:30 成蹊大学では、牧内雪彦歩こう会会長(中47回)の解説を聞きながら、成蹊大学の創立に多大な尽力をした今村繁三の胸像と、中村草田男の句碑を見学する。
・今村繁三は今村銀行や角丸証券(現・みずほ証券)を創立した今村清之助(高森町出身)の次男で、成蹊大学の創立に尽力し、また麒麟麦酒の発起人となった。11th_all

11:00 信陽舎の古島史雄理事長(高11回)の説明を受け、学生寮内を見学する。
・信陽舎は、長野県出身で首都圏に進学する男子学生に、経済的で健全な宿舎を提供し、共同生活を通じて勉学の研鑽と円満な人格形成を目指す公益法人。

13:00 小金井公園で青空昼食を摂る。

14:00 小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に入園し、建物の移築前後の調査・維持管理を業務としている、協同組合 伝統技法研究会代表理事の大平茂男さん(喬木村出身)の説明を聞きながら、1時間半、高橋是清邸など歴史的価値の高い種々の建物を見学した。

15:30 小金井公園横のバス停からバスに乗り、武蔵小金井駅で降りて、近くの居酒屋「魚鮮水産」で打ち上げを行った。

懇親会の冒頭、これまで「歩こう会」を支援してこられ、昨年12月24日に亡くなられた前会長の西村清一相談役(高7回)を追悼するために黙祷し、佐々木康夫会長(高15回)の音頭により献杯を行いました。
懇親会は和気藹々の雰囲気に包まれ、世話役の下島明さん(高19回)が用意した恒例の歴史クイズに沸きました。そして参加者全員のスピーチの後、応援歌、信濃の国、下伊那の歌、そして校歌を全員で合唱しました。
こうして6年目を迎えた第11回「飯田ゆかりの地を歩こう会」は盛況のうちに終了しました。
(文責:大原直(高21回))
案内詳細は、こちらから
松原秀幸さん(高19回)撮影の写真は、こちらから