第14回大会

「在京飯田高校囲碁の会」(平田 達会長)は、第14回飯田高校囲碁大会を2012年3月10日(土曜日)に、東京・市ヶ谷の日本棋院1階C室で開催した。今回は20名の申し込みだったが、当日の交通事情などで欠席もあり18名の参加となった。このためグループ分けせずに各人 4回を戦い、覇を競った。 今まで常連の出席者で、独特の碁風だった高校2期の岩崎尚(出身:松川、市川)5段が最近逝去されたとのお知らせがあった。

今回の初参加は3名。高校9期の石原勲(飯田、横浜在住)2段、高校11期の古島史雄(飯田、横浜在住)5段、高校14期の高木傅(竜丘、東京大田区在住)2段の皆さん。 参加者の内訳は、中学47期3名、高校2期3名、高校5期1名、高校7期4名、高校9期2名、 高校11期1名、高校14期1名、高校15期2名、高校21期1名。

大会は、前回から持ち点制度による対戦となり(初段の基本持ち点は110点)、トランプによる対戦相手決めで4回戦を戦った。その結果―― 優勝は、平田 達5段(中47期)が4勝0敗、前回大会の優勝と並ぶ連覇となった。これは今までにない快記録。準優勝は吉川 毅3段(高7期)、3位金田明夫6段(高7期)、4位大原 直3段(高21期)、5位長谷川捨登3段(高7期)だった。 また、飛び賞として7位:大野勝彦3段(高15期)、10位:石原 勲2段(高9期)が受賞した。

記念撮影の後、表彰式では木村和夫5段(中47期)がプレゼンテーターになり、各賞が贈呈された。優勝者の平田達5段は「大変な奇跡です。しかし、勝利は紙一重でもありました。今後も当飯田高校と言う絆を大切に、この会を盛況にしていきたい」と語った。 その後会場近くの居酒屋に移り、有志による懇親会が和やかに行われた。

第14回大会の成績は次の通り。(順位は点数制により決定)
   ▽優 勝=平田 達5段(中47)4勝0敗
   ▽準優勝=吉川 毅3段(高7)3勝1敗
   ▽第3位=金田明夫6段(高7)3勝1敗
   ▽第4位=大原 直3段(高21)3勝1敗
   ▽第5位=長谷川捨登3段(高7)3勝1敗
   ▽第6位=今村毅夫4段(高15)3勝1敗
   ▽第7位=大野勝彦3段(高15)3勝1敗

★また、「在京飯田高校」第15回囲碁大会は、今秋2012年8月25日(土曜日)に日本棋院3階対局室での開催を予定しています。飯田高校卒業生で囲碁を打たれる方はどなたでも歓迎します。初心者や級の低い方でもかまいません。ぜひご参加ください。
《連絡先》:金田明夫
   ▽〒242-0014  神奈川県大和市上和田1713-5
   ▽電話&FAX  046ー267-5916
   ▽e-mail  kanada-a@jcom.home.ne.jp

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